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業界初のナノ技術を駆使した次世代型加水分解船底防汚塗料「FASTAR」を新発売

PR TIMES / 2021年1月22日 15時45分

~船舶の効率的な運航と環境負荷低減に貢献~

日本ペイントホールディングス株式会社(本社:東京都中央区 取締役会長 代表執行役 社長兼CEO:田中正明)のグループ会社で、船舶用塗料を手掛ける日本ペイントマリン株式会社(本社:大阪府大阪市 代表取締役社長 白幡清一郎 以下、当社)は、2021年1月より、独自のナノテクノロジーを駆使した業界初の親水疎水ナノドメイン構造を採用した加水分解型の船底防汚塗料「FASTAR」 を発売します。



近年、地球温暖化による海水温度の急激な変化や海運市況の変化に伴う船舶運航の多様化が進んでいます。また、海洋汚染防止や、CO2削減が求められております。当社は、社会が抱える環境課題に向き合い、課題解決の一端を担うため、これらの変化に対応すべく、快適で効率的な船舶の運航を持続的にサポートする船底塗料の製品化を目指してまいりました。

この度、従来の加水分解型防汚技術の樹脂構造を制御し、独自開発のナノドメイン技術を業界で初めて採用することで、防汚剤以外に、塗膜表面の樹脂中に防汚成分を拡散・保持できる「新たな防汚機能」を付与することに成功しました。

これにより、防汚剤の溶出量を従来型と比較して最大50%削減を実現するとともに、マグロの皮膚をヒントに水の流動抵抗を低減させる当社独自の「ウォータートラッピング技術」を採用することで船舶の燃料消費量を約8%低減を実現し、環境負荷低減と船舶の効率運航の両立が可能となりました。

なお、2008年より低燃費型防汚染塗料「LF-Sea」、2013年にはその発展型である超低燃費型防汚塗料「A-LF-Sea」、また2017年には防汚剤フリーの防汚塗料「アクアテラス」を市場で展開しています。「LF-Sea」に採用された当社独自のウォータートラップ技術は、世界中の3,300隻以上の船舶に採用され、CO2の削減に寄与したことで、令和元年に地球温暖化防止活動の環境大臣賞を受賞しております。当社は今後も、社会が抱える環境課題に向き合い、快適で効率的な船舶の運航を持続的にサポートする船底塗料の製品化を目指してまいります。

FASTAR 製品コンセプト
「もっと速く、もっとクリーンに」

海水温度や船速といった外部環境の影響を最小限に抑えることで、船舶の安定運航を実現するとともに、海洋環境にも優しい塗料として、海運・造船業界に貢献します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/7223/240/resize/d7223-240-903953-0.jpg ]


FASTARの防汚メカニズム

これまで開発してきた防汚技術をさらに進化させた「FASTAR」は、塗膜中に親水疎水ナノドメイン構造を持ち、ナノ化させた塗膜表層面から防汚成分を均一かつ効率的に溶出させる事で高い防汚性能を発揮します。

商品ラインナップ4製品のうち2製品には、当社独自のウォータートラップ技術が採用されており、船舶の省燃費にも貢献します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/7223/240/resize/d7223-240-626600-1.png ]



【日本ペイントマリン株式会社について】
本社所在地:大阪市北区大淀北2-1-2
代表者:代表取締役社長 白幡 清一郎
事業内容:船舶用塗料製造および販売


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