IP Infusion、TIPのPhoenixソリューションのソフトウェアプロバイダーに選定
PR TIMES / 2020年7月17日 16時40分
- Phoenixソリューションにより、光ネットワーク向けに、White Box型ハードウェア/ソフトウェアソリューションの開発を実現 -
IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、本日、TIP(Telecom Infra Project)におけるオペレータ設計のソリューションである、Phoenixに関する複数の事業者を対象にしたRFI(Request for Information)プロセスの結果、ソフトウェアプロバイダー候補に選ばれたことを発表しました。
TIPのPhoenixはOOPT(Open Optical & Packet Transport)(https://telecominfraproject.com/oopt/)プロジェクトグループにより開発されたL0/L1対応のWhite Box型光トランスポンダー/マックスポンダーです。事業者は、本ソリューションを使って光ネットワークの容量を増強させるとともに、イノベーションの加速とコスト削減を目的としたエコシステムの利用が可能になります。Phoenixソリューションは400Gをサポートしていますので、事業者は自社光ネットワーク容量の増大に伴い既存のラインシステムに追加、もしくは併用して導入することが出来ます。
TIPは、サービス事業者、技術パートナー、システムインテグレーター、その他インターネット接続関連など複数の企業や団体が加盟する世界的なコミュニティであり、世界規模での先進のコネクティビティの実現に向けてネットワークソリューションを推進しています。
Phoenixは、メトロ、コア、データセンター相互接続(DCI)の各サービス向けに設計されており、特にMNOおよびISP事業者やコンテンツプロバイダーでの利用に適しています。ネットワーