エボラ緊急援助:使途指定寄付の募集を再開

PR TIMES / 2014年10月10日 12時45分

国境なき医師団(MSF)日本は、西アフリカにおけるエボラ出血熱対策の活動資金を補うため、使途をエボラ対策に指定した寄付の募集を本日より再度開始する。

今回の募集は本年7月に続く2度目。7月の募集では1億5000万円の寄付が寄せられ、緊急に必要な資金めどがついたことで受付を一旦終了していた。しかし、エボラ流行の拡大はその後も止まらず、MSFの活動費は膨らみ続け、治療施設の増設など、今後もしばらくは活動の継続・拡大が必要と判断し、2015年までの活動費用を新たに算出した。その結果、総額1億1500万ユーロ(約157億円)の資金が必要なことが判明し、MSF日本からは2014年内に新たに3億5000万円の資金調達を目指すこととなった。




<ご支援のお願い――MSF日本事務局長 ジェレミィ・ボダン>

MSFは、西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネにおけるエボラ出血熱の感染拡大当初から最前線で多数の患者を治療し、流行の深刻さを国際社会に訴えてきました。

MSFの医療・人道援助活動の大部分は、個人の皆様からの寄付というご厚意によって成り立っています。エボラの流行が早期に治まることを願っていますが、MSFでは団体の43年の歴史の中でも、今回の活動に必要な資金は緊急援助活動としては最大規模になるであろうと見込んでいます。MSFは、上述の3ヵ国に加えて現在はナイジェリア、セネガル、コンゴ民主共和国でもエボラの対応にあたっており、合計3000人以上の医師、看護師、その他の専門家が活動に携わっています。これまでに受け入れた患者数は3200人を超え、投入した物資は550トン余りに及びます。

本年7月、MSF日本はエボラ緊急援助活動のための寄付を皆様にお願いしました。その結果、大変多くの方々からご協力をいただき、当初目標としていた5000万円を大きく上回る1億5000万円ものご支援をいただくことができました。ここであらためて心からの感謝を申し上げたいと思います。

その後、緊急に必要な資金の目途がついたため、使途をエボラ関連活動に指定した寄付の受付は一旦終了しました。しかし、エボラウイルスの流行拡大はその後も止まらず、MSFの活動費は膨らみ続けています。各国・各団体も流行国での対策にようやく乗り出していますが、今なお隔離治療施設が足らず、エボラ患者の受け入れが進みません。MSFはすでに対応能力の限界まで力を尽くしていますが、喫緊の課題としているエボラ治療センターの増設など、今後まだしばらくはMSFによる活動継続が必要とされると予想し、2015年までの活動費用を新たに算出しました。

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