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日本のLGBTQI+労働者のパルスサーベイ分析。Z世代の31%が自分のセクシュアリティや性自認が原因で退職した経験。

PR TIMES / 2024年7月4日 13時45分

日本を含む世界7か国のLGBTQI+労働者のパルスサーベイを実施。日本の雇用主はインクルージョンに改善の余地が高く、退職を引き起こす可能性も

総合人材サービスを提供するランスタッド株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 猿谷哲)は本年4月から5月にかけて.日本を含む世界7か国*¹のLGBTQI+*²労働者のパルスサーベイを実施し、調査結果をホームページにて公開しておりますが、日本の詳細動向解説が加わったバージョンを7月3日より追加して公開いたします。世界7か国の企業等で働くLGBTQI+当事者2,000人以上(日本は350名)の意見からまとめたレポートで、LGBTQI+労働者が職場での働きやすさやキャリア形成をどのように感じているか解説しており、日本の雇用主は世界と比較し、働きやすさを向上する取り組みを改善する余地が大きいことを指摘しています。



Z世代の46%が職場での差別に直面し、31%が自分のセクシュアリティや性自認が原因で退職した経験
日本は職場でセクシュアリティや性自認について話すことに抵抗がないと回答した人が、この度調査をした7か国の中で最も低い34%(7か国平均49%)でした。世代別で見ると、Z世代は42%と、ミレ二アル世代の27%をはじめその他の世代との間に開きがあり、上の世代よりもオープンにすることに対する抵抗が低い結果となっています。一方で、Z世代の46%(日本の平均は34%)が職場での差別に直面した、31%(日本の平均は23%)が自分のセクシュアリティや性自認が原因で職場に居心地の悪さを感じ、仕事を辞めた経験があると回答しています。

他国と比較し、包括性に改善の余地が大きい日本の雇用主の取り組み
LGBTQ+労働者の雇用主や所属する組織の状況について聞いた5つの項目で、日本は各国の平均を下回る評価となっており、企業のインクルージョンへの取り組み・姿勢には改善の余地が大きいことを示しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/4185/217/resize/d4185-217-3a552f0020eee87709ea-0.png ]


ランスタッドCHRO ヨス・シュットのコメント
[画像2: https://prtimes.jp/i/4185/217/resize/d4185-217-dabd3b9bf4ff8d3135ec-1.png ]

日本におけるLGBTQI+の認知と理解は着実に拡大しています。一方で当レポートが明らかにしているような課題も 多く存在します。安心して働けることの条件である、アイデンティティーの包括的な肯定がない職場環境では、まずその障害を乗り越える労力を必要とするため、能力を発揮できず、仕事でも最大限貢献することができません。
世界の中でもひときわ早く人材不足に直面している国であることからも、すべての人が本来の能力を発揮できる公平な職場作りを実現することは日本の企業にとっての優先課題です。

「ランスタッド・ワークモニター LGBTQ+労働者のパルスサーベイ」は 下記からご覧ください。
日本語版:右記からダウンロードできます https://services.randstad.co.jp/download/form/workmonitor2024q2
英語版(オリジナル): LGBTQ+パルスサーベイ英語版 https://www.randstad.com/press/2024/one-in-three-lgbtqi-workers-believe-their-sexuality-gender-identity-has-negatively-affected-their-career/

*¹ オーストラリア、フランス、ドイツ、日本、オランダ、英国、米国
*² LGTBQI+:Lはレズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシュアル、Tはトランスジェンダー、Iはインターセックスの頭文字をとった単語で、ほか、さまざまなセクシャリティを持つ人々を表すセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称のことです。Qはクィアやクエスチョニングの頭文字を取っています。

■ ランスタッドの会社概要
[社  名] ランスタッド・エヌ・ヴィー
[設  立] 1960年10月
[代  表] サンダー・ヴァント・ノールデンデ、ホルヘ・バスケス
[所 在 地] オランダ
[従業員数] 46,000人
[売  上] 3兆9,949億円(254億2,600万ユーロ) 2023年度実績(12月決算)
(人材サービス業として世界最大*³)
[資 本 金]  7,384億6400万円(47億ユーロ) 2023年12月末時点
[事 業 所] 世界39の国と地域
[事業内容] 総合人材サービス
[URL] https://www.randstad.com/
(1ユーロ157.12円換算/ 2023年12月末時点)
*³Staffing Industry Analysts 2022、人材サービス企業売上ランキングより

■ ランスタッドについて
ランスタッドは、世界で最も公平で専門性を備えた人材サービス会社になるというビジョンを掲げる人材業界のグローバルリーダーです。人材不足の世の中にあっても、人材に寄り添う真のパートナー(Partner for talent)として、4つの専門分野(オペレーショナル/ プロフェッショナル/ デジタル/ エンタープライズ)を通じクライアント企業が成功するために必要な、高品質で多様性に富んだ柔軟な労働力の実現を支援します。また人々が有意義な仕事につき、それぞれが適切なスキルを身につけ、職場に目的と居場所を見出す手助けをします。ランスタッドが創造する価値を通じて、誰もにとってより良い、より持続可能な未来の実現に貢献します。

オランダに本社を置くランスタッドは、39の国と地域(市場)で事業を展開しており、約40,000人の社員が働いています。2023年には、200万人の人々の就職を支援し、254億ユーロの収益を上げています。ランスタッドN.V.はユーロネクスト・アムステルダムに上場しています。詳細は、ウェブサイトをご参照ください。 www.randstad.com

■ Award/表彰ほか
Great Place to Work(R) Institute Japanより「働きがいのある会社」に2年連続認定(2023年9月)

LGBTQ+に関する取組み評価指数「PRIDE指標」の最高位「ゴールド」を3年連続受賞

ランスタッドNVとしてダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス(DJSI)
プロフェッショナルサービス部門 9年連続選出(人材サービス企業として唯一)

「D&Iアワード2023」より最高評価のベストワークプレイスに2年連続認定 (2023年12月)



■ ランスタッドのホワイトペーパーとコンテンツ
ランスタット゛・エンフ゜ロイヤーフ゛ラント゛2023 https://services.randstad.co.jp/ebr

ランスタット゛ワークモニターレホ゜ート (下記のリンクよりダウンロードいただけます)
https://services.randstad.co.jp/download/workmonitor/2023-form

ランスタット゛法人向けフ゛ロク゛「WorkforceBiz」 https://services.randstad.co.jp/blog

ランスタット゛個人向けコンテンツサイト「キャリアHUB」 https://www.randstad.co.jp/careerhub/



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