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第11回開催「ART IN THE OFFICE」2018年度選出アーティスト決定!

PR TIMES / 2018年5月15日 10時1分



マネックス証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:松本大、以下「マネックス証券」)は、社員啓蒙活動、並びに社会文化活動の一環としてマネックス証券のプレスルーム(会議室)壁面の展示作品を制作する「ART IN THE OFFICE」プログラムを毎年度実施しています。当プログラムは2008年にマネックス証券の持株会社であるマネックスグループ株式会社(以下「マネックスグループ」)が開始し、2010年よりマネックス証券主催で開催しているもので、今年度で11回目を迎えます。
このたび、87点の応募作品案の中から、金子未弥氏を「ART IN THE OFFICE 2018」受賞アーティストとして選出しましたのでお知らせいたします。

金子未弥氏の作品案は、「見えない地図」をキーワードにその場に居合わせた人の記憶を頼りに形づくるコンセプトのユニークさ、また、アートと人々のコミュニケーションの広がりに可能性を感じさせられる点が評価されました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/5159/239/resize/d5159-239-863445-0.jpg ]

審査員一同(左より:塩見氏、中野氏、住吉氏、出井氏、松本)と選出された作品案(中央住吉氏が掲示)

■「ART IN THE OFFICE」プログラム
1. 概要および目的
本プログラムは、マネックス証券の社員啓蒙活動として実施しております。プログラムへの応募条件にオフィスでの滞在制作を入れるなど、制作期間中のアーティストと社員との交流により社員がデザインや金融以外の分野に従事する方の考え方に触れ、啓発を受けること、並びに現代アートの分野で活躍する新進アーティストの応援を目的として、NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト](以下「AIT」)の運営協力を得て、マネックス証券が企画・主催しております。

2. サポート内容
公募により選出された1名(1組)のアーティストに対し以下のサポートを実施します。
・賞金50万円を贈呈、制作費補助金10万円を支給します。
・応募作品の発表の場として次の機会を提供します。
 社内のプレスルーム(会議室)への展示
 マネックス証券のウェブサイトへの掲載(約1年間) 
 マネックスグループのアニュアルレポートへの掲載
 オリジナルノベルティのデザインなど
・AIT 主催「現代アートの学校MAD2018」の一部を無料で受講できる機会を提供します。

3. 本年度募集内容
対 象:現代アートの分野で活動するアーティスト
作 品:プレスルーム(会議室)の壁に展示する平面作品案(油彩、水彩、写真など)
募集期間:2018年1月29日(月)~ 3月26日(月)

4. 審査員(50 音順、敬称略)
出井伸之 クオンタムリープ株式会社代表取締役 ファウンダー&CEO
塩見有子 AIT 理事長
住吉智恵 アートプロデューサー、ライター
中野仁詞 神奈川芸術文化財団キュレーター
松本大  マネックス証券代表取締役社長

■「ART IN THE OFFICE 2018」受賞アーティスト
1. 金子未弥氏プロフィール

[画像2: https://prtimes.jp/i/5159/239/resize/d5159-239-491507-1.jpg ]


1989年神奈川県生まれ。2017年多摩美術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻修了、博士号(芸術)取得
人々の場所に関する記憶から「都市の肖像」へと導くプロジェクトや作品制作を行っている。
黄金町レジデンス・アーティスト、Tokyo Midtown Award 2017 グランプリ受賞
近年の展示に、2016年個展「金子未弥展-都市の肖像を求めて-」
(KOMAGOME1-14cas/東京)、2018年「Street Museum」
(Tokyo Midtown Plaza B1, Metro Avenue/東京) 等

2. 応募作品案
タイトル:「ここに地図が書かれていると想像してください(案)」
金子氏作品コンセプトおよびコメント
「見えない地図がここに書かれていると想像してください」
この問いから、どんな地図を想像しますか?出勤中に見たメトロマップ、もしくは太平洋が真ん中に配置された世界地図、あるいは空想上の場所かもしれません。
今回行うプロジェクトで、参加者はプレスルームの湾曲した壁面に“見えない地図”を想像して頂きます。さらにその地図上に、参加者の「都市の記憶」たどりながらいくつかの都市名を書き込んでもらいます。その配置をもとに、都市名を線で繋ぎ、全体が1つの像を結びます。初めは誰にも“見えない地図”が、一つの壁面で影響し合いながら複雑に重なり、次第に地図の全貌を浮かび上がらせます。
このプロジェクトは作者が“都市”と呼ぶ、「不特定多数の場所で同時多発的に変化する場」を捉えるためのひとつの試みなのです。

[画像3: https://prtimes.jp/i/5159/239/resize/d5159-239-567786-2.jpg ]

参考作品:「地図の沈黙を翻訳せよ」/2017/アルマイト処理をしたアルミニウム1650mm×1650mm×10mm
Tokyo Midtown Award 2017 グランプリ受賞作品
※「地図の沈黙を翻訳せよ」は、「ART IN THE OFFICE 2018」の受賞作品ではなく、金子氏の既存作品を今回の作品案の参考として掲載するものです。受賞作品は2018年6月以降に制作予定です。
(C)Motohiko David Suzuki

3.審査員コメント(50 音順、敬称略)
出井伸之:クオンタムリープ株式会社代表取締役 ファウンダー&CEO
全体に今の時代を反映している良い物が沢山ありました。
若い人からの応募が多いのかと思っていましたが、40代の応募者が意外と多く驚きました。
受賞した金子さんの作品については、都市やビジネスを意識されていること、そして社員皆さん参加型で創りあげるというところが良いと思いました。オフィス空間で作ることで、さらに良い作品となることを期待します。

塩見有子:AIT 理事長
壁が曲面となっているこの空間での公募は2回目で、応募してくださるアーティストにとって、展示空間としては簡単ではないと思うのですが、その特徴をうまく使った平面作品案が多くありました。そうしたなかで、金子さんの作品提案は壁を一面に使い、素材の選び方を含めて、空間の広がりを感じさせるものでした。また、作品成立のためには、社員の参加が不可欠であり、これまでにない試みとして評価しました。

住吉智恵:アートプロデューサー、ライター
今年で11回目と回を重ねた、明解な方向性をもつ公募プロジェクトであるためか、設置スペースと鑑賞者層を熟慮しターゲットを絞ったクレバーなアーティストが多いという印象でした。もう少し「オフィス」「会議室」「金融」といった設置条件から飛躍したアイデアがあってもよい気もしました。
受賞者の金子さんの作品は、まさに「お金」の世界がヴァーチャルで抽象的になりつつある時代を反映した、高度にコンセプチュアルでユニークな視点を持っていると思います。
審査については、多数の作品案をいっせいに見るので、提出資料は初めて見る人にすぐに伝わるビジュアルプレゼンテーションが鍵をにぎると思いました。

中野仁詞:神奈川芸術文化財団キュレーター
普段は大学やトークイベントなどで学生や若いクリエイターの作品審査や講評をする機会が多いのですが、今回下は20代から、上は60代まで幅広く色々な方がこの円い部屋にターゲットを絞って色々なプランを考えられたということが新鮮で面白かったです。
受賞された金子さんの作品は社員の方々にワークショップを元に、社員の方の言葉を文字に置き換えて、ここに来て会議をする方やお客様などと社員のコミュニケーションをこの空間の中で図って行くという、面白いコミュニケーションが現れる。色々な会話をしながら、エッセンスを抽出して美術という作家の思想の造形物として、良い作品を作っていただけたらと思います。

松本大:マネックス証券代表取締役社長
今年で11年目の「ART IN THE OFFICE」。遂に10年サイクル2周目に突入しました!
近年、作品の幅や粒が揃ってくる傾向があったのですが、今年は幅も広く粒もバラバラで、楽しい審査会でした。そして受賞作品は、第二の創業を掲げている今のマネックスの世界観にどこか通じるものとなりました。私はコンテンポラリーアートとは、作品と生きている人とのコミュニケーションであるように考えています。これからのマネックスを先取りして語りかけてくるような11年目の「ART IN THE OFFICE」。オフィスでの展開が今から本当に楽しみです!

詳細はマネックス証券ウェブサイト(https://www.monex.co.jp/)をご覧ください。

※画像の無断転載・複製を禁じます。

【マネックス証券株式会社について】
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第165号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会

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