フリースケールのアナログ・システム・ベース・チップ、TUV SUDによるISO 26262機能安全認証で最高レベルの評価を取得
PR TIMES / 2015年10月7日 13時32分
超高信頼性のMC33907およびMC33908 のアナログICにより、 厳格なASIL Dランクに準拠する車載製品を高い費用対効果で開発することが可能に
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、MC33907およびMC33908のアナログ・システム・ベース・チップ(SBC)が世界で最も権威のある自動車安全の認証機関の1つからISO 26262の機能安全認証でASIL Dの評価を受けたことを発表しました。機能安全に関する第三者認証機関として広く知られたTÜV SÜDにより実施されたこの認証により、フリースケール製品は最も厳格な自動車安全の要求レベルを満たすことが認められました。
MC33907/MC33908 SBCは、32ビット・マイクロコントローラとのシームレスな動作によりADAS(先進運転支援システム)、サスペンション、トランスミッション、エンジン・マネジメント、トルク制御、およびバッテリ・マネジメント・システムなどの自動車安全の高度な整合性が要求される幅広いアプリケーションにスケーラブルな電源ソリューションを提供します。さらに、システムレベルの堅牢性を備えた機能安全システムを開発し、同時に高効率のDC/DCスイッチング・レギュレータ技術の統合によりシステム全体のエネルギー消費を削減することが可能になります。
フリースケールの上席副社長兼アナログ&センサ部門担当ジェネラル・マネージャであるジェイムズ・ベイツは、次のように述べています。「この評価は、コスト、サイズ、時間の高い目標を達成することが常に要求される車載製品の各メーカーでも厳格な機能安全の要件を満たせるようにするためのサポートを提供する、フリースケールの取り組みを実証するものです。フリースケールのSBCを利用すれば、OEM各社はASIL D指標を満たすための複雑な作業に手間をかけずに、製品投入を迅速化することが可能になります。」
MC33907/MC33908 SBCは、システム・メーカーがより簡単にさまざまな機能安全基準への準拠を達成できるようにすることを目的としたフリースケールのSafeAssureプログラムの製品です。このプログラムは、機能安全の導入をサポートするように最適化されたフリースケールのハードウェアとソフトウェアのソリューション、および豊富なツール・セットを提供します。SafeAssureのハードウェア開発プロセスは、ASIL Dランクの機能安全システムの開発に関するISO 26262規格に準拠することが認証されています。
TÜV SÜDオート・サービスGmbHのグローバル・ストラテジー&オペレーション・オートモーティブ担当副社長であるAndreas Bärwald氏は、次のように述べています。「私たちは、MC33907およびMC33908のアナログICの設計機能と、最も厳格な自動車安全アプリケーションでの使用を認証する機能安全の技術報告書をフリースケールに交付しました。これは業界として承認したことの証明であり、各自動車メーカーは安心して費用対効果に優れた手段を導入し、アプリケーションに要求される安全レベルを確実に達成することができます。」
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、セキュアな組込みプロセッシング・ソリューションによって”Internet of Tomorrow”(モノのインターネットの先にある、よりセキュアなIoTソリューション)を実現します。フリースケールのソリューションは、より革新的で、世界を繋ぎ、私たちの生活をシンプルで安全なものにします。また、世界的な企業の役割として、次世代のイノベータを育むために、科学・技術・工学・数学(STEM)教育に貢献することを約束します。詳細は、http://www.freescale.com/のWebサイトをご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマーク、SafeAssureはFreescale Semiconductor Inc.,Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれの所有者が権利を保有しています。(C)2015フリースケール・セミコンダクタ・インク
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