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最適運航支援ツール「Wayfinder」を導入

PR TIMES / 2024年7月30日 17時45分

~高精度の気海象予測を活用した効率運航により平均6%の燃料/GHG排出を削減~



株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、燃費効率改善によるGHG削減を目指し、米国Sofar Ocean社(ソファー オーシャン)が提供する最適運航支援ツール「Wayfinder」(ウェイファインダー)を当社グループ運航船に順次導入することを決定しました。
Wayfinderは、海洋観測ブイの情報を基にした気海象予測、船の燃費性能、航行制限海域などの制約条件をリアルタイムで反映し、安全運航・効率運航に最適なエンジン回転数・航路を毎日 各船および陸上の運航担当者に提供します。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/92744/232/92744-232-c1e0c0037ad0bd2f1aa665d7438d83a2-877x496.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
最適航路 表示イメージ(黒いラインが運航中の航路、ピンクのラインがWayfinder提案の最適航路)

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/92744/232/92744-232-74b20457c272c086cd33a1ac9e0c024c-633x414.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Sofar Ocean社が開発した海洋観測ブイ(Spotter Buoy)

Sofar Ocean社の開発した海洋観測ブイ「Spotter Buoy」(スポッター ブイ)は、波高・潮流といった海洋データをリアルタイムで収集しており、各国政府機関にも利用されています。収集した海洋データと衛星からの天候データを組み合わせることで、衛星データのみを活用した旧来手法と比較し、波高を含む気海象予測において約50%の精度高上を実現しています(註)。本船の効率運航においては、波による影響が非常に大きく、その点において同社気象予測の有効性が期待されています。
当社グループ運航船40隻を通じたトライアルでは、1航海平均約6%の燃料/GHG排出削減効果を確認しています。またトライアルに参加した80%以上の船長から、利便性や気海象予測の精度について高い評価を受けており、さらなる安全運航・効率運航に寄与するツールとして、当社グループ運航船への本格導入を決定しました。
当社は「商船三井グループ 環境ビジョン2.2」において、2050年までにグループ全体でのネットゼロ・エミッション達成、2035年までに輸送におけるGHG排出原単位を45%削減(2019年比)することを目標としております。本ツール導入はその達成に寄与する取り組みとして、今後もグループ横断的に導入隻数を拡大させていきます。また船陸共通のプラットフォームを活用し、リアルタイムな情報共有を実現することで、陸上・海上のデジタル・トランスフォーメーションを更に推し進めていきます。

(註)気象予報の国際組織「欧州中期予報センター」との短期的な波予測比較結果

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