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「アーカイブを作るーアーティスト、田村友一郎さん」

PR TIMES / 2017年3月23日 10時50分

アーツコミッション・ヨコハマでは若手アーティストをサポート。フェローアーティストによる報告会を開催します!

2016年から開始されたアーツコミッション・ヨコハマでは横浜から世界へ発信する若きアーティストたちの発掘と育成を目的とし「創造都市横浜における若手芸術家育成助成 クリエイティブ・チルドレン・フェローシップ」を開始しました。
3月24日には、3人のフェローアーティストによる、報告会を開催します。



次世代を担う若手芸術家を横浜で育成・発信
「クリエイティブ・チルドレン・フェローシップ」とは?
「クリエイティブ・チルドレン」とは、横浜市が文化芸術創造都市のさらなる推進を図るべく、子どもたちの創造性を養うと共に、多様な文化芸術を継承、発展、創造する次世代の人材育成プロジェクトです。
その構想に基づき、今年から横浜から世界に芸術文化を発信するアーティストを育成し、そのキャリアアップを支援するための助成制度を開始しました。 今回は「クリエイティブ・チルドレン・フェローシップ」アーティスト紹介、第3弾として田村友一郎さんのインタビューをご紹介します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/14302/221/resize/d14302-221-813016-0.jpg ]

アーカイブを作るーアーティスト、田村友一郎(たむら ゆういちろう)
テーマを深く掘り下げるのはどのアーティストでも行うことだが、「僕の場合はreserch(調べる)ではなく、serch(探す)。深さよりも広く横に繋がるものを探していきます」と語る田村さん。横浜での区切りの年に今までを振り返ってアーカイブを作る。現在行われている個展の一画、田村博物館ともいえるスペースで、話を聞いた。
(※「創造都市横浜」http://yokohama-sozokaiwai.jp/ より抜粋)

[画像2: https://prtimes.jp/i/14302/221/resize/d14302-221-981588-1.jpg ]


3月11日から4月22日まで、東京の品川にあるユカ・ツルノ・ギャラリーで田村友一郎さんの個展が開かれている。タイトルは「G」。引力gravity、地球、土地を表すgeo-、知恵のgenius、ドイツ語の霊、精神という意味のgeistなどの頭文字から取っている。このようにタイトルには複数の意味が込められており、みるみるうちに繁殖するニューロンのごとく、生まれ出た連想と発想によって作り上げた多様な新作を見事にまとめている。

ギャラリーには大小の部屋があり、大きな方には新作が主に並び、小さな部屋には田村さんの過去作品の断片的なオブジェが並んでいる。そんな小さな田村博物館の中央に置かれているのが、現在田村さんが住んでいる熱海の地形の模型だ。自宅から20km四方を50cm四方にまとめた1/43000のジオラマで、40kgのコンクリート製。
[画像3: https://prtimes.jp/i/14302/221/resize/d14302-221-882007-3.jpg ]


このジオラマには『仮)現在地/you are here』とタイトルがついているが、仮というのは住まいのことではなく、その地殻が今でもかすかに動いているからである。普段は樹脂で作られるジオラマをコンクリート製にしたのは、コンクリートの原料となる石灰は、地殻変動によって南にあった珊瑚の死骸などが運ばれて堆積したものであるから。


地質学的にも熱海を選んだことに不思議な縁を感じ、現在の自分の居場所を表しているという以外にも、このジオラマが意味していることがある。側面には過去の堆積によって生まれる地層が幾重にも見えているが、それはすなわち自分の歴史のメタファーでもあるということだ。

「地層が過去の作品のひとつひとつだとも考えられるわけです」

[画像4: https://prtimes.jp/i/14302/221/resize/d14302-221-713645-2.jpg ]


横浜での区切りの年にアーカイブに取り組む田村さん。「昨年は横浜で作品を発表できたし、今年は横浜での研究生活が終わります。今までを振り返って、整理するタイミングなのかなと。こういう風に過去作品を取り出してみると、立体感があって、傾向などにも気づくことができる。またどのように次に進んでいくかも自ずとわかるような気がしています」

どんなアーカイブという名の作品が出来るのか楽しみです。
インタビューの全文は「創造都市横浜」http://yokohama-sozokaiwai.jp/ をご覧ください!



田村友一郎さん、武田力さん、渡辺篤さん名のフェローアーティストによる報告会を開催します!

平成28年度 創造都市横浜における若手芸術家育成助成クリエイティブ・チルドレン・フェローシップ
フェローアーティスト・報告会

アーツコミッション・ヨコハマでは、次世代育成を目的としたアーティスト個人への支援する助成制度を平成28年度より開始しました。今回は初年度となる今回採択された3名のアーティスト達による報告会を開催します。
≫詳細はコチラ ⇒ http://acy.yafjp.org/grants

日時:2017年3月24日(金)13:15~17:00
場所:横浜みなとみらいホール レセプションルーム(横浜市西区みなとみらい2-3-6 6階)
   ※事前申込み制となります。
    傍聴をご希望の方は acy@yaf.or.jp にメールにてお申し込みください。

【フェローアーティスト】
武田 力(舞台芸術)(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000210.000014302.html
田村友一郎(美術)
渡辺篤(美術)(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000178.000014302.html

※公益財団法人横浜市芸術文化振興財団は、アーツコミッション・ヨコハマ(ACY)を通じて、文化芸術のもつ創造性を活かしたまちづくり「文化芸術創造都市・横浜」の推進のため “アーティスト・クリエーターに選ばれる都市・横浜”をめざして創造環境づくりを行っています。平成29年度は、3つの助成プログラムを実施します。詳細はこちら!http://acy.yafjp.org/grants/raise/raise.html 皆さんからの申請お待ちしています!


[画像5: https://prtimes.jp/i/14302/221/resize/d14302-221-287412-4.jpg ]

アーツコミッション・ヨコハマとは?
横浜市芸術文化振興財団のプロジェクトのひとつです。横浜市の掲げる 「文化芸術創造都市・横浜」の取り組みを基にアーティスト、クリエーターの支援を通じ、その力を街に活かすと共に、クリエイティブな活動と街のプロモーションを行っています。http://acy.yafjp.org/

※アーツコミッション・ヨコハマ(ACY)は、(公財)横浜市芸術文化振興財団が横浜市文化観光局の補助金を受けて運営する事業です。(横浜市中区山下町2産業貿易センタービル1F)

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