1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

withコロナで「テレワーク定着する」73.3% テレワークの運用に欠かせないのは、適切な「目標設定」? 社員は「目標の達成度」に応じた評価を求めている…。

PR TIMES / 2020年7月21日 17時40分

~withコロナの働き方と人事評価に関する調査~

 人事評価クラウドで企業の働き方改革を支援する株式会社あしたのチーム(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高橋恭介、以下「あしたのチーム」)は、全国の従業員数5名以上300名未満の企業に勤める300名(※対象者詳細は後述)を対象に、「withコロナの働き方と人事評価に関する調査」を実施いたしました。その結果、感染予防対策をしながらコロナウイルスと共存していく“withコロナ”の世の中では一般的にテレワークが定着すると考える方が73.3%で、テレワークの可能性を想定した今後の働き方では「予め設定した目標に対する達成度」で仕事ぶりを評価してほしいとの考えが最多であることがわかりました。



■あしたのチーム 人事の調査:「withコロナの働き方と人事評価に関する調査」
URL:https://www.ashita-team.com/news/20200721-2/


withコロナの働き方と人事評価に関する調査トピックス

《Withコロナの働き方について》
■“withコロナ”の世の中では、新型コロナウイルス流行前と比べて一般的にテレワークが定着すると思う 73.3%
■選べるなら、コロナ収束後もテレワークしたい 78.6%

《withコロナの働き方と人事評価について》
■テレワーク時、仕事ぶりをどう評価してもらえるか不安に感じた人は20歳代が多く、58.8%を占める。
■テレワークでの評価方法として望むのは「予め設定した目標の達成度」で、55.2%が最多。

《勤務先の新型コロナ関連の対応についての評価》
■勤務先がとった新型コロナ関連の対応への社員の評価は「対応スピード」、「身体的・精神的安全性」、「感染
 拡大防止に有効」のいずれも、「良かった」「やや良かった」をあわせた割合が6割超。
■しかし、いずれかで「やや悪かった」「悪かった」と回答した人の2割以上が新型コロナ関連の対応をきっかけ
 に離職・転職を考えたことも明らかに。社員の安全や世の中への影響を考慮しない会社に不信感がつのったか。


調査概要

1. 調査の方法:インターネット調査
2. 調査対象者:全国の従業員数5名以上300名未満の企業に勤める正社員で、新型コロナウイルスに関する全国緊
急事態宣言発令時(2020年4月16日~5月25日)にテレワークを経験し、現在勤務先でテレワー
クが認められており週3日以上テレワークをしている方・現在勤務先でテレワークが認められてお
らず出社している方、20~49歳の男女
3. 有効回答数:300人(現在勤務先でテレワークが認められており週3日以上テレワークをしている方:150人、
現在勤務先でテレワークが認められておらず出社している方:150人)
4. 調査実施日:2020年7月3日(金)~2020年7月6日(月)


1. テレワークでの生産性について

1. テレワークで自律的に働くことができたか
あなたはテレワークをした際、自律的に働くことができましたか。(単数回答) n=300

[画像1: https://prtimes.jp/i/25661/224/resize/d25661-224-586367-0.png ]

 テレワークをした際に、自律的に働くことができたか聞いたところ、「できた」30.3%、「ややできた」39.7%と、7割の方が自律的に働くことができたと考えていることがわかりました。


2. withコロナの働き方について

1. 一般的にテレワークが定着すると思うか
あなたは“withコロナ”の世の中では新型コロナウイルス流行前と比べて一般的にテレワークが定着すると思いますか。(単数回答) n=300
※ここで言う“withコロナ”とは、新型コロナウイルスの感染拡大がまたいつでも起こる可能性があり、感染予防対策をしながら新型コロナウイルスと共存していく状況を指します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/25661/224/resize/d25661-224-918587-1.png ]

 有効なワクチンが開発されるまで、一人ひとりが感染予防対策をしながら新型コロナウイルスと共存していく“withコロナ”の世の中では、新型コロナウイルス流行前と比べて一般的にテレワークが定着すると考える方が、「そう思う」27.0%、「ややそう思う」46.3%をあわせて73.3%となりました。定着すると考える理由は「出社しなくても仕事ができるとわかった人が多いと思うから。今の時代に合っていると思うから。(36歳女性/東京都)」、「今まで対面でしなければならないと思っていた常識が崩れることになったから。(47歳男性/京都府)」、「いつ増加するかわからないリスクに備え、業務を滞りなく遂行する必要がある。(25歳女性/神奈川県)」、定着しないと考える理由は「限られた一部の業種や職種のみで一般に定着とまではいかない。(43歳男性/京都府)」、「日本企業の体質。(46歳女性/東京都)」といった回答がありました。

