【プレスリリース】新生児死亡の予防を世界的な優先事項に 死亡・死産する新生児は年間550万人

PR TIMES / 2014年6月2日 14時27分

出生登録がない5歳未満の子どもは2億3,000万人



※本信は ユニセフ本部の情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_73638.html でご覧いただけます


【2014年5月29日 トロント発】

世界では、1分に10人の赤ちゃんが死亡または死産しています。毎年、550万人もの命が、
人生が始まると同時にその終わりを迎えているのです。こうした死亡の大多数は、
早産や出生時の合併症、新生児の感染症など、予防可能な原因によるものです。

1990年以降、子どもの死亡率はほぼ半減した一方で、子どもの死亡率全体における新生
児死亡率が占める割合は、増加しています。この点は、5月上旬に医学雑誌『ランセット
(The Lancet)』に発表された論文でも指摘されています。

ユニセフ事務局長のアンソニー・レークは「乳幼児死亡率を世界的な優先事項に据え、
イノベーション(技術革新)、パートナーシップ、公平性に徹して取り組むことで、
急速な削減を実現しました。これと同じく、新生児死亡率も世界的な義務として政治的
意思をもち、すべての家庭に支援がたどり着く新たな方法を模索しながら取り組む必要が
あります」と述べました。


新生児死亡は、貧しい世帯ほど多くなります。こうした傾向が続ければ、中央アフリカ
に生まれた新生児が、カナダに生まれた新生児と同じだけの生存の機会を得るように
なるには、100年以上かかります。

レーク事務局長は、妊産婦、新生児、乳幼児死亡率の削減への世界的な支援を呼び
かけるカナダ政府のリーダーシップを歓迎しました。トロントサミットでは、新生児、
乳幼児、保健における進展をスピードアップするための最も効果的な方法が模索される
予定です。


子どもが生まれたとき公的な登録を行い、子どもの数をより正確に把握できるように
なれば、新生児と乳幼児の健康の改善につながります。

2012年だけで、世界で生まれた赤ちゃんの5人に約2人は出生登録されませんでした。
世界では、5歳未満の子どもおよそ2億3,000万人が、一度も公的にその存在を記録
されていません。出生登録がされていないとうことは、保健や教育、そのほかの
サービスを利用するのに必要な法的な証明を持っていないということになります。
対策をとらない限り、公的登録を持たない子どもの数は増え続けます。

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