【共同プレスリリース】アフリカで初、『児童婚を終わらせよう』キャンペーン 18歳未満で結婚させられる少女、アフリカで1,700万人

PR TIMES / 2014年5月30日 15時51分



※本信は ユニセフ本部の情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_73640.html でご覧いただけます


【2014年5月29日 アディスアベバ(エチオピア)発】

ユニセフとUNFPA(国連人口基金)は、本日アディスアベバで発表された、アフリカ
連合にとって初となる「児童婚を終わらせよう」キャンペーンを歓迎します。


ユニセフ事務局次長のマーティン・モグワンジャはアディスアベバで「以前は、
アフリカでは児童婚について声を上げることはためらわれていると耳にしていました。
しかし、今日、アフリカの指導者や機関は一致団結し、「児童婚に反対」との姿勢を
打ち出しました。アフリカの人々によるアフリカの人々のためのこの取り組みは、
どんな家庭やコミュニティで生まれ育ったとしても、すべての少女が18歳になるまで
は結婚しない権利を実現できるまで、やめてはなりません」と述べました。

市民社会の活動家たちは、数年にわたって児童婚の問題を取り上げてきましたが、
政府高官や機関、国連機関、若者や子どもを含む個人といった幅広い人たちが一斉に、
児童婚を終わらせようと明言したのは初めてです。現在、アフリカで児童婚を
強いられている少女は1,700万人以上―。実にアフリカ大陸の少女の3人に1人が、
児童婚によって子ども時代を奪われています。


UNFPA東部・南部アフリカ地域事務所所長の
ジュリッタ・オナバンジョ氏は
「(集計された)データにより、幼い少女たちに
とって、児童婚は極めて重大な脅威で
あることが、今回初めて明らかになりました。
少女たちの権利が認知されていないと
いう状況のなか、児童婚の終結に向けて取り組ま
なければ、個々の潜在的な能力を
引き出せずに、子どもたちの成長の機会を奪います。それらの代償は、児童婚終結に
向けた取り組みのコストをはるかに上回る
ものになります。一致団結して取り組めば、
児童婚を終わらせることができます。エチオピア、
マラウイ、ニジェール、そのほか
の多くの国でも児童婚を終わらせる取り組みが始まっています」と述べました。

国家をあげて実施する当キャンペーンは、まずは2年間、10カ国で行われる予定です。
その他の国々も、参加する準備ができています。児童婚が子どもや社会に与える影響
に対し、アフリカ大陸全体で意識を高めるために、政策立案や草の根の活動が実施
されます。児童婚を強いられる少女は、多くの場合、アフリカの社会で最も疎外
された家庭出身です。そのため、少女たちを児童婚の脅威から守るには、適切な
法律や制度、社会・経済方針を取り入れるための、持続的な政治的コミットメントが
必要です。

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