メドピア、日医工と業務提携し、かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」の共同拡販を推進
PR TIMES / 2019年11月12日 18時5分
「kakari」加盟店に対する新事業の展開に向け、共同出資会社の設立も検討
メドピア株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 CEO:石見 陽)は、日医工株式会社(本社:富山県富山市、代表取締役社長:田村 友一、以下日医工)と業務提携契約を締結し、日医工が保有する営業網を活用して、当社のかかりつけ薬局化支援サービス「kakari」の共同拡販を推進することを決定いたしました。また、本提携によって「kakari」加盟店基盤の構築を加速化すると共に、「kakari」加盟店に対する、両社の経営資源を活用した共同事業展開についても検討を開始いたします。
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業務提携の背景・目的
2015年10月に政府が策定した「患者のための薬局ビジョン」で、「門前からかかりつけ、そして地域へ」という指針が掲げられて以降、薬局は、調剤などの「対物業務」から、服薬支援など患者との「対人業務」へと中心業務を転換することを求められてきました。また、現在臨時国会で審議中の医薬品医療機器等法(薬機法)改正案においても、薬局・薬剤師に関する制度の見直しとして、薬剤師に「服用期間を通じて、必要な服薬状況の把握や薬学的知見に基づく指導を実施すること」(服薬期間中のフォロー)の義務化が見込まれ、この転換が一層加速することが予想されます。
当社は “Supporting Doctors, Helping Patients.”をミッションに、医師12万人(国内医師の3人に1人)が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer」を中心に事業を展開してきました。創業来、医師を支援してきた一方で、今後の医療において重要な役割を担うべく変革を迫られている薬局を支援することを目的に、2019年6月より、かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」の提供を開始いたしました。以降、「kakari」加盟店基盤の早期確立を目的に、薬局との接点および営業網を有している企業との連携を模索してまいりました。
日医工は、1965年の創立以来、健康な生活を願う人々の期待に応えるため、経済性に優れた医療用医薬品の製造販売事業などを展開し、国内最大規模のジェネリック医薬品メーカーとして業界をリードしてきました。国内後発医薬品(以下GE)市場では金額シェア10%強を占め、全国の支店に所属する300名を超えるMRを通し、59,000店に上る国内の薬局のほぼ全てに対して接点を保有しています。また、2019年5月に発表した中期計画「NEXUS∞(ネクサスエイト)」では「事業領域のさらなる深化/進化」を掲げ、様々なビジネスパートナーとの戦略的提携を通した事業領域の深化/進化を推進しております。
こうした背景のもと両社は、互いの経営資源を活用することにより、早期に「kakari」加盟店基盤を構築するとともに、「kakari」加盟店に対する、両社の経営資源を活用した新たな共同事業の展開について検討を開始することを合意いたしました。
共同事業の概要
両社の経営資源を活用することで、以下の取り組みを実施する予定です。
1. 「kakari」販売パートナーシップ
日医工が保有する全国の薬局への営業網を活用した「kakari」の共同拡販
2. 「kakari」加盟店に対する新たな共同事業の展開
「kakari」加盟店に対する、両社の経営資源を活用した新規サービスの共同構築・展開
※本事業推進の基盤として、共同出資会社の設立を今後検討して参ります。
3. 医師・薬剤師コミュニティサイトを活用したGEマーケティングの展開
両社の経営資源を活用したGEマーケティング事業やGE開発スキームの検討
参考:かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」について
「kakari」は、「いつもの薬局を、あなたの“かかりつけ薬局“に」をコンセプトに、既に来局されている患者さんの「かかりつけ化」を支援するサービスです。薬局と患者さんをつなぐ患者さん向けスマートフォンアプリと薬局向けの薬局システムから成り、患者さんにとっては薬局をもっと便利で安心して利用できるように、薬局にとっては患者さんのリピーター化(かかりつけ化)につながるよう、以下の機能を提供しています。
1. アプリを開くとホーム画面いっぱいに「かかりつけ薬局」を表示
「kakari」は、薬局がかかりつけ薬局となるために、店頭で患者さんに勧めていただくアプリです。患者さんはアプリをダウンロードして、加盟薬局の専用コードを入力するだけ。アプリを開くたびにホーム画面いっぱいにかかりつけ薬局の情報が表示され、すぐにお薬相談や処方せん送信ができます。
2. 「服薬フォロー支援」と「お薬相談/CRM」機能で、来局後も患者さんを継続サポート
患者さんへの服薬期間中のフォローが、システムでの事前設定だけで、アプリを通じて簡単に実施できます。さらに、患者さんはいつでも薬剤師にチャットでお薬相談ができ、調剤後の薬局による継続サポートを実現します。チャット機能は、イベントのお知らせなど、薬局から患者さんにメッセージを送るCRM機能としても利用いただけます。
3. 「処方せん送信/店頭チェックイン」機能で、待ち時間を解消
患者さんは病院で処方せんをもらったら、アプリを開いてすぐに、簡単な操作でかかりつけ登録をした薬局に「処方せん送信」でき、薬局での待ち時間を削減できます。また、病院からすぐ近くの門前薬局を利用する場合には「店頭チェックイン」機能で、薬の仕上がり時の連絡をアプリで受け取れます。
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<「kakari」が実現する姿>
薬局の「かかりつけ化」とは、患者さんが薬をもらう調剤薬局を一つに絞ることです。「kakari」は、薬局と患者さんがつながる様々な機能によって、その薬局に通いたくなる立地以外の「利便性」と「安心」を提供することで、患者さんが自らの意思で一つの薬局を「かかりつけ薬局」として選ぶことを実現します。
【日医工株式会社の概要】
法人名:日医工株式会社
所在地:富山県富山市総曲輪1-6-21
設立:1965年7月
代表者:代表取締役社長 田村 友一
事業内容:医薬品、医薬部外品、その他各種薬品の製造販売輸出入等
循環器官用薬、消化器官用薬、呼吸器官用薬、中枢・末梢神経系用薬他、約1,200品目
URL:https://www.nichiiko.co.jp/
【メドピア株式会社の概要】
会社名:メドピア株式会社
所在地:東京都中央区銀座6-18-2 野村不動産銀座ビル11階
設立:2004年12月
代表者:代表取締役社長 CEO 石見 陽(医師・医学博士)
事業内容:医師専用コミュニティサイト「MedPeer」の運営、その他関連事業
URL:https://medpeer.co.jp
◆本プレスリリースに関するお問い合わせ先
メドピア株式会社 広報担当
電話:03-4405-4905
メール:pr@medpeer.co.jp
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