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人気シリーズ第5弾! 書籍『バーチャル・エンジニアリングPart5 バーチャルモデルで変貌したモノづくりが世界を席巻する』発売

PR TIMES / 2023年9月26日 10時45分

なぜ、日本ではデジタル化が進まない!?世界ではデジタル化によるモノづくり革命は終わりを迎えたという事実



日刊工業新聞社(代表取締役社長:井水治博 本社:東京都中央区)は、書籍『バーチャル・エンジニアリングPart5 バーチャルモデルで変貌したモノづくりが世界を席巻する』を9月28日に発売します。
人気シリーズの第5弾!今回は製造業というモノづくりを全般的にとらえながら、金型業界にもクローズアップします。世界ではデジタル化が進み、「革命的」なものから普及段階に入っているにも関わらず、日本ではデジタル化が進みません。日本のモノづくりが面している危機的状況を解説します。
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量産化というコピーシステム。マスターがデジタルになった


機能、品質を統一させた製品を大量に生産する量産化。このビジネスには基本となるマスターが必要です。このマスターは実物であり、マスターから金型を制作して量産化していました。
現在、このマスターが「リアルなモノからデジタルのモデル」に代わっているのです。マスターがデジタル化することで職人の技の必要性や、生産地の価値といったものが見直され、どの場所でも同じ品質のものが生産できます。
こうした背景の中、同じ形状を生産するために必須である金型は、製造業の中でも、世界の中でもどういった立ち位置にあるのでしょうか。転換点を迎えた金型ビジネスに目を向けます。

世界ではデジタル社会基盤の変革を終えている


世界に目を向けてみると、産業育成政策として政府が中心となり技術開発を行う研究機関の設立など、新たな仕組みを構築しています。日本ではこうした動きが見られません。
デジタル化に向けた日本が抱える課題と、その解決策について論じます。

日本のモノづくりに問われる覚悟とは


シリーズ5作目となる本書は三部構成です。
第一部では、日本での量産化の歴史を見つめながら、日本が得意とした「ワザ」が現在のデジタル化の遅れの要因になっている点を解説します。
第二部では、金型業界で活躍してきた著者による、金型ビジネスのリアルな姿を追います。日本が置かれた厳しい立場を理解しながら、その打開策にも言及します。
第三部では、世界で進むバーチャル・エンジニアリングの動きを捉えます。その動きと日本の現状を比較し、課題を追求します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/33323/216/resize/d33323-216-39158a8e9e8be31caff9-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/33323/216/resize/d33323-216-f1f6e8c8141334f47236-2.jpg ]

目次


第一部 日本のモノづくりとデジタル技術が交差する地点
第一章 俯瞰すると見える「コピー生産」というモノづくり
第二章 量産というコピーシステム
第三章 モノづくりのデジタル化は本当に必要なのか
第四章 デジタルデータのコピーマスターは新しい話ではない

第二部 変化を捉える力“ダイナミック・ケイパビリティ”
第五章 競争力が弱くなり稼ぐ力を失った日本の金型業界
第六章 生き残りをかけた競争に勝つために

第三部 取り残された日本のモノづくり
第七章 欧米で高度化するバーチャルエンジニアリング環境
第八章 日本の歩んできた道と、歩むべき道
第九章 日本の製造業が急ぐデジタル化
第十章 緊迫感に覆われた日本のモノづくり改革

書籍情報


定価:(本体1,800円+税)
仕様:四六判、並製、224頁
ISBN:978-4-526-08292-4
発行:日刊工業新聞社
発行日:2023年9月28日

著者紹介


内田 孝尚(うちだ たかなお)
1953年生まれ。神奈川県横浜市出身。横浜国立大学工学部機械工学科卒業。博士(工学)。1979年株式会社本田技術研究所入社。2018年同社退社。MSTC主催のものづくり技術戦略Map検討委員会委員(2010年)、ものづくり日本の国際競争力強化戦略検討委員会委員(2011年)、国土交通省主催の船舶産業の変革実現のための検討
会委員(2023年)、機械学会“ひらめきを具現化するSystems Design”研究会設立(2014年)および幹事を歴任。現在、理化学研究所 研究嘱託、東京電機大学工学部非常勤講師、機械学会フェローを務める。雑誌・書籍などマスメディアや、日本機械学会等のセミナーを通じて設計・開発・モノづくりに関する評論活動に従事。
著書『バーチャル・エンジニアリング』(2017年)『ワイガヤの本質』(2018年)『バーチャル・エンジニアリングPart2』(2019年)『バーチャル・エンジニアリングPart3』(2020年)雑誌『機械設計』連載「バーチャルエンジニアリングの衝撃」(2019年1月―2020年6月)同誌連載「普及が拡がるバーチャルエンジニアリング」(2021年1月―12月)『バーチャル・エンジニアリングPart4』(2023年3月、いずれも日刊工業新聞社)雑誌『FOURIN 世界自動車技術調査月報』連載「バーチャルエンジニアリング」(2021年2月から、FOURIN)。

鈴木 渉(すずき わたる)
1979年生まれ。千葉県木更津市出身。2005年横浜国立大学大学院工学府システム統合工学専攻 修士課程修了。住商情報システム株式会社(現SCSK株式会社)を経て、2011年にオートフォームジャパン株式会社に入社。AutoForm製品各種のプリセールスや技術サポート、営業の経験を積む。その後、シミュレーションを活用した金型準備プロセス短縮のためのプロセス改革コンサルティングを開始し、プロセス改革により生み出される価値の最大化を支援。2019年取締役副社長、2022年7月より代表取締役社長に就任。パートナーとして日本製造業の競争力強化に貢献することをミッションとして自社組織力の成長を図っている。経営学修士。

【問い合わせ】
日刊工業新聞社
書籍編集部  03(5644)7490
販売・管理部 03(5644)7403

日刊工業新聞社オフィシャルサイト「Nikkan BookStore」
https://pub.nikkan.co.jp/book/b10033817.html
Amazon商品ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4526082929/

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