1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

2025年お年玉調査 キャッシュレスでもらいたい人、初の3割越え

PR TIMES / 2024年12月26日 12時45分

予算総額は24,775円で微減、2年連続の増加はならず あげる金額は、小学生高学年は5,000円、高校生は1万円が最多



株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩、以下インテージ)は、全国の15歳から79歳の男女(5,000人)を対象に実施した「お年玉」に関する調査結果を公開します。
[ポイント]  
・「お年玉をスマホのキャッシュレス決済でもらいたい」人は、初の3割越え
・あげる人、9割以上は「現金での手渡し」を予定。「スマホのキャッシュレス決済」は、「振り込み」にも及ばず
・「予算の総額」は昨年から微減の24,775円。2年連続の増加はならず
・お年玉をあげる1人当たりの金額、小学校高学年は「4,001~5,000円」、高校生は「9,001~1万円」が最多


社会、経済、政治などで様々なことが起こった2024年。あと数日で終わり、2025年が始まります。新年はどのような年になるのか、年明けの恒例行事、お年玉事情から見てみましょう。
全体の予算の前に、まずは生成AIなどIT技術が広がる中、お年玉を「スマホのキャッシュレス決済」でもらいたいか聞いてみました(20歳以下)。その結果、30.5%の人がもらいたいと回答(図表1)。2022年から調査を始めて、初めて3割の壁を突破しました。ただ2年前からの推移は28.6%→27.4%→30.5%と急激には増えてはおらず、今後の推移が注目されます。

図表1
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36691/248/36691-248-11b42fb37560b83c8bdca63dad8c4b80-568x341.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


次からはあげる側の動向を見ていきましょう。「お年玉をあげる予定がある人」は46.6%と、昨年とほぼ同じ数字でした(図表2)。2022年は新型コロナの余波が帰省などにも影響し、あげる予定はないが少し多かったですが、ここ2年の傾向はかなり似ているようです。

図表2
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36691/248/36691-248-1f026e18f4a3c2780435769e295c4731-532x463.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


お年玉をあげる予定はほぼ変わらなかったですが、「予算総額の平均」はどうなっているでしょう?こちらも24,775円で昨年から微減となっています(図表3)。2023年調査では前年比6%増でしたが、今年はあげる人同様にほぼ変化はありませんでした。

図表3
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36691/248/36691-248-c55b6e15f12bc995a08c0a43ad8907f8-515x380.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


では、一体誰にいくらあげているのでしょうか?「1人あたりの金額ランキング」を見ると、小学生未満では「1~1,000円」、小学校低学年は「2,001~3,000円」が1位となっています(図表4)。小学校高学年と中学生は「4,001~5,000円」が1位ですが、中学生では割合が半数を超えてきます。高校生になると半数近くが「9,001~1万円」、大学生・専門学校生・短大生ではそれが3人に2人となっていました。もらう側の年齢が上がるにつれ、金額も上がっていく傾向がくっきりと出ました。

図表4
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36691/248/36691-248-f371cc164ecc1181c44858d7a0c48f67-872x299.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「お年玉を渡す方法」も聞いています。20歳以下の3割がキャッシュレス決済でもらいたいと回答していましたが、あげる側の気持ちとは、今年も大きな乖離が見られました。自分の子ども、孫、親戚の子どもにかかわらず、現金を手渡しと答えた人が、すべてで9割超え。スマホのキャッシュレス決済は1%程度で、振り込みの方が高いという結果も出ています。手間暇がかかっても現金でという気持ちは強いようです。

図表5
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36691/248/36691-248-77d4ed0b515805a836223c7069840bc3-783x294.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


最後に便利なはずの「スマホのキャッシュレス決済を選択しない理由」を見てみましょう。現金の方がもらった実感がわく、が昨年に続きトップでした(図表6)。2位の現金の方がありがたみが伝わる、も前年同様の順位でしたが39.8%と5ポイントもアップしていました。物価高などが生活を圧迫してくる中、お金を出す側の心情もくんで欲しいという心があるのかもしれません。3位以下の順位も変わってはなく、来年のお正月は現金をお年玉袋に入れて手渡しで、その目の前で子どもや孫が喜ぶという姿が多く見られそうです。

図表6
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/36691/248/36691-248-a9d6b5609552f5abf784701cc5e58d65-802x548.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


使用したデータ
インテージのネットリサーチによる自主調査データ】 
調査地域:日本全国
対象者条件:15~79歳の男女
標本抽出方法:弊社「マイティモニター」より抽出しアンケート配信
標本サイズ:n=5000 ※国勢調査にもとづき性別・年代・地域を母集団構成に合わせて回収
調査実施時期:2024年11月22日(金)~11月25日(月)
株式会社インテージ
株式会社インテージは1960年に創業。インテージグループとしてアジアNo.1*であるマーケティングリサーチ/インサイト事業に加えてマーケティングソリューション事業を展開し、9か国の海外拠点とともに国内外の企業・団体のマーケティング活動を総合的に支援しています。事業ビジョンとして“Create Consumer-centric Values”を掲げ、深い生活者理解とデータ活用の高度化による顧客企業支援を通じ、生活者の幸せの実現を目指しています。
*「ESOMAR's Global Top-50 Insights Companies 2024」に基づく(グループ連結売上高ベース)

【報道機関からのお問い合わせ先】
■株式会社インテージ 広報担当:下河原(しもがわら)/森(もり)/依田(よだ)
TEL: 03-5294-6000
お問い合わせフォーム

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください