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日本腎臓病協会・日本ベーリンガーインゲルハイム共同研究事業 腎臓病領域における革新的な研究を支援する助成金交付対象者決定

PR TIMES / 2021年5月28日 11時15分

2021年5月28日
特定非営利活動法人 日本腎臓病協会(東京都文京区、理事長:柏原 直樹、以下「日本腎臓病協会」)と日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 医薬事業ユニット統括社長:シャシャンク・デシュパンデ、以下「日本ベーリンガーインゲルハイム」)は、本年3月1日から4月末日までの応募期間で募集していた日本腎臓病協会・ベーリンガーインゲルハイム共同研究事業(以下、「共同研究事業」)の助成金交付対象者が、日本腎臓病協会の選考委員会において決定されたことをお知らせ致します。

日本腎臓病協会と日本ベーリンガーインゲルハイムは、腎臓病の啓発の取組みを通じて、国民の健康増進に寄与することを目的とした、「腎臓病の啓発の取組のための包括連携協定」を締結し、各種の活動に取り組んでおります。本共同研究事業は、腎臓病領域における革新的な研究を促進し、腎臓病治療の発展に寄与することを目的に、実施しております。募集課題は、慢性腎臓病を中心とした他疾患との関わりを解明する基礎研究(「病態メカニズム」、「臓器間ネットワーク」等)および広く腎臓病領域での基盤整備に寄与する調査・研究(「データベースの利活用」、「病診連携」等)です。

全国から寄せられた応募の中から、日本腎臓病協会選考委員会による厳正な審査・選考の結果、下記6名の研究者が助成金交付対象者として選ばれました。

日本腎臓病協会・日本ベーリンガーインゲルハイム共同研究事業助成金交付対象者および研究テーマ(順不同)


井上 剛先生(長崎大学 大学院医歯学総合研究科 内蔵機能生理学):「脳―脾―腎連関を介した腎疾患制御機構の解明」
久米 真司先生(滋賀医科大学 糖尿病内分泌・腎臓内科):「長期eGFR解析Viewer導入による新規CKD病診連携システムの構築に向けてー高齢透析導入数の減少の実現を目指してー」
松本 啓先生(東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧内科):「薬剤誘導遺伝子改変マウスを用いた早産児低ネフロンナンバーモデルマウスの作成と解析」
涌井 広道先生(横浜市立大学 循環器・腎臓・高血圧内科学):「レニンーアンジオテンシン系過剰活性化抑制因子に着目した高血圧・腎臓病の脳腎連関制御」
矢野 裕一朗先生(横浜市立大学 次世代臨床研究センター):「人間と人工知能の共創的な知を用いて腎臓病進展阻止を目指す最適な治療ストラテジーの開発」
蘇原 映誠先生(東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 腎臓内科学):「細胞のAMP感受性を制御するULK1が起こすCKD憎悪メカニズムと臓器連関機序の解明」

日本腎臓病協会の理事長であり、本共同研究事業の選考委員である、柏原 直樹先生は、次のように述べています。「腎臓病領域における革新的な研究を促進し、腎臓病治療の発展に寄与するという、本共同研究事業の目的に沿う質の高い応募が多数寄せられました。この度、選出された研究だけでなく、応募されたすべての研究が、腎臓病治療のブレークスルーとなり、腎臓病治療の課題を克服することにつながるよう、大いに期待しています」

また、日本ベーリンガーインゲルハイムの代表取締役 医薬事業ユニット統括社長 シャシャンク・デシュパンデは、次のように述べています。「腎臓病はアンメットメディカルニーズが高い疾患です。今回の共同研究事業をはじめとした日本腎臓病協会とのパートナーシップでの取組みを通じて、一人でも多くの患者さんの健康に貢献できるよう、努めていきたいと思います」

共同研究事業に関する情報は、日本腎臓病協会のホームページにてご確認ください。https://j-ka.or.jp

特定非営利活動法人 日本腎臓病協会(Japan Kidney Association)について
日本腎臓病協会は、腎臓関連3学会(日本腎臓学会、日本透析医学会、日本小児腎臓病学会)が中心となり、日本腎臓財団、日本医師会の協力および28団体の賛同を得て発足しました。
生活習慣の変化、高齢化を背景に腎臓病が増加しているとともに、腎臓病は脳卒中、心臓病、認知機能障害とも関係しており、国民の健康寿命を損なう要因となっています。その克服のためには、医療者、行政、市民が連携して、取り組む必要があり、日本腎臓病協会は連携の核、プラットフォームとなるものです。

日本腎臓病協会は、主として以下の4つの事業に取り組み、その成果を社会へ還元することがミッションです。

CKDの予防、早期発見のための疾患啓発および各地の診療連携体制の構築
看護師、管理栄養士、薬剤師などの職種によるチーム医療、療養支援のための「腎臓病療養指導士制度」の運営
学会と関連企業、行政等が連携し、有効な薬剤、診断法、機器の開発をするためのプラットフォーム「Kidney Research Initiative-Japan(KRI-J)」の構築
患者会、関連団体との連携

詳細は、https://j-ka.or.jp/ をご参照ください。

ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムは、人と動物の生活を向上させる画期的な医薬品や治療法の開発に取り組んでいます。研究開発主導型の製薬企業として、アンメットメディカルニーズの高い分野において、イノベーションによる価値の創出に日々取り組んでいます。1885年の創立以来、ベーリンガーインゲルハイムは、株式を公開しない独立した企業形態を維持し、長期的な視点をもって邁進していきます。医療用医薬品、アニマルヘルスおよびバイオ医薬品受託製造の3つの事業分野において、約52,000人の社員が世界130カ国以上の市場で業務を展開しています。

詳細は、下記をご参照ください。
http://www.boehringer-ingelheim.com/
(ベーリンガーインゲルハイム)
http://www.boehringer-ingelheim.jp/
(ベーリンガーインゲルハイムジャパン)
https://annualreport.boehringer-ingelheim.com
(アニュアルレポート 英語)

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