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日本百名山「金峰山」の忘れられつつある“古道” が10/18より復活

PR TIMES / 2024年10月15日 14時15分

「地球とつながるよろこび。」を企業理念に掲げアウトドア事業を行う株式会社ヤマップ(福岡市、代表取締役CEO 春山慶彦、以下ヤマップ)は、協力してきた「金峰山古道復活プロジェクト」において、金峰山の林道整備工事が完了し、10月18日(金)に開通することをお知らせします。



本プロジェクトは、山梨県甲府市(以下甲府市)、イーデザイン損害保険株式会社(以下イーデザイン損保)、山梨県在住の登山家などと連携した官民一体型の地域課題を解決するための試みです。

2023年12月に始めたクラウドファンディングで集まった資金にイーデザイン損保の支援なども加え、復活に必要な林道工事費を甲府市に寄付。2024年8月から工事が開始され、林道整備と駐車場整備が行われ金峰山古道の復活が実現されました。ぜひ、整備された駐車場を活用して金峰山の旧表参道である “御嶽道”を体験してみてください。

「金峰山古道復活プロジェクト」とは?
[画像1: https://prtimes.jp/i/11352/232/resize/d11352-232-9d5aaa85df14a9b55a23-0.jpg ]

https://ande-mtkinpu.yamap.com/

日本百名山・金峰山で、かつて表参道として使われていた“御嶽道(みたけみち)”につながる林道を、一般の方々でも利用できるように整備するプロジェクトです。

金峰山は、甲府市と長野県川上村にまたがる標高2,599mの山。山頂の巨岩「五丈岩」が特徴的な、日本百名山にも選ばれている美しい山で、古くから信仰の対象となっています。

そんな金峰山には、実は「忘れられつつある“古道”」が存在します。山伏や修験者たちが山麓の金櫻神社(かなざくら)から山頂の本宮(五丈岩)を目指すための“表参道”として使われていた「御嶽道(みたけみち)」と呼ばれる道です。道中には「片手廻し岩」と呼ばれる20mを超える巨岩やかつて水晶が見つかった「水晶峠」といった見所が存在し、振り返ると「富士山」の姿を見ることもできます。

しかし、山頂へのアクセスが容易な他の登山ルートが開通することで、いつしか足を運ぶ登山客が少なくなってしまいました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/11352/232/resize/d11352-232-4a5ed5336c8bea72a11b-0.jpg ]


[画像3: https://prtimes.jp/i/11352/232/resize/d11352-232-d99f4b95ff210f382bd6-0.png ]


「かつては “表参道”として親しまれてきた、この素晴らしい登山道をもっと多くの人に楽しんでほしい」との思いから、ヤマップは地元の甲府市や山梨県在住の登山家と連携し、「御嶽道に至る林業専用道路を、一般向けの林道として整備する」というアイデアの実現を目指して協議を重ねました。これを実現できれば、御嶽古道の登山口まで車で行けるようになるため、より多くの人が金峰山の旧表参道である “御嶽道”を体験できます。

協議の過程で、「事故のない世界」の実現を目指す「イーデザイン損保」も連携に加わり、自治体、民間企業、地元有志が手を取り合ってプロジェクトの実現を目指す、「金峰山を愛する登山者の会」を発足。

2023年12月から、林道整備にかかる一部費用を、クラウドファンディングで募る挑戦を行いました。


クラウドファンディング「金峰山古道復活プロジェクト」により林道整備が決定
[画像4: https://prtimes.jp/i/11352/232/resize/d11352-232-1d80d8eb75343da92c89-0.jpg ]

クラウドファンディングの実施により、632万円もの費用を集めることができました。

金峰山に思い入れのある登山者を中心に支援者は529人にも及び、「古道が復活したら必ず登ります」などの応援コメントも多数寄せられました。

ただ、林道整備に必要な資金には足りなかったため、プロジェクトに加わっているイーデザイン損保が不足分を資金援助し、工事資金を甲府市に寄付。

2024年8月から工事が開始。林道整備だけでなく、駐車場整備なども行われ、金峰山への新しい登山口として、金峰山古道の復活が実現されました。

金峰山古道の復活は、単に登山者にとっての嬉しいニュースだけでなく、地元甲府市にとっては市のシンボルである金峰山へ甲府市から登ることができるルートが開通することを意味します。これにより、地域の誇りの醸成やこのルートを使う登山者の経済効果なども見込めます。

