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堺市と廃食用油のSAF等への資源化促進に関する協定を締結

PR TIMES / 2024年11月25日 12時45分

大阪府内5施設のイオンモールで家庭系廃食用油の回収BOXを常設



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65135/242/65135-242-e92b6d847b8f6074c8b9e7513c6d3fe8-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
協定締結式の様子(左から)レボインターナショナルの越川哲也代表取締役、コスモ石油の春井啓克取締役常務執行役員、永藤英機堺市長、日揮HDの秋鹿正敬専務執行役員

日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO:佐藤 雅之、以下「日揮HD」)、コスモ石油株式会社(代表取締役社長:鈴木 康公、以下「コスモ石油」)、株式会社レボインターナショナル(代表取締役CEO:越川 哲也、以下「レボインターナショナル」)は、堺市(市長:永藤 英機)と持続可能な航空燃料SAF(Sustainable Aviation Fuel、以下「SAF」)及びバイオプラスチックなどの原料となる使用済み食用油(以下「廃食用油」)の資源化促進を図るため、「持続可能な社会の構築に向けた廃食用油の資源化促進に係る連携及び協力に関する協定書」を2024年11月22日に締結し、同日に堺市内のイオンモール堺鉄砲町で協定締結式を執り行いました。

【協定の主な内容】
(1)持続可能な社会の構築に向けたSAF及びその他の原料となる廃食用油の資源化促進に関すること、およびその情報発信等に関すること
(2)その他本協定の目的に資する取り組みに関すること

【協定に基づく具体的な取り組み】
日揮HD、コスモ石油、レボインターナショナルの3社が2022年11月に設立した国産SAFの製造事業会社である、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(代表:秋鹿 正敬、以下「SAFFAIRE SKY ENERGY」)は、本協定に基づく堺市の協力のもと、イオンモール株式会社、レボインターナショナルと共同で、大阪府内5施設のイオンモールに常設の家庭系廃食用油回収ボックスを順次設置します。
 各回収ボックスに集まった家庭系廃食用油はレボインターナショナルが収集し、国内初のSAF大規模生産を行うSAFFAIRE SKY ENERGYのプラント(コスモ石油堺製油所内、2025年度運転開始予定)へ運ばれ、国産SAFの原料として資源化されます。

【廃食用油回収ボックス設置の概要】 
回収開始日:2025年1月中旬
      ※イオンモール堺鉄砲町は2024年11月22日より設置開始
実施場所 :大阪府内5施設のイオンモール
      イオンモール堺北花田(堺市北区)、イオンモール堺鉄砲町(堺市堺区)、イオン藤井寺ショッピングセンター(藤井寺市)、イオンモールりんくう泉南(泉南市)、イオンモール日根野(泉佐野市)
回収品目 :家庭系廃食用油(家庭から出る使用済み食用油のみ回収)
      ※ラードや牛脂などの動物性油、マヨネーズ・ドレッシング類、鉱物油、家庭系以外の油については回収対象外

また、2024年11月22日には本取り組みの開始を記念し、イオンモール堺鉄砲町にて家庭系廃食用油の回収開始イベントを実施しました。本イベントでは、家庭系廃食用油の回収に加え、廃食用油からSAFが製造・使用されるまでのVR体験コーナー、そらやん(関西エアポートグループ公式キャラクター)の塗り絵体験コーナーを設け、廃食用油の資源化についてお客さまに広く理解いただく機会となりました。
本イベントには、廃食用油の回収及び本取り組みを協働して進めるSAFFAIRE SKY ENERGY、イオンモール、関西エアポート、レボインターナショナルの4社の他、日揮HD、コスモ石油、堺市、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会などが参加しました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65135/242/65135-242-ebf441c9ae3f151b5e14c60e8684aa66-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「イオンモールでの家庭系廃食用油回収開始イベント」の様子

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65135/242/65135-242-803e150dcdb09718de78fd95f71a60dc-1200x1800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65135/242/65135-242-dda2747276ec9967b4376ba8f50ca5a6-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
廃食用油回収の様子

【SAF(Sustainable Aviation Fuel)について】
バイオジェット燃料を含む持続可能な航空燃料。原料として廃食用油、サトウキビなどのバイオマス燃料や都市ごみ等を用いて製造するもので、航空機や給油設備の変更をせずとも利用でき、製造から使用までのライフサイクル全体で約60~80%の削減効果が得られます。

参考:国土交通省「空のカーボンニュートラル SAFの導入促進 航空機運航分野の脱炭素化」
URL:https://www.mlit.go.jp/koku/jigyousha.html#saf

【国内初のSAF大規模生産事業の概要】
日揮ホールディングスとレボインターナショナルは、コスモ石油株式会社と共同で、国内における廃食用油の収集からSAFの製造・輸送・供給に至るまでのサプライチェーン構築に向けて事業化検討を進め、2022年に新会社SAFFAIRE SKY ENERGYを設立、国内で発生する廃食用油のみを原料とした年間約3万キロリットルのSAFの供給を目指しています。現在、コスモ石油堺製油所(大阪市堺市)内においてSAF製造装置の建設を進めており、2025年度初頭に供給開始を見込んでいます。なお、本事業はNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)より採択※を受けた助成事業です。
※NEDOホームページ:https://www.nedo.go.jp/koubo/FF3_100312.html


[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65135/242/65135-242-c126632ba2ae161b86375ce4b64677a3-1200x911.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
建設中のSAF製造装置(コスモ石油堺製油所構内)
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/65135/242/65135-242-a36e1710f840d6f4f3c920c7eb5efccc-1200x788.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
SAFの原料となる廃食用油受け入れ施設(コスモ石油堺製油所構内)


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