スウェーデン Dirac Research社とDirac Liveのライセンス契約を締結、Dirac Live(R)音質・音場補正技術をホームAV機器に採用予定
PR TIMES / 2020年9月10日 14時45分
オンキヨー&パイオニア株式会社(所在地:東京都墨田区、代表取締役社長:宮城 謙二)は、スウェーデンDirac Research社とDirac Live(R) のライセンス契約を締結したことをお知らせします。Dirac社の提供するDirac Liveは、マイクで測定された音響データによりオーディオ機器と視聴する部屋の音響特性を分析し、その結果を基にリスニング環境を最適化する音質・音場補正技術です。このDirac Liveソリューションのライセンス供与を受け、今後様々な製品・サービスにこの音質・音場補正技術の搭載を推し進めていく予定です。
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Dirac Liveとは、マイクで測定された音響データによりお客様がお使いのオーディオ機器と視聴する部屋の音響特性を分析し、その結果を基にリスニング環境に最適化された最上級の視聴を実現する音質・音場補正の技術です。Dirac社の優れた音場補正技術と当社のホームシアターやオーディオ製品の融合により、お客様のいかなる視聴環境にかかわらず、ソフトウェアとハードウェアの両面から、常に最高の音響・音場の提供が実現いたします。
特に、アメリカ市場を中心とするお客様のご要望に応じて建築やスマートな設置を行うカスタムインストールビジネスにおいて、視聴する部屋とは違う場所にAV機器を設置する場合でも、最適な音響補正を遠隔操作にて行うことができ、手軽で正確な設定が可能となります。 またDirac Liveアプリケーションと当社のコントローラーアプリの統合により、初めて音場補正を行う方でも簡単に調整が行えるようになります。
Dirac Live採用は当社のホームAVビジネスやカスタムインストールビジネスのさらなる成長のステップになると考えております。
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■Dirac Liveの特長
Dirac Liveは、マイクで測定された音響データによりオーディオシステムと部屋の音響特性を分析し、この結果を基にリスニング環境の理想の音響モデルを構築して、補正ポイントとして実際の音響特性との差異を抽出します。 次に、音の立ち上がりの特性を示すインパルス応答を理想的に補正可能なDirac社独自の混合位相補正フィルターを生成し、音の定位感を示す時間特性と、低域・高域の音量バランスを示す周波数特性の両者に対し、物理的な音響特性だけでなく、音響の知覚特性も考慮して最適な補正を行います。 このフィルターの生成には測定により得られた音響データに対する膨大な演算が必要となりますが、Dirac社のサーバで演算処理を行うことでAV機器単体では難しい処理を実現しています。 また、複数のリスニングポイントにおける測定・補正も可能で、多様な視聴環境においても非常に広いエリアのスイートスポットを実現できます。 この結果、音のステージング、明瞭さ、ディテールなどを損なうことなくリスニングエリア全体の音響特性を改善し、一人で音楽に没頭する場合や複数人で映画を楽しむような場合でも目の前でライブパフォーマンスが広げられているような、或いはあたかも自分が映画のシーンに居るような臨場感を再現し、最高の視聴体験を提供できます。
■Dirac Research社について
Dirac Research社は、「誰もがより良い音を出す権利を持っている」という信念のもとに設立されました。スウェーデンを拠点とする同社はデジタルオーディオを最適化し、あらゆる環境でより良いリスニングのための音作りを行っています。特許取得済みの音質改善技術は、モバイル、ゲーム、VR / AR、ヘッドフォン、自動車、住宅および商用AVなどに及び、様々な環境での音の改善を実現しています。また、プロ用途に信号処理のための業界で最も強力なオーディオツールパッケージを製造しています。 スウェーデンのウプサラに本社を置き、中国の深圳、北京、上海にオフィス、デンマークのコペンハーゲンに研究開発施設、ドイツ、日本、韓国、アメリカに拠点をおいて事業を展開しています。
Dirac Research社のwebサイト:www.dirac.com
*「Pioneer」および「Pioneer」ロゴはパイオニア株式会社の商標であり、ライセンスに基づき使用されています。
*Dirac™、Dirac Live™およびDirac「D」シンボルはDirac Research社の商標です。
以上
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