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エフセキュア、シンクロノス社にyounitedパーソナルクラウドを売却 - セキュリティ分野を強化

PR TIMES / 2015年2月12日 10時1分

契約の一環として、両社はベストオブブリードのパーソナルクラウドとセキュリティサービスの通信事業者向け販売に協力します。

2015年2月4日ヘルシンキ発 - 本社発表資料抄訳

契約の一環として、両社はベストオブブリードのパーソナルクラウドとセキュリティサービスの通信事業者向け販売に協力します。

エフセキュアは、自社のパーソナルクラウドサービスであるyounitedを、通信サービスプロバイダ向けのクラウドサービスおよびソフトウェアベースアクティベーションの世界大手であるシンクロノス社に売却することに合意しました。取引価格は現金で6,000万米ドルです。この取引によってエフセキュアは、サイバー攻撃が増加し続けている時代において、コアビジネスであるクラウドベースのセキュリティおよびプライバシー保護に再び重点を置いて取り組むことができるようになります。

契約の一環として、エフセキュアとシンクロノス社は、ベストオブブリードのパーソナルクラウドおよびセキュリティサービスの携帯電話通信業者や固定電話業者向けの販売で協力いたします。シンクロノス社がエフセキュアのセキュリティ製品を、シンクロノス社製のパーソナルクラウド製品に統合して販売できるようになることで、エフセキュアは自社のセキュリティおよびプライバシー保護製品を世界中の主要な通信事業者に販売する機会を得ることができます。これにより、エフセキュアとシンクロノス社を併せると、北米・南米・ヨーロッパ・アジア太平洋地域における世界の大手通信事業者のほぼ100%近くにサービスを提供することになります。両社がサービスを提供可能な消費者市場の規模は、35億人を超えます。

エフセキュアのyounitedは個人ユーザや企業が安全に写真、動画、ドキュメントなど、さまざまなデジタルコンテンツをオンラインで保存、シェアすることのできるクラウドサービスを提供するものです。エフセキュアの社長兼CEOであるクリスチャン・フレデリクソンは次のように述べています。「当社のパーソナルクラウドサービスはこれまで成功を収めており、引き続き魅力のある分野です。しかし、サイバー攻撃が一層複雑化すると同時に、私たちがますますモノのインターネット(IoT)でつながるようになってきている状況の中、当社はセキュリティ分野への取り組みを強化することに真のニーズを見出しました。エフセキュアのワンタッチのセキュリティとプライバシー保護アプリであるFreedomeは、当社製品の中で成長著しい個人ユーザ向け製品ですが、当社は人々の生活やビジネスを最新のクラウドベーステクノロジーで守ることのできる、このようなイノベーションをさらに生み出すことができることに喜びを感じております。」

シンクロノス社との売買契約は、2015年2月末までに最終合意に至る見込みです。

*エフセキュアの社名、ロゴ、製品名はF-Secure Corporationの登録商標です。
*本文中に記載された会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

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