AIを活用した運転特性連動型自動車保険「GOOD DRIVE」を共同開発
PR TIMES / 2020年3月18日 14時55分
~ 金融事業に力を与えるソニーのテクノロジー ~
ソニー株式会社(ソニー)、ソニー損害保険株式会社(ソニー損保)および
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社(ソニーネットワークコミュニケーションズ)は、
AIを活用した運転特性※1連動型自動車保険「GOOD DRIVE(グッドドライブ)※2」を共同で開発しました。
ソニー損保より、本日から販売を開始します。
[画像: https://prtimes.jp/i/1545/231/resize/d1545-231-552753-0.png ]
本自動車保険は、スマートフォンの専用アプリ(以降、専用アプリ)で、運転の仕方に応じて変化する運転特性データを計測し、計測データと事故との相関から事故リスクを推定した上で、事故リスクが低いドライバーに保険料の最大30%をキャッシュバック※3する保険サービスです。
運転特性データの計測と事故リスクの推定にはそれぞれ、専用アプリとクラウドコンピューティング環境の双方に搭載した独自のAIアルゴリズムが用いられます。本アルゴリズムはソニーのR&Dセンターが開発しました。
専用アプリに搭載されるAIアルゴリズムは、スマートフォンの加速度センサーやジャイロセンサー、GPSから得られたデータを元に、運転中のスマートフォンの置き場所に関係なく運転特性データを計測します。また、走行中の車内でスマートフォンの位置が変わっても高精度な計測が可能です。
事故リスクは、計測された保険契約中の全運転特性データをクラウドコンピューティング環境に集約し、ソニー損保が保有する事故データと関連づけて作成した予測モデルによって算出されます。
算出された事故リスクは、専用アプリを通じて、被保険者であるドライバーに通知されます。加えて、事故リスクを低減させるためのアドバイスが、個々の運転特性に応じて、シンプルかつわかりやすく提示されるため、ドライバーは、次の運転時からすぐに改善に取り組むことができます。
なお、開発時のデータ収集や、専用アプリに搭載されるAIアルゴリズムのソフトウェア実装開発は、
ソニーのR&Dセンターおよび、ネットワークサービス等に関するノウハウを多く持つソニーネットワーク
コミュニケーションズが担当しています。
本保険サービスは、事故リスクとその低減方法をシンプルかつわかりやすいユーザーインターフェースでドライバーに提示するとともに、キャッシュバックというメリットを提供することで、ドライバーに行動変容を促します。販売に先駆けて行った実証実験では、事故リスクを15.3%低減させるという結果※4が出ており、実際にドライバーの行動に変化が起きることを確認しています。事故リスクの低減は、ドライバーだけでなくモビリティを取り巻く社会全体の安心・安全に寄与するものであり、従来の保険の枠組みを超えた価値を提供します。
ソニー、ソニー損保、ソニーネットワークコミュニケーションズの3社は、本共同開発を通じてドライバーの皆様に魅力あるサービスをお届けするとともに、世の中に安心・安全を提供することで社会に貢献してまいります。
<ソニー株式会社 社長 兼 CEO 吉田 憲一郎のコメント>
当社は、『クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす』というPurpose(存在意義)を掲げています。このPurposeを実現する大前提になるのは、感動する主体である人々の安心・安全であり、金融分野の事業は人々に安心やお金の便利さの価値を提供するものと位置付けています。また、ソニーでは、モビリティにおける取り組みを当社の長期的な社会貢献の柱と位置付けています。この度の「GOOD DRIVE」は、
ソニーのAIやセンシング、クラウドコンピューティングなどの技術を用いて、ドライバー自身の運転リスク低減に繋がるという意味で、モビリティの未来に貢献することをめざすサービスです。ソニーでは、今後もテクノロジーの力で金融事業に力を与え、その提供価値の向上に引き続き取り組んでまいります。
「GOOD DRIVE」の詳細は、以下のサイトをご覧ください。
https://www.sonysonpo.co.jp/auto/good-drive/
※1 ここでは、「アクセル、ブレーキ、ハンドル、スマートフォンの操作状況」を「運転特性」と称しています。これらの運転特性を計測し、事故リスクの度合いを「運転スコア(100点満点)」として表示します。
※2 「GOOD DRIVE」は、ソニー損保の自動車保険に特約(特約名:やさしい運転特約)をセットした商品です。
※3 保険料のキャッシュバックにあたっては、「保険始期日より270日以上が経過していること」「累積の計測時間が20時間以上であること」「キャッシュバックが0%でないこと」を満たすことを条件としています。
※4 運転スコアと運転アドバイスをスマートフォン上に提示することで得られた結果です。詳細は下記サイトをご覧ください。
https://www.sonysonpo.co.jp/auto/good-drive/fact/
* 「GOOD DRIVE」はソニー損保の登録商標です。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
なぜソニーが? 個人でも使えるようになった、睡眠時無呼吸症候群のリスク計測サービス「Sleep Doc」
ITmedia NEWS / 2024年9月5日 16時33分
-
PHR「カルテコ」、AIで健診結果を基に疾患発症リスク予測 メディア向け体験会を9月27日に開催
Digital PR Platform / 2024年9月5日 13時0分
-
ロジスティードとSOMPO AIドラレコ動画解析による安全運転教育コンテンツ配信サービスの提供開始
PR TIMES / 2024年9月3日 16時15分
-
ソニービズネットワークスが提供する「AKASHI」とメディカル・データ・ビジョン「カルテコ」が真の健康経営の実現に向け協業を開始
PR TIMES / 2024年9月2日 15時45分
-
Sony Startup Acceleration Programの事業開発支援とソニーネットワークコミュニケーションズのサービス実装支援を統合した法人向けの新たなソリューションサービスを提供開始
PR TIMES / 2024年8月27日 13時4分
ランキング
-
1「タワマン節税」「空き家問題」2つの不動産相続ルール変更で何が変わる?マンションや古い物件の活用方法は?
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月22日 8時0分
-
2「今買わないと後悔しますよ」 客を萎えさせる「店員の声かけ」はこれだ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月22日 8時5分
-
3スーツの青山、らしくない「モード服」に本気の理由 外部人材を起用、新ブランドでイメージ大刷新
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 8時0分
-
4有料会員100万人「radiko」のビジネス的伸びしろ 広告ビジネスと新規ビジネスの尖兵として
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 10時30分
-
5なぜ、「パン屋さん」みたいなセブンが増えているのか できたてのカレーパン、ドーナツ、メロンパンを強化する背景
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月23日 6時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください