【銀座 蔦屋書店】現代アーティスト・森洋史 国内で1年半ぶりの個展「MORYGON KEWPIE」を11月27日より開催。初の立体作品・映像作品など新作を発表。NFT作品も初公開。
PR TIMES / 2021年11月16日 11時15分
銀座 蔦屋書店(東京都中央区 GINZASIX 6F)は、森洋史による個展「MORYGON KEWPIE」を銀座 蔦屋書店GINZA ATRIUMにて開催いたします。期間は2021年11月27日(土)~12月8日(水)。
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概要
森洋史は、古典やポップ・アートの名画、またアニメやマンガ、ゲームからの引用といった既存のイメージを組み合わせてパロディを仕掛けた作品を制作。それらを通して、アートにおける“オリジナル"とは何かを追求しています。
国内では1年半ぶりの個展開催となる本展では、初となる立体作品と映像作品を展開する新シリーズ「MORYGON KEWPIE(モリゴンキューピー)」を発表いたします。VR(ヴァーチャル・リアリティ)黎明期に見られたポリゴン(多角形)描画のイメージと、馴染み深いマスコットであるキューピー人形を掛け合わせた作品を、立体、版画、映像の複数のメディアによって展開します。
また映像作品は、日本画とアニメ絵を組み合わせた「Japanesque」シリーズを映像化した意欲作も発表されます。
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さらに、新たな試みとして、「MORYGON KEWPIE」「Japanesque」から展開される2つの映像作品は、NFTアートにも展開をいたします。NFT作品は、株式会社FRMのマーケットプレイス「XYZA」(https://xyza.io)で販売を予定しています。
これらのほか、待望の新作ペインティングも発表をいたします。
森洋史の新たな展開をぜひご覧ください。
特設サイト|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/23382-1702111112.html
※展示内容は変更となる場合があります。
新シリーズ「MORYGON KEWPIE」
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ミラーボールのように磨きこまれた鏡面多角形の集合体がキューピー人形の姿を形づくる立体作品は、これまで森が作品内で参照してきたゲームやアニメなどの空想・仮想現実のイメージを極限まで抽象化した「データと形象の中間物」として提示されます。
あらゆる方向からの光を受け止め反射する現実の形象として私たちの眼前に立ち現われ、さらに同モチーフが映像作品、そしてNFT作品として2次元空間やデータ世界に再帰していくことで、シリーズ全体が現実とネットが混然となった今日の時代をシミュレート/パロディするよう構成されています。
アーティストステイトメント
国内で一年半ぶりの個展です。前回の個展はCOVID‑19感染拡大によって会期が1週間で中止となってしまいました。
仕方のないことですが、やはり多くの皆様に作品を見ていただきたかったので今回はそのリベンジマッチに
当たると思っています。
この一年半のあいだに世の中の様子はかなり変わってしまい、例えば日常生活レベルで言えばリモートで何か
をする時間がこれまでより圧倒的に増えました。そのようなネットとリアルが完全に混ざり合った生活の中で、
状況を私なりにアートでシミュレートできないかというのが今回の新作を考えた発端です。とはいえ私の仕事
は幼い頃に慣れ親しんだ数々のサブカルコンテンツやポップ・アートを引用し作品を作ることに変わりありません。
個展タイトルにある「MORYGON」は、私の名前とポリゴン(Polygon)を掛け合わせたダジャレです。
「ポリゴン」とは90年代にゲームなどで一般的になった3Dモデリングのことで、物の形を直線的な多角形に置
き換えて立体的に再現するコンピューターグラフィックスの手法ですが、当時のテレビゲームにはポリゴンの
角ばったキャラクター達が溢れていて、今となっては技術的に稚拙だけれども、当時は立体的に表現された画
面に驚かされました。
今回、誰もが知る可愛いキューピー人形を90年代のポリゴン風に仕上げましたが、当時のゲームのようにそれを画
面の中だけにとどめておくのではなく、現実の素材感を感じられる立体物としても造形しました。それは結果
的にはネットと現実が混ざり合う今日の状況とリンクしているような感覚を持っています。あるいはゲーム会
社でデザイン原画のドット絵起こしをしていた自分としては、デジタルとアナログを行き来することに抵抗感
がなく、むしろ心地よさすら感じています。
NFTアートなどはまだまだ行方が定まらないのは確かですが、それさえもシミュレーションの対象になり得る
のではないかと考えています。過去のイメージを掘り起こし最新の工業テクノロジーを駆使しつつ、古今東西
の文化をこき混ぜることによって出来上がるアート、私の軽薄さや節操の無さが織りなす異物感が熟成するこ
とで、オリジナリティとして確立出来ないか模索しています。
(森洋史)
アーティスト・プロフィール
森洋史(もり・ひろし)
1977年 東京都生まれ
2013年 東京藝術大学大学院美術研究科油画技法・材料修士課程修了
【主な個展】
2021年 "Dot X Square" WK GALLERY、北京、中国
2020年 "MOSHA" 銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM、GINZASIX 6F、東京
2019年 "hyperfabric" 愛でるギャラリー祝、帝国ホテルプラザ、東京
2018年 "Metafiction" 銀座 蔦屋書店 アートウォールギャラリー、GINZASIX 6F、東京
2018年 "LAUGHING QUIETLY TO MYSELF" Art Experience Gallery、香港、中国
2017年 "project N" 東京オペラシティアートギャラリー 4Fコリドール、東京
2017年 "LITTLETOPIA" Art Lab TOKYO、東京
作品販売について
銀座 蔦屋書店店頭にて、11月27日(土)11:00より販売いたします。
一部エディション作品(立体・版画)は、アートECサイト「OIL by 美術手帖」にて販売します。詳細は特設サイトを御覧ください。
特設サイト|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/23382-1702111112.html
※プレセールスで一部商品は完売している可能性があります。
※お渡し・お届けの時期が、作品により異なる場合があります。詳細は特設サイトを御覧ください。
※NFT作品は株式会社FRMのプラットフォームXYZA(https://xyza.io)で販売予定です。こちらのお問い合わせについては、当店ではお答えしかねますので、ご了承くださいませ。
展覧会詳細
森洋史個展「MORYGON KEWPIE」
会期|2021年11月27日(土)~12月8日(水)
開場時間|11:00~20:00
会場|銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM
問い合わせ|03-3575-7755(営業時間内)/info.ginza@ccc.co.jp
入場|無料
主催|銀座 蔦屋書店
協力|株式会社オビツ製作所、株式会社FRM、STUDIOアカランタン、dod株式会社
特設サイト|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/23382-1702111112.html
銀座 蔦屋書店
本を介してアートと日本文化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案します。
[画像5: https://prtimes.jp/i/58854/216/resize/d58854-216-a56dc6f5ba90ac3f9628-0.jpg ]
住所|〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
電話番号|03-3575-7755
営業時間|店舗ホームページをご確認ください。
ホームページ| https://store.tsite.jp/ginza/
Facebook|https://www.facebook.com/GINZA.TSUTAYABOOKS/?ref=bookmarks
Twitter|https://twitter.com/GINZA_TSUTAYA
Instagram|https://www.instagram.com/ginza_tsutayabooks/
CCCアートラボ
私たちは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中でアートに関する事業を行う企画集団です。「アートがある生活の提案」を通じてアートを身近にし、誰かの人生をよりハッピーにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、専門的なアプローチで企画提案を行います。
https://www.ccc-artlab.jp/
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