BSIジャパン、ISO 29990とISO 29991(公式教育外の語学学習サービス事業者向け規格)の認証を株式会社SRIに実施
PR TIMES / 2014年8月27日 14時51分
BSIグループジャパン株式会社(東京都港区 代表取締役社長 竹尾 直章、以下BSIジャパン)は、株式会社SRI(東京都港区 代表取締役 中西 孝治)へ、ISO 29990(学習マネジメントシステム)と、ISO 29991(公式教育外の語学学習サービス事業者向け規格)の認証を実施しました。 (認証登録日:2014年8月14日)
株式会社SRIは、ISOに準拠したマネジメントシステムの構築・運用支援や、人材育成支援を中心に事業を展開しています。語学教育コースの提供において、自社のコンテンツの品質や他社との違いなどを顧客により一層理解いただきたいという課題を解決するため、ISO 29990とISO 29991のマネジメントシステムを構築し、BSIジャパンから認証を取得しました。
ISO 29990(非公式教育・訓練のための学習サービス・サービス事業者を対象とした基本的要求事項)は、学習塾や予備校、各種専門学校などが、受講者のニーズや期待を把握しながら、専門的な学習サービスを提供できるような仕組みを確実に実施することを目的とするマネジメントシステムです。
近年、国際的に通用する品質保証のための枠組みが各サービスで求められるなか、教育分野においても教育サービス提供機関(学習塾や語学教室など)が社会へ与える影響力が高まり、ISO 29990(非公式教育・訓練における学習サービス - サービス事業者向け基本的要求事項)が2010年に発行されました。
また、ISO 29991は、2014年3月にISO(国際標準化機構)より発行された公式教育外の語学学習サービス事業者向けサービス規格であり、本規格は、語学学習サービス市場の透明性及び信頼性の向上、消費者(学習者)の保護、学習者の語学学習の向上を目的として発行されました。ISO 29991は、あらゆる規模・種類の語学学習サービスを提供する事業者、団体、協会に適用され(教材開発、販売のみの事業者は含まれません)、語学学習について、そのニーズの明確化、サービスの設計、講師要件、教材の利用可能性、学習環境、アセスメントと評価、サービスの販売促進及び広報等についての要求事項が定められています。
2020年東京オリンピック・パラリンピックにおいても、語学教育サービス市場の拡大にとともに、ISO 29991の市場浸透と拡大が期待されています。
株式会社SRI 代表取締役 中西 孝治 様からのコメント
◆ISO 29990/ ISO 29991 認証取得の目的
長年IT業界及び教育機関で勤務していましたが、教育の品質・教材の品質・ソフトウェアの品質を評価いただくことに苦労していました。近年LMS(学習サービスマネジメントシステム)をリリースし、語学教育コースの提供を開始しましたが、特に語学教育は既に多くの教材やコンテンツが販売されており、他社との違い、コンテンツの品質をご理解頂くにはどうすればいいのかという課題に直面していました。これら課題を解決することが主たる目的です。
◆ISO 29990/ ISO 29991取得にBSIを選んでいただいた理由
国内で認証実績がNo.1であることに加え、信頼するコンサルタントからの推薦もあり決めました。
◆ISO 29990/ ISO 29991の構築・認証で良かった点
一口にサービス品質といってもどのように取り組めばよいかと悩んでいました。ISO29990及びISO29991という標準フレームによってマネジメントシステムを構築できたこと、それを運用することにより、サービス・品質を維持し、継続的にサービスレベルや品質を高めていくための仕組みができたことが最大のメリットです。さらに、ISOの構築で多くの気づきがあり、構築時点から品質改善となったこともメリットの一つです。定性的な効果として、ISOの構築によって担当者のマネジメントスキルが向上したことも評価しています。
◆ISO 29990/ ISO 29991の今後の活用について
LMS(学習サービスマネジメントシステム)とeラーニングシステムは語学以外にご利用いただいており、今回の認証を水平展開しサービス力強化と品質向上に活用していきたいと考えています。
BSIジャパンは、引き続き、ISO 29990/ ISO 29991について、webページにて情報提供を続けてまいります。是非ご活用ください。
ISO 29990/ ISO 29991 学習サービスマネジメントについてのwebページはこちら:
http://www.bsigroup.com/ja-JP/ISO29990/
株式会社SRIについて
ISOに準拠したマネジメントシステムの構築・運用支援や、人材育成支援を中心に事業を展開しています。詳細は下記URLをご覧ください。
URL: http://m-sri.jp/
BSI(英国規格協会)とBSIグループジャパン株式会社について
BSI(British Standards Institution:英国規格協会)は、1901年の設立以来、世界初の国家規格協会として、そして、ISOの設立メンバーとして活動する、規格策定のプロフェッショナルである。現在、150カ国で64,000組織以上のお客様の活動に貢献している。BSIが開発した多くのBS規格(英国国家規格)は、ISO9001(品質マネジメントシステム)、ISO14001(環境マネジメントシステム)、ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)などのISO規格の原案として採用されており、その実績は世界随一を誇る。
BSIグループジャパンは、1999年に設立されたBSIの日本法人である。マネジメントシステム・医療機器の認証サービスとトレーニングコースの提供をメインとし、規格開発のサポートを含め規格に関する幅広いサービスを提供している。マネジメントシステムの認証サービスに関しては、国内に60社以上ある審査機関の中で、最も多くの規格の認証サービスの提供している審査機関の一つであり、数多くの規格の認証件数において国内No.1の実績を誇る、業界をリードする審査機関である。
URL:http://www.bsigroup.com/ja-JP/
■お問い合わせ先
BSIグループジャパン株式会社(英国規格協会) マーケティング本部
東京都港区北青山2-12-28 青山ビル5階
TEL: 03-6890-1174
FAX: 03-6890-1181
Email:Japan.Marketing@bsigroup.com
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
BSIグループジャパン(英国規格協会)、PAS 2060に基づいたカーボンニュートラルのBSI Opinion StatementをスターツCAM株式会社に発行
@Press / 2024年5月7日 14時0分
-
ITコンサルティングのさらなる品質向上と品質管理ソリューション強化のため「ISO 9001:2015」認証取得
PR TIMES / 2024年4月25日 10時45分
-
パソナ 環境マネジメントシステム 『ISO 14001:2015』 認証取得
PR TIMES / 2024年4月24日 14時45分
-
BSIグループジャパン(英国規格協会)、池下BIM設備にISO 19650に基づいたBIM BSI Kitemark(カイトマーク)を認証
@Press / 2024年4月23日 13時0分
ランキング
-
1朝ドラ登場の食堂モデル、岐阜の五平餅店が閉店へ…「寂しい」全国から名残惜しむファン足運ぶ
読売新聞 / 2024年5月10日 15時8分
-
2三菱製紙子会社でデータ改ざん=耐熱プレスボード、10年以上前から
時事通信 / 2024年5月10日 17時54分
-
3コーヒー豆高騰の背景に…中国でブーム“悪魔のフルーツ”、ピザや火鍋にも【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月10日 21時10分
-
4「LINEのセキュリティ」は大問題 TikTokと同じ道をたどるのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月10日 6時10分
-
5【閉園騒動から再出発】「ラブライブ!聖地」水族館、新社長が語った苦悩「従業員は大量解雇」「マイナスからのスタートです」
NEWSポストセブン / 2024年5月10日 19時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください