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【バトンズあとつぎ公募】群馬県桐生市 世界的ブランド「松井ニット技研」の技術の承継!

PR TIMES / 2023年9月2日 14時45分

M&A総合支援プラットフォーム「BATONZ(バトンズ)」を運営する株式会社バトンズ(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:神瀬 悠一、以下バトンズ)は、桐生市の世界的に有名なブランドを持つ「松井ニット技研」があとつぎ公募を開始することをお知らせします。



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群馬県桐生市 世界的ブランド「松井ニット技研」の技術の承継!:https://batonz.jp/learn/13134/

「松井ニット技研」のストーリー
国立国会図書館の記録によると、創業は明治37年。「松井ニット技研」は、鮮魚店を営んでいた松井仙太郎氏が機屋に転向する形で松井織物として産声を上げました。当時は着物の銘仙(めいせん)を生産しており、群馬県桐生市の絹織物は質の高さから江戸時代には「西の西陣、東の桐生」と言われ有名です。桐生の織物産業が全盛期を迎えたのは昭和10年頃。時代の勢いを受け、松井織物は順調に事業を成長させていきました。


しかし、昭和14年に第二次世界大戦が始まると状況は一変。徐々に苦しくなっていく日本の戦況に、鉄が多く使われていた絹織物の織機は全て政府に召し上げられてしまいます。空っぽになった工場は、多くの日本軍用機を開発・製造していた太田・中島飛行機の部品工場へと一変し、機屋の事業からは事実上の撤退を余儀なくされました。


昭和20年に日本がポツダム宣言を受諾すると、4代目である現社長のお母様であるタケさんは、「繊維事業をまたやりたい」と松井織物を再興します。新しいものが好きだったタケさんが目をつけたのは、縦糸と横糸を組み合わせる織物ではなく、ループによって布地を作っていく編み物。低速ラッセル機と呼ばれる繊細な糸でも編み込める機械を使い、マフラーなどを編み始めました。これが「松井ニット技研」の始まりです。昭和28年には映画の主演女優の影響でストールを頭からかぶるスタイルが大流行。ストール需要を追い風に事業は瞬く間に成長し、昼も夜もなく工場は稼働し続けました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/34376/238/resize/d34376-238-e37697d4ca337e7a396c-1.jpg ]

このまま順風満帆に会社は成長していくように見えましたが、昭和46年にニクソン・ショックが起こると大幅に円高が進みました。円高になるということは、日本の製品が割高になることを意味し、海外との取引は急激に縮小してしまいます。


当時6代目である松井さんは、明晰さとコミュニケーション能力を活かして貿易商社で活躍されていました。松井さんはタケさんと、後に5代目となるお兄様の智司さんから相談を受け、国内市場を担当する知人の商社を紹介します。このご縁を機に、日本を代表する有名な一流デザイナーズブランドからの受注をすることができ、「コムデギャルソン」や「JUN」、「山本寛斎」や「BIGI」などからマフラーや洋服の生地の生産依頼も受けられるようになりました。


横編みのニットを生産する業者は国内に数多くありますが、縦編みを手がける業者は数えるほど。その希少性や特殊性が多くのデザイナーにとって魅力となり、入れ替わり立ち替わり国内の有名デザイナーが足を運び、商品開発の議論に熱を上げました。この頃には家業をより盛り立てていくことを考えて「松井ニット技研」へ戻られていた松井さん。しかし時代が進むにつれ、デザイナーズブランドが製造コストの安い東南アジアへ生産拠点を移すようになり、「松井ニット技研」の生産量も次第に落ちてきてしまいます。このままでは立ち行かなくなると危機感を持ち、日本製にこだわり国内生産をしていきました。


[画像3: https://prtimes.jp/i/34376/238/resize/d34376-238-6fb51205220c7ab700bc-2.jpg ]

「多くのブランドとお取引をすることで、さらなる品質の向上と感性を磨いていきました。次のステップとして、独り立ちして自社ブランドを作りたい。そう考えて始めたのが「KNITTING INN(ニッティングイン)」でした。商品に自信はありましたが、まさか美術館のショップにも置いてもらえるようになるとは思わなかったですね。」

90年代には世界最高峰のインテリア&デザインのトレードショーであるフランス・パリのMAISON & OBJET(メゾン・エ・オブジェ)や、ドイツのフランクフルトで開催される世界最大級のB to Bの国際消費財見本市であるAmbiente(アンビエンテ)に出展し、「KNITTING INN」は広く世界へ認められていきました。


[画像4: https://prtimes.jp/i/34376/238/resize/d34376-238-47e81203713937e09317-3.png ]

国内外の有名美術館の所蔵画をイメージしたマフラーや国内企業やスポーツチームとのコラボレーションも実現。アニメ「機動戦士ガンダム」カラーのマフラーや、Jリーグやプロ野球チームの商品も手がけていきます。近年では桐生市の団体とコラボしてSDGsカラーのマフラーを販売し、収益の一部は桐生市とみどり市の子ども食堂の支援などに充てています。

世界中に愛されて貴重な技術を持つ「松井ニット技研」ですが、現在、職人の高齢化により事業の継続が難しくなり、特殊な編機と技術を継いでいただける方がいらっしゃれば承継していただける状態です。ご興味をお持ちの方は、ぜひ以下までお問い合わせください。
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「松井ニット技研」のあとつぎとしてもっと詳しい話が聞きたい場合には
電話番号:0120-998-196
メールアドレス:support@batonz.co.jp
案件の詳細:https://batonz.jp/sell_cases/30760
※「実名開示を依頼する」よりお問合せください。バトンズへのアカウントをお持ちでない方は、アカウント登録後に問合せが可能になります。
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あとつぎの募集要件
・手先が器用でものづくりが好きな方
特に、編み立てと検反の工程は手先の器用さが問われます。ご自身で編み物やハンドメイド品を作るのが好きな方であれば比較的早く慣れてもらえるかと思いますが、細い糸を編む作業に抵抗のある方だと難しいかもしれません。


・根気強く、集中力のある方
編み立ての時に傷を作らず編み上げることができるかどうかは、いかに目を離さずに根気強く見ていたかで決まります。糸が切れて別の場所に入り込んだまま編み込まれてしまうと、後から検反して生地を補修するときに大変時間がかかります。糸が切れたことに気付いたらすぐに機械を止めて切れた糸をつなぐという作業を繰り返しますので、根気強くて集中力がある方に向いています。

M&A総合支援プラットフォーム「BATONZ」について
「BATONZ」は、会社/事業のあとつぎを探すためのプラットフォームを提供しており、2023年9月現在、後継者不在の企業と21万者を超える買い手をつなぐ、ユーザー数と成約数においてNo.1※のM&A総合支援プラットフォームです。
※累計ユーザー数 No.1・累計成約件数 No.1 日本マーケティングリサーチ機構調べ
集計期間:2022年1月25日~2022年3月11日_指定領域における市場調査(推計も含む)

バトンズは、「誰でも、何処でも、簡単に、自由に、M&Aが出来る社会」の実現を目指しています。

会社概要
会社名 : 株式会社バトンズ
所在地 : 東京都中央区築地3-12-5
設立 : 2018年4月
資本金:1億円
代表取締役CEO: 神瀬 悠一
事業内容 :インターネットを利用したM&Aマッチング/経営コンサルティングウェブサイトの企画、制作、運営及び管理/M&Aに関する各種教育
会社HP:https://batonz.jp/company/
M&A総合支援プラットフォーム「BATONZ(バトンズ)」:https://batonz.jp/

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