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“デジタル近居”サービス「ちかく」が2024年度グッドデザイン賞を受賞

PR TIMES / 2024年10月23日 12時15分

「ユーザーセンタードであり続けようとする真摯な姿勢は称賛に値する」と選評



株式会社チカク(以下「チカク」)が開発し、株式会社NTTドコモ(以下「ドコモ」)が提供している“デジタル近居”サービス「ちかく」が、2024年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15422/214/15422-214-8d56aa4ba105d6828a69c597c4b70715-1441x757.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「ちかく」は、離れて暮らす家族が、すぐ近くに暮らしているように感じられるコミュニケーションサービスです。親の家にあるテレビと、子どものスマートフォンで、テレビ電話をお楽しみいただけます(※1)。アプリで親が部屋にいることがわかり、まるですぐ近くで暮らしているかのようにそのまま声をかけ自然に会話をはじめられます。

わが国は超高齢社会に入り、2040年には、1人暮らしの高齢者世帯は約900万世帯にも上るとされています(※2)。スマートフォンの普及が進む一方で、加齢に伴う視力や聴力等の衰えで操作が難しくなっていき、高齢者のデジタル・ディバイドや孤独・孤立といった社会課題も生じてきています。一方で、離れて暮らす親を心配する子どもも多いなか、従来の見守りサービスでは、「監視されているようで嫌だ」という親側の拒否感が、導入の障壁となっていることも弊社の調査でわかっています(※3)。

こうしたことから、カメラやセンサーを使った従来の子ども側からの一方的な見守りサービスではなく、双方向のコミュニケーションを軸に「ちかく」の開発を進めてきました。テレビ電話での気軽な会話を通じ、親の顔色や表情、部屋の様子などの言語化されない暮らしぶりを感じることができます。また、導入の抵抗感を払拭するためのカメラを意識させないプロダクトデザインのほか、使い慣れたテレビを使い、リモコンのボタン一つで簡単に使える操作性やSIMカード内蔵でネット環境が整っていない家でもすぐに利用できるところも特長です。
デザインのポイント
●リモコンのボタンを押すだけで、テレビの大画面で家族の顔を見ながら会話できる
●「見られている」「見ている」という親子双方の心理的負担を軽減するサービス設計とプロダクトデザイン
●SIMカード入りで、ケーブルをテレビにつなぐだけですぐに使いはじめられる

審査員の評価
離れて暮らす家族間のリモートコミュニケーションソリューションである。特に高齢者の利用にフォーカスされデザインされているが、一番の驚きは、プロダクト自体に一切のボタンがなく、電源ボタンすらない点である。またSIMカードも購入時にすでに内蔵されており、本当に電源を差すだけで、一切の設定をすることなくサービスを利用できる。またこのかわいい家をモチーフにしたデザインも、高齢者のデジタル製品に対する抵抗感を少しでも和らげるために考えられたデザインであり、どこまで行ってもユーザーセンタードであり続けようとするデザイナー、開発者の真摯な姿勢は称賛に値する。


今後もチカクは、超高齢社会におけるさまざまな社会的課題の解決に向け、革新的なサービスを開発・提供してまいります。


(※1)子側は専用の「ちかく」アプリをダウンロードする必要があります。親側のテレビはHDMIを接続できる必要があります。
(※2)「令和5年版高齢社会白書」(内閣府)より。
(※3)チカクによる親が1人暮らしをしている子ども世代へのインタビュー調査(2022年12月~2023年4月。サンプル数54)
プロダクトデザイナー
石井聖己
SEIKI DESIGN STUDIO代表。 富士通デザイン株式会社を経て2012年に京都にてSEIKI DESIGN STUDIO設立。デザインを通して、表面化している課題の解決だけでなく、将来に渡る本質的な課題解決や持続可能な価値創造の実現を目指している。
【受賞歴】 iF DESIGN AWARD, Good Design Award / GOOD DESIGN BEST 100, ほぼ日作品大賞 / 銀賞, James Dyson Award / 国内最優秀賞, MUJI AWARD 04 / 入選その他受賞多数


株式会社チカク
チカクは“シニア・ファースト”を掲げ、「高齢者も使える」ではなく、「高齢者が使える」プロダクトを追求しているエイジテック(高齢者向けテクノロジー)スタートアップです。
スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信し、インターネット環境やスマートフォンがない高齢者でもテレビで視聴できる「まごチャンネル」を開発・販売。
また、NTTドコモとの協業で、離れて暮らす親の在室状況をスマートフォンアプリから確認でき、そのまま手軽にテレビ電話で話すことができる“デジタル近居”サービス「ちかく」を開発しています。(2024年5月より全国のドコモショップで販売中)
・代表取締役:梶原健司
・所 在 地:東京都渋谷区東2-14-7
・設   立:2014年3月12日

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