また、イーデザイン損保やヤマップにとっても、こうした形で地域課題の解決に寄与することで、日本の山々が抱える問題をみんなで解決していくための、ひとつのモデルケースにもなりうると考えています。


クラウドファンディングの概要
プロジェクト名:金峰山古道復活プロジェクト
プロジェクトメンバー:甲府市、イーデザイン損保、ヤマップ、金峰山を愛する会(有限会社アウティングプロダクツエルク/甲府のアウトドアショップ/天野和明・国際山岳ガイド/渡辺佐智・登山ガイド/山本健一・プロマウンテンアスリート)
募集達成額:6,323,000円
寄付金の使い道:林道整備に必要な工事費用、返礼品の送付
募集期間:2023年12月6日(水)~2024年1月31(火)
クラウドファンディングページ:https://readyfor.jp/projects/kinpusan
プロジェクトページ:https://ande-mtkinpu.yamap.com

イーデザイン損保とYAMAPのこれまでの活動
YAMAPは、「事故のない世界をお客様と共創する」というミッションを掲げるイーデザイン損保の自動車保険「&e」と共に、「長距離移動が多い登山前後の事故リスク」に着目し、登山者の安全に資する活動を継続的に実施してきました。

具体的な内容として、
・マイカー登山における万が一の事故に備えて、日々の運転行動を測定できる「&e」への見直しの提案。
・冬山登山者に向けた「安全な雪道運転」の訴求活動。
・事故のない社会の実現に向けたビッグデータ活用についての意見交換
など、様々な活動を行ってまいりました。

金峰山の素晴らしい登山道をより多くの人に安全かつ安心して楽しんでもらうため、事故のない世界を目指すイーデザイン損保と協力し、このプロジェクトを推進。登山の「より安全な未来」への道を開いていきたいと考えております。

参考
・「金峰山古道復活プロジェクト」のクラウドファンディングがスタート
 https://corporate.yamap.co.jp/news/fyl9te7T
・YAMAP 金峰山 表参道・御嶽古道ルート(10/18より通行可能)
 https://yamap.com/model-courses/51708
・NHK「よみがえる表参道~奥秩父の盟主・金峰山~」
 https://www.nhk.jp/p/100yama/ts/K8938MW1R4/episode/te/J52JW42637/


【YAMAPについて】
電波が届かない山の中でも、スマートフォンのGPSで現在地と登山ルートがわかる、登山を楽しく安全にするアプリ。山行の軌跡や写真を活動記録として残したり、山の情報収集に活用したり、全国の登山好きと交流したりすることもできる、日本最大の登山・アウトドアプラットフォームです。2024年9月に累計460万ダウンロードを突破。(2021年8月 登山アプリ利用者数調査 [App Ape調べ])
URL:https://yamap.com/


【株式会社ヤマップ 会社概要】
会社名 株式会社ヤマップ
本社所在地 福岡市博多区博多駅前3-23-20 博多AGビル6F
資本金(資本準備金含む) 1億円
事業概要
1. 登山・アウトドア向け WEB サービス・スマートフォンアプリ「YAMAP」の運営
2. 登山・アウトドア用品のセレクトオンラインストア「YAMAP STORE」の運営
3. 日常もアウトドアも補償「YAMAPアウトドア保険」の販売
4. これからの登山文化をつくるメディア「YAMAP MAGAZINE」の運営
5. ガイドと登山者をつなぐ山旅のプラットフォーム「YAMAP TRAVEL」の運営
6. 自然特化型のふるさと納税ポータルサイト「YAMAPふるさと納税」の運営
7. 山・自然を活用したコンテンツ開発・コンサルティング・プロモーション 等
URL:https://corporate.yamap.co.jp/

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