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バイオミメティクス技術開発第二弾、クジラのヒレから着想を得たボルテックスジェネレーターダクトを開発

PR TIMES / 2020年3月23日 15時5分

オンキヨー株式会社(所在地:大阪府東大阪市、代表取締役社長:大朏 宗徳)は、クジラのヒレの構造から着想を得た低ノイズ高能率ボルテックスジェネレーターダクトの開発に成功しました。



【特許出願中】2020年3月23日現在
[画像1: https://prtimes.jp/i/27644/227/resize/d27644-227-438827-0.png ]


開発したバイオミメティクス技術によるボルテックスジェネレーターダクト開口部形状 (右図:ダクト開口部拡大)
[画像2: https://prtimes.jp/i/27644/227/resize/d27644-227-278068-1.jpg ]


ヒントとなったクジラのヒレ構造(参考)

クジラは巨大な体を持った動物である一方で、水中で驚くほど効率よく潜行や旋回することが可能です。その秘密はヒレのコブにある凹凸の形状効果で小さな渦が発生、後方の層流の剥離点がシフトし、圧力抵抗が低減されることにあります。当社は、そのようなクジラのヒレの構造に着目をし、その形状をバスレフ方式のスピーカーシステムにおけるダクト形状に応用しました。

本技術では、省スペースでありながら、開口部外周付近で効率よく小さな渦(乱流)を発生させ、空気の流れを自然に拡散することができます。その結果、ノイズを大幅に低減すること、再生音の明瞭度及び低音再生能力を飛躍的に向上することができます。

当社は、この「ボルテックスジェネレーターダクト」をOEM製品や自社ブランド製品のバスレフ方式のスピーカーシステムに採用するほか、空気の流れが発生し、ノイズ源となる開口部をもつ機器全般に応用し、音のソリューション提供を続けてまいります。

当社は今後も、自然の構造や要素を研究したバイオミメティクス技術の開発に積極的に取り組み、高品位な“音”のソリューション提供を続けるとともに、さらなるブランド向上を目指してまいります。


【関連リンク】

◆世界初※、自然素材からヒントを得た高音質スピーカー バイオミメティクス振動板開発に成功 ~OEMや自社ブランドヘッドホン製品に展開~
: https://www.jp.onkyo.com/news/information/topics/20190530_JQPR_bmtech.pdf

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