2.  今後もテレワークをしたいと思うか
あなたは働き方を選べるなら、新型コロナウイルス収束後もテレワークをしたいと思いますか。
(単数回答) n=300

[画像3: https://prtimes.jp/i/25661/224/resize/d25661-224-250034-2.png ]

 働き方を選べるなら、新型コロナウイルス収束後もテレワークをしたいと思うかを聞きました。全体では「そう思う」42.3%、「ややそう思う」36.3%と、感染拡大防止に関わらずテレワークをしたいと考える方が78.6%となりました。緊急事態宣言解除後の現在、勤務先でテレワークを認められているかで比較をすると、現在勤務先でテレワークが認められており週3日以上テレワークをしている人では、「そう思う」「ややそう思う」をあわせた割合が91.4%と9割を超えました。現在勤務先でテレワークが認められていない人では「そう思う」「ややそう思う」をあわせた割合は66.0%となっています。

3. 今後テレワークをしたい理由
あなたが働き方を選べるなら、新型コロナウイルス収束後、テレワークをしたいと思うかに対し「そう思う」
「ややそう思う」と回答した理由をお答えください。(自由回答) n=236

●満員電車を利用せずに済み通勤ストレスから解放されるから。(35歳男性/埼玉県)
●通勤時間がなくなり、電話にも邪魔されず、かなりストレスフリーに仕事ができたから。(32歳女性/愛知県)
●通勤する必要がないし、オフィスの家賃も払わなくていいので、会社も従業員もwin-winになると思った。
 (24歳女性/埼玉県)
●育児、親の介護、自然災害など様々な理由で出社が困難になるケースが考えられ、企業は常に柔軟な働き方を
 社員に提供すべきであると思う。(38歳男性/茨城県)
●状況に合わせて自由な勤務スタイルが根付いてほしいし、いい意味で成果主義を貫ける。 
 (44歳男性/東京都)
●人の目に触れないからこそ、自律的に仕事をしなければという危機意識が高くなり、だらだらした時間の使い方
 をしなくなる。(40歳女性/東京都)
●通勤時間が本当に無駄だと思ったから。通勤時間を家事や自分の時間に充てることが出来て、ワークライフバラ
 ンスがとても整ったと思ったから。(33歳女性/東京都)
●家族との対話時間が増えるため。(48歳男性/岐阜県)

  新型コロナウイルス収束後も感染拡大防止に関わらずテレワークをしたい理由を見ると、「通勤時間がない」ことの時間的・精神的なメリットを実感している方が多いことがわかりました。また、これを機に個人の状況に合わせた柔軟な働き方としてテレワークが根付いてほしいという回答も多く挙げられました。テレワークは社員がサボらないか不安という経営者も多いのではと考えられますが、テレワークを経験した社員からは、テレワークだからこそ緊張感が増し、自律的に働けるという意見もありました。

4. 今後テレワークをしたくない理由
あなたが働き方を選べるなら、新型コロナウイルス収束後、テレワークをしたいと思うかに対し「そう思わない」「あまりそう思わない」と回答した理由をお答えください。(自由回答) n=64

●会社でデータを見ながら仕事をしなくてはならないため。(44歳男性/神奈川県)
●対面営業が主なため。(42歳男性/神奈川県)
●相手の目を見て話をしたい。(44歳女性/大阪府)
●田舎ではネットワークが発達していないから。(30歳女性/島根県)
●生活リズムや切り替えがしやすい。(39歳女性/東京都)

 新型コロナウイルス収束後にテレワークをしたくない理由は、営業職や管理系業務など仕事内容がテレワークに向かない、出社しないとできない業務があるといった回答が多く挙げられました。今回の外出自粛によるテレワークで不便を感じた企業でも、内容によってはクラウドやビデオ会議システムの導入により問題を解決できる部分もありそうです。地方のネットワーク環境の悪さも挙げられましたが、“全国一斉テレワーク”の経験を機に今後の通信環境整備が期待されます。また、生活リズムが作りやすいなど、出社することの良い面も回答されました。


3.withコロナの働き方と人事評価

1. テレワーク時に仕事ぶりの評価について不安を感じたか
あなたはテレワークをした際、仕事ぶりをどう評価してもらえるかについて不安を感じましたか。
(単数回答) n=300

[画像4: https://prtimes.jp/i/25661/224/resize/d25661-224-634026-3.png ]

 テレワークをした際に、テレワークでの仕事ぶりをどう評価してもらえるか、不安に感じたかを聞いたところ、「感じた」13.3%、「やや感じた」36.7%、「あまり感じなかった」34.3%、「感じなかった」15.7%となりました。20代では「感じた」「やや感じた」をあわせた割合が他の年代より多く、約6割となりました。社歴やキャリアの浅い20代は一人でうまく仕事を進められなかったり、成果のアピールの仕方がわからなかったりして、不安を感じたのかもしれません。

2. 今後テレワークを想定してどのように仕事ぶりを評価してほしいか
あなたがテレワークを経験し、また今後もテレワークになる可能性があると想定した場合、どのような観点で仕事ぶりを評価してほしいと思いますか。(複数回答) n=223 ※「特にない/わからない」と回答した方を除く

[画像5: https://prtimes.jp/i/25661/224/resize/d25661-224-848302-4.png ]

 あしたのチームが2020年4月に全国の週1日以上テレワークを行っている正社員男女を対象に行った「テレワークと人事評価に関する調査」(https://www.ashita-team.com/news/20200420-2/)では、部下の人事評価をすることがある管理職の73.7%が「テレワーク時の部下の人事評価はオフィス出社時に比べて難しい」と回答、その理由は1位「勤務態度が見えないから」72.6%、2位「成果につながる行動(アクション数、内容等)を細かく把握しづらいから」67.1%でした。人事評価をする側もされる側も、勤務態度や行動が見えないテレワークでの評価の難しさや不安を経験したことでしょう。
 その経験から、今後もテレワークになる可能性があると想定した場合、どのような観点で仕事ぶりを評価してほしいと思うか聞きました。その結果、最も多い回答は「予め設定した目標の達成度」55.2%となりました。

3. テレワークで成果を出すために重要だと感じたこと
あなたがテレワークを経験し、テレワークでも成果を出せるようになるために重要だと感じたことをお答えください。(複数回答) n=243 ※「特にない/わからない」と回答した方を除く

[画像6: https://prtimes.jp/i/25661/224/resize/d25661-224-493205-5.png ]

 テレワークで成果を出せるようになるために重要だと感じたことは、同率1位「チームの密なコミュニケーション」・「個人の事情に合わせてフレキシブルに業務を行える仕組み・制度」37.9%、3位「業務マネジメントの強化」32.1%、4位「会社が社員に求める結果を明示すること」28.8%となりました。前問で目標達成度による人事評価を求める声が多くありましたが、会社が社員に求める結果を示した上で社員個々が目標設定をすると、その達成に向けて取り組むことで会社が求めるレベルの成果につながると考えられます。勤務態度や行動が見えないテレワークだからこそ、「業務マネジメントの強化」の観点でも、社員の目標設定がより重要になるのではないでしょうか。


4.勤務先の新型コロナ関連の対応についての評価

1. 勤務先の新型コロナ関連の対応はどうだったか
あなたはお勤めの会社の新型コロナウイルス関連の対応についてどのように感じましたか。(単数回答) n=300

【対応のスピード感】

[画像7: https://prtimes.jp/i/25661/224/resize/d25661-224-948544-6.png ]


【身体的・心理的に安全性を感じられる内容であったか】

[画像8: https://prtimes.jp/i/25661/224/resize/d25661-224-141444-7.png ]


【感染拡大防止に有効と思われる内容であったか】

[画像9: https://prtimes.jp/i/25661/224/resize/d25661-224-503134-8.png ]


 勤務先の新型コロナウイルス関連の対応について、社員の“評価”を聞きました。全体で「良かったと思う」「やや良かったと思う」の合計が最も高いのは「感染拡大防止に有効と思われる内容であったか」75.7%、最も低いのは「対応のスピード感」61.0%となりました。また全項目において、現在テレワークが認められていない人は現在テレワークが認められて行っている人に比べて「良かったと思う」の回答割合が低くなっています。

2. 新型コロナ関連の対応がきっかけで離職・転職を考えたことがあるか
あなたはお勤めの会社の新型コロナウイルス関連の対応をきっかけに離職・転職を考えたことがありますか。
(単数回答) n=140 ※【4-1.】でいずれかに対し「やや悪かったと思う」「悪かったと思う」と回答した方のみ

[画像10: https://prtimes.jp/i/25661/224/resize/d25661-224-549751-9.png ]

 前問で「対応のスピード感」、「身体的・心理的に安全性を感じられる内容であったか」、「感染拡大防止に有効と思われる内容であったか」のいずれかに対し「やや悪かった」「悪かった」と回答した方に、勤務先の新型コロナウイルス関連の対応をきっかけに離職・転職を考えたことがあるか聞いたところ、「ある」と回答した方は22.9%となりました。有事の際の対応を見て、会社に疑問を感じたのかもしれません。

3. 新型コロナ関連の対応がきっかけで離職・転職を考えた理由・エピソード
あなたがお勤めの会社の新型コロナウイルス関連の対応により、離職・転職を考えるに至った理由やエピソードをお答えください。(自由回答) n=50 ※勤務先の新型コロナウイルス関連の対応により離職・転職を考えたことがあると回答した方。なお【4-1.】の回答結果に関わらない。

●以前から転職を考えていたが、会社の方針が時代遅れなので。(38歳男性/静岡県)
●決定が遅く、対応も後手後手。(49歳女性/東京都)
●現在テレワークが原則認められておらず、不安を感じるため。一時的なテレワーク導入時も対応がとても遅く、
 かなり不安になったため。(31歳女性/東京都)
●まだ、テレワークでもいいはずなのに、出社を要請されるので。(43歳男性/神奈川県)
●会社は社員の健康や働きやすい職場を考えていないから。(49歳男性/東京都)
●テレワークになったら人事評価が厳しくなり、給与もどうなるか見えないため。(36歳女性/東京都)
●各人の果たしている役割を評価できない上層部、部下を信頼しない上層部。(42歳男性/東京都)
 
 新型コロナウイルス関連の対応により、離職や転職を考えたことが「ある」と回答した方に、詳しい理由を聞いたところ、対応の遅さや、感染リスクがある中で出社させることへの不信感などが挙げられました。


報道関係者様へ

■引用・転載時のクレジット表記のお願い
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「あしたのチームが実施した調査結果によると…

※本リリースに記載の百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計が100%とならない場合があります。
また複数回答可の設問があるため、合計100%を超える場合があります。


セミナー情報

 あしたのチームでは、ご自宅のPCからでも簡単に参加できるオンラインセミナーを開催中です。
急速に広まったテレワークにどのように対応したらよいのか?
成果を重視した納得感の高い人事評価制度とはどのようなものなのか?
今の時代に求められるノウハウを無料公開しておりますので、お気軽にご参加下さい。

1. テレワークでもできる!~間接部門の人事評価のポイント~
 営業のように直接売上を作り出すことのない間接部門。しかし、能力の差によって会社への貢献度は大きく異なります。
 テレワーク開始により “成果” に重きをおく企業が増えるなか、「間接部門の “成果” とは何なのか?」「どのような基準で測ったらよいのか?」にポイントを絞り解説致します。直接部門・間接部門に関係なく、頑張っている人を適切に評価できる仕組みを作りたい。そんな企業様はぜひご参加ください!

▼お申込みはこちらから
2020年7月30日 (木) 10:30~12:00
https://www.ashita-team.com/seminar/20073013/

2. ジョブ型評価を実現する為に何をすべきか?
~withコロナにおける新しい目標管理の仕組み~
 withコロナ時代において、テレワークは新しい働き方として定着しつつあり、それに伴い企業側には遠隔で働く社員の評価ができないという新たな課題が浮かび上がってきています。
仕事の成果で評価し、処遇する仕組みを整えていく必要がでてきているのです。

 日本に旧来から浸透している「年功制」、いわゆるメンバーシップ型の人事制度を根底から見直し、ジョブ型の制度に変えていくためには、何をしたら良いのか?
 全国3,000社以上の人事評価を手掛けたあしたのチームが具体的な手法をお伝えします。

▼お申込みはこちらから
2020年8月4日 (火) 14:00~15:30
https://www.ashita-team.com/seminar/20080413/


会社概要

会社名 :株式会社あしたのチーム
代表取締役:高橋恭介
本社所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 11F
事業内容 :・報酬連動型人財育成プログラム「ゼッタイ!評価(R)」 
   ・人事評価クラウド「あしたのクラウド™HR」
・目標設定プログラム「あしたの履歴書(R)︎」
資本金 :5億4510万円(資本準備金含む)
設立 :2008年9月25日
HP :https://www.ashita-team.com/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください