【報道参考資料】バルカン半島洪水 被災した人は220万人以上 地雷や不発弾の露出を強く警戒 ユニセフ情勢レポート

PR TIMES / 2014年5月23日 15時52分

セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ ユニセフ情勢レポート



※本信は ユニセフ・セルビア事務所、同ボスニア・ヘルツェゴビナ事務所の情報を
日本ユニセフ協会が翻訳・編集したものです
※原文は http://bit.ly/1qZqbqs でご覧いただけます


【2014年5月21日 ベオグラード(セルビア)、サラエボ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)発】

■被害状況

<セルビア>
・5月20日時点で、被災した人は120万人(うち子どもは約21万人)
・約3万2,000人が避難、うち2万4,000人は最も被害が大きかったベオグラード市内の
オブレノヴァツの住民
・避難者のうち、6,000人はベオグラード市当局が用意した43の避難所(ホテル、スポーツ
施設など)に避難
・そのほかの人は、親類や友人宅へ避難
・避難所にいる人の大部分はロマの住民で、その多くは洪水で家や持ち物を失っている
・現在死亡・行方不明になっている人は少なくとも22名、水が引けば犠牲者数は増える見込み
・被害が最も大きかったのは、セルビア西部と中央部でコルブラ(Kolubara)郡、マチュバ
(Macva)郡、モラヴィツア(Morava)郡
・これらの郡の大きな町の中には、ロマの住民が多い場所も。オブレノヴァツだけでも、
ロマのコミュニティー20カ所が流失
・サヴァ(Sava)川、ダヌベ(Danube)川の水位は上昇しており、オブレノヴァツからの
避難者増加の可能性
・両河川の水位は、今後48時間以内に最高位に達するとみられ、堤防が決壊する恐れがある
・道路とインフラにも深刻な被害が出ており、多くの場所で地滑りが発生
・いまだアクセスが寸断されている地域もあり、支援活動が困難に
・5月20日時点で、セルビアで最も被害が大きかった地域では、150の学校が休校に


<ボスニア・ヘルツェゴビナ>

・大雨により、北部、東部、中央部で被害が出ており、過去120年間で最悪の被害
・ボスナ(Bosna)、サヴァ(Sava)、ヴルバス(Vrbas)川とその支流の水位が
高くなった
・報道によると、国内で2,000以上の地滑りが発生
・直接的または間接的に被災した人は100万人以上で、4万人が避難
・報告されている死者数は32名、被災した子どもはおよそ25万人
・被災地では農地(3,000ヘクタール)、ビニールハウス、収穫、農機具、家畜などに
大きな被害
・被害を受けた、または恐れのある住居は10万棟以上、被害を受けた学校や保健センター
などの公共施設は230以上
・ボスニア・ヘルツェゴビナ当局は、地滑りで1992-1995年の紛争時の不発弾や地雷が
地中から出てくることを強く警戒
・ボスニア・ヘルツェゴビナ政府、ブルチコ行政区、スルプスカ共和国は国家非常事態
を宣言
・被災地では都市部も農村部も水没しており、電力や通信手段が絶たれている
・バンジャ・ルカ(Banja Luka)では、8,500人が電力を使えないまま
・道路、橋の被害も大きく、国内の約30%が寸断された状況
・首都サラエボも被害が出ているが、他の地域に比べると被害はやや少ない

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