【共同プレスリリース】ユニセフ・ユネスコ最新報告書発表 サハラ以南で3,000万人以上が学校に通えず

PR TIMES / 2014年6月16日 13時20分

3分の2以上が西部・中部アフリカの子どもたち



※本信は ユニセフ本部の情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_73842.html でご覧いただけます


【2014年6月16日 ダカール(セネガル)、ナイロビ(ケニア)発】

本日6月16日は「アフリカ子どもの日」。ユニセフとユネスコ統計研究所は報告書を発表し、
サハラ以南のアフリカで初等教育学齢期の3,000万人以上の子どもたちが学校に通えておらず、
このうち3分の2以上が、西部中部アフリカ地域の子どもたちであることを明らかにしました。

この10年で大きな進展があったにもかかわらず、世界で小学校に通えていない子どもたちの
半数以上をサハラ以南の子どもたちが占めています。さらに、学校に通えていても、十分に
学習できていない子どもたちが大勢といます。

2000年から2007年にかけて、初等教育へのアクセスは大幅に改善されました。しかし、
2008年以降、この改善は足踏みしています。「学校に通えない子どもたちに関する世界
イニシアティブ(英語表記:Global Initiative on Out of School Children)」の報告書で、
女の子や貧しい家庭の子ども、農村部の子どもたち、世帯主となっている子どもたちは、
特に学校に通える機会が奪われていることが分かりました。


ユニセフ・西部中部アフリカ地域事務所代表
のマニュエル・フォンテーンは「西部中部
アフリカでは、学齢期の子どもの5人にひとり
は、一度も学校に通ったことがありません。
教室も質の保たれた教員もさらに必要ですが、
それだけでは、最も学校に通うのが難しい
子どもたちが学校に通えるようにはなり
ません。多くの場合、子どもたちの家族は、
月謝を払ったり、基本的な学用品をそろえたり
といったことができないのです」と述べました。

ユネスコ・サヘル地域事務所のアン・
テレーズ・ドン・ジャタ代表は「西部中部
アフリカで学校に通えない子どもの割合は28%と、世界で最も高くなっています。約1,900万人もの
子どもが教育を受けられないのです」と述べ、「こうした状況は、主に二つの要因で
起きています。第一に、農村部に暮らす子どもたちの教育へのアクセスが、歴史的にも
長きにわたって、限れたものになっています。これを打破しなければなりません。
第二に、学齢期の人口が増加しており、質の保たれた教育へのニーズも高まっています。
こうした動きにも対応しなければなりません」と続けました。

PR TIMES

トピックスRSS

ランキング