マンダム、同一男性の肌を約10 年前と比較分析。40代男性の「若々しい印象」は、「肌の明るさ」に左右されることを発見
PR TIMES / 2017年9月26日 16時32分
~「若々しい印象」はスキンケアによって改善される~
株式会社マンダム(本社:大阪市、社長執行役員:西村元延 以下マンダム)は、見た目の印象を向上させるスキンケア製品の提供を目指し、印象肌研究に取り組んでいます。第三者から見た40 代男性の「若々しい印象」には、肌状態、特に「肌の明るさ」が関連しており、スキンケア行動により「若々しい印象」をもたらすことができることを見出しました。
今回、加齢による肌状態の変化およびその見た目の印象変化について、同一男性の肌を約10 年前と比較分析したところ、1.肌状態では、「肌の明るさ」が低下し、「肌の赤み」が増していること、2.見た目の印象では、「若々しさ」が低下していることが分かりました。
また、40 代男性の顔を平均化した画像を用いて、顔の肌の色味と「若々しい印象」との関連性を検証した結果、3.「若々しい印象」は「肌の明るさ」に左右されることを明らかにしました。
さらに、35~49 歳の男性に対し、モデル乳液の4 週間連用試験を実施した結果、4.水分量、バリア機能といった肌状態は良くなり、「肌の明るさ」も上昇する傾向が認められ、同時に「若々しい印象」も高くなることを確認しました。
上記の結果から、第三者から見た40 代男性の「若々しい印象」には、肌状態、特に「肌の明るさ」が関連しており、スキンケア行動により「若々しい印象」をもたらすことができることを見出しました。
本研究成果は、2017 年9 月9 日~10 日に開催された第22 回日本顔学会大会(フォーラム顔学2017)において発表しました。
1.約10 年の加齢により肌状態と印象は変化
(1)同一男性の肌は約10 年の加齢変化で、肌は暗くなり赤みが増す
2005 年と2016 年に、同一男性15 名(当時29 歳~53 歳)を対象に、顔画像取得装置(※1)を用いて顔画像を撮影し(図1)、画像処理ソフト(Photoshop)を用いて、それらの顔画像の肌の色味値(L*a*b*値:明るさ、赤み、黄み)(※2)を取得しました。そして加齢による変化を分析したところ、黄みには変化が見られなかった(b*値変化なし)ものの、肌は暗くなり(L*値低下)、赤みが増す(a*値上昇)ことが確認され(図2)、顔の肌の色味において、男性特有の変化が明らかになりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/6496/245/resize/d6496-245-337424-3.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/6496/245/resize/d6496-245-795033-4.jpg ]
(2)同一男性の印象は約10 年の加齢変化で、「若々しさ」が大きく低下
2005 年、2016 年に撮影した顔画像に対して、VAS 法(※3)を用いた第三者の男女計92 名(20 代、40代)による見た目の印象評価を行い、加齢による変化を分析した結果、「若々しい」という印象が最も大きく低下していることが明らかとなりました。(図3)。
[画像3: https://prtimes.jp/i/6496/245/resize/d6496-245-810284-5.jpg ]
2.「若々しい印象」には“肌の明るさ”が影響
約10 年の加齢による肌の色味変化と印象の変化の関連性について検証を実施しました。40 代男性11名の平均顔(※4)に対して、画像処理ソフトを用いて、肌の色味を変化させた計27 パターンの色味調整画像を作成し(図4)、VAS 法を用いた第三者の男女計55 名(20 代、40 代)による「若々しさ」の印象評価を行いました。
多変量解析の数量化1類という手法を用いて、「若々しい印象」への肌の色味の影響を確認したところ、L*値(明るさ)の影響が大きいことが明らかになりました。一方、a*値(赤み)、b*値(黄み)に関しては影響が小さいことが確認されました(表)。次に、多重比較検定によりL*値(明るさ)が「若々しい印象」へ与える影響を検証したところ、L*値(明るさ)を増加させた画像では高まり、減少させた画像では低下していたことから、「若々しい印象」は「肌の明るさ」に左右されることが明らかになりました(図5)。
[画像4: https://prtimes.jp/i/6496/245/resize/d6496-245-357535-6.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/6496/245/resize/d6496-245-395014-11.jpg ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/6496/245/resize/d6496-245-411867-7.jpg ]
3. モデル乳液連用により肌状態が改善し、「若々しい印象」も改善
男性20 名(35~49 歳)を対象にモデル乳液(※5)の4 週間連用試験を実施しました。連用前後の顔画像取得と同時に、肌状態(角層水分量、バリア機能(経皮水分蒸散量)、皮膚粘弾性、キメ)(※6)、肌の色味値を測定し、連用前後の差を比較したところ、角層水分量、バリア機能、皮膚粘弾性、キメについては連用後に大きく改善していました(図6)。また、肌の色味値については、L*値(明るさ)が上昇している傾向(p=0.07)が確認され(図7)、さらに、取得した顔画像を対象に、VAS 法を用いた第三者の男女計62 名(20 代、40 代)による印象評価を実施したところ、「若々しい」が上昇していることが確認できました(図8)。
[画像7: https://prtimes.jp/i/6496/245/resize/d6496-245-503471-8.jpg ]
[画像8: https://prtimes.jp/i/6496/245/resize/d6496-245-746252-9.jpg ]
[画像9: https://prtimes.jp/i/6496/245/resize/d6496-245-796158-10.jpg ]
今回の研究では、同一男性の肌は加齢により色味が変化すること、第三者における40 代男性の「若々
しい印象」は「肌の明るさ」に左右されること、また、「若々しい印象」はスキンケア行動により改善さ
れることが明らかになりました。
マンダムでは、これらの知見と今後の更なる印象肌研究を、ミドル男性向けのスキンケア製品の開発
に応用していきます。
※1 顔画像取得装置:照明や位置を同一条件で撮影できる装置。「RSA-100(インフォワード社製)」
※2 肌の色味値:Photoshop によるL*a*b*値を抽出。256 階調(0~255)
※3 視覚的評価スケール:Visual Analogue Scale 法:一直線上の左端に「そう思わない」、右端に「そう思う」という項目を記し、評価者が直線上のどの位置を指すかで印象を評価する方法。
http://www.mandom.co.jp/
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