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旧松尾鉱山新中和処理施設において事故対応訓練を実施

PR TIMES / 2017年2月15日 18時12分

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)は、2月8日(水)~9日(木)、岩手県八幡平市の「旧松尾鉱山新中和処理施設」において、岩手県をはじめとする関係機関とともに平成28年度事故対応訓練を実施しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/12624/238/resize/d12624-238-337489-0.jpg ]

 JOGMECは岩手県から運営管理を委託されている「旧松尾鉱山新中和処理施設」(以下、「処理施設」という)において、毎年、自然災害の発生等を想定した訓練を関係機関とともに実施し、危機管理意識の向上を図っています。今年度は厳冬期に処理施設の制御システムにトラブル事故が発生したとの想定で、二日間にわたり訓練を行いました。

 2月8日の通信訓練では、「対策本部」を設置し、初動対応や情報収集すべき内容などを確認しました。
 翌9日の実地訓練では、気温-5℃、積雪140cmという状況下で、放流溝に処理原水を導水するための仮設配管設置や、炭酸カルシウム溶液を放流溝へ模擬投入する訓練を行いました。また、厳冬期の対策として、処理施設停止時の凍結防止対策箇所の確認や、屋外作業時の落雪危険箇所にバリケードを設置するなどの対応も行いました。
 実地訓練終了後は、関係機関で構成する「旧松尾鉱山坑廃水中和処理施設維持管理連絡会議」を開催し、炭酸カルシウム河道投入の意思決定プロセスについての模擬訓練を行うとともに、訓練結果や課題等について意見交換を行いました。
 JOGMECは今後も様々なケースを想定した訓練を実施することで、旧松尾鉱山新中和処理施設の安全かつ確実な運営管理に役立てていきたいと考えています。


■ 事故想定概要
1. 原水受槽の原水送水ポンプが緊急停止。
2. 処理施設の機能停止を受け、坑内貯水を開始するとともに緊急点検を実施。
3. 制御システムに不具合が見付かり、復旧に約1週間必要であることが判明。
4. 坑内貯水猶予時間以内に施設の運転再開ができないため、炭酸カルシウムの河道投入が避けられない状況に至る。

■ 旧松尾鉱山坑廃水中和処理施設維持管理連絡会議メンバー
岩手県環境生活部環境保全課、県土整備部河川課
経済産業省関東東北産業保安監督部東北支部
国土交通省東北地方整備局岩手河川国道事務所、北上川ダム統合管理事務所
八幡平市市民福祉部市民課 JOGMEC(金属環境事業部、松尾管理事務所)


[画像2: https://prtimes.jp/i/12624/238/resize/d12624-238-650867-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/12624/238/resize/d12624-238-999540-2.jpg ]


→全文を読む
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000237.html?mid=pr_170215

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