梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)工事施行計画の決定について
PR TIMES / 2014年3月26日 16時22分
2013年3月27日付けのプレスリリースでお知らせしたとおり、阪神電気鉄道株式会社と阪急電鉄株式会社では、梅田1丁目1番地計画(阪神百貨店(阪神梅田本店)の入居する大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画)を推進すべく、行政及び関係先との協議を進めているところですが、今般、本計画に係る工事施行計画を決定し、本年秋頃、工事に着手しますので、次のとおりお知らせします。
リリース(PDF)はこちら → http://www.hankyu-hanshin.co.jp/news_release/pdf/20140326_2285.pdf
今後も行政及び関係先と引き続き協議を行い、2022年(前回発表時では2023年としていました。)の竣工を目指します。
※ 今後の行政協議や実施設計の進捗等により変更となる可能性があります。
<「工事施行計画」の概要 >
(施工は株式会社竹中工務店を予定)
1. I期工事(新阪急ビル解体工事着手) … 2014年秋頃
2. 〃 (大阪神ビルディング東側解体工事着手) … 2015年春頃
3. 〃 (梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) I期部分新築工事着手) … 2015年秋頃
4. I期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分) … 2018年春頃
※新百貨店の部分開業
5. II期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手) … 2018年春頃
6. 〃 (梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)II期部分新築工事着手) … 2019年春頃
7. II期工事竣工(新百貨店部分) … 2021年秋頃
※新百貨店の全面開業
8. 全体竣工 … 2022年春頃(注)
※オフィス部分の開業
注)工事施行計画検討の進捗により、前回発表時の2023年から2022年となっています。
【参考】 「梅田1丁目1番地計画」の概要
本計画地は大阪の中心地である梅田地区にあり、御堂筋の起点に位置しています。本計画では、両ビル間の道路上空を活用 した建替えと周辺公共施設整備を一体的に行うことにしており、都市機能の高度化、防災機能の強化、公共的空間の創出、良好な景観形成等を通じ、国際競争力の強化に資する快適で質の高いまちづくりを進めてまいります。
計画ビル内には百貨店ゾーンとオフィスゾーンのほか、梅田地区におけるビジネス活動の活性化に資するカンファレンスゾーンを整備し、災害時には帰宅困難者の一時滞留スペースとしても活用することとしています。更に、ビル周辺では、地下・地上・デッキレベルでの3層歩行者ネットワークを強化し、街の回遊性を高めてまいります。
1. 「梅田1丁目1番地計画ビル」(仮称)の概要
■ 百貨店ゾーン
新しくなる阪神百貨店(阪神梅田本店)の規模は、現在と同程度で(延床面積:約100,000平方メートル)、フロア数は11層(地下2階から地上9階まで)を計画しています。
また、店舗づくりにおいては、快適な売場環境や、品ぞろえの充実にこだわるとともに、様々なイベントを通じてライフスタイルの提案を行うことで、都心の一等地にふさわしい、賑わいのある百貨店となるよう、また今後ますます商業集積の進む梅田地区において、存在感と競争力のある商業施設を目指します。
なお、建替工事は、営業を継続しながら進める予定です。
■ オフィスゾーン
高層部分(地上11階~38階)に、最新の設備を備えた、西日本最大規模(注)の1フロア当たり面積約4,500平方メートルの大型オフィスを整備します。
(注)2000年以降に竣工したオフィスビルを対象。
■ カンファレンスゾーン
道路上空を建築利用することで生まれる大空間を活用し、地上11階に約4,000平方メートルのカンファレンスゾーンを整備します。カンファレンスゾーンを、“ビジネス情報 発信の場”、“国際的に活躍する人材育成の場”、“多様な人材による交流の場”として活用することで、梅田地区におけるビジネス活動を活性化し、国際競争力の強化に資することを目指します。また、災害時には帰宅困難者の一時滞留スペースとしても活用することで、防災性の向上にも貢献します。
■ スカイロビー
オフィスゾーン11階には、スカイロビーを整備し、オフィスワーカーや来街者に開放するとともに、ギャラリー等の情報発信の場としても活用できるようにしていき ます。スカイロビーへは、地上部から大型エレベーターで直接アクセスすることができ、またスカイロビーと百貨店ゾーンはエスカレーターで繋がります。
■ 屋上広場
低層部分の屋上において、賑わいと交流の場を創出するために屋上広場を整備するとともに、都市環境の改善に資する屋上緑化等を行い、オフィスワーカーや来街者向けにゆとりと潤いのある豊かな空間を形成していきます。また、当該広場を災害時における一時避難スペースとしても活用します。
2. 主な周辺公共施設整備等の概要
両ビルの周辺では、地下・地上・デッキレベルの3層歩行者ネットワークを強化することにより、歩行者空間の快適性・利便性向上を図り、周辺地域の活性化や都市の再生に貢献します。
■ 地下
・ 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備及び日常維持管理
・ 敷地周辺のバリアフリー化
・ 敷地周辺の地下道の整備
■ 地上
・ 御堂筋歩道の拡幅、美装化及び日常維持管理
・ 計画地西側における敷地内広場空間の整備
■ デッキレベル
・ 梅田新歩道橋の美装化及び耐震性の向上
・ 敷地内通路(計画建物2階レベル)の整備
阪神電気鉄道 http://www.hanshin.co.jp/
阪急電鉄 http://rail.hankyu.co.jp/
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1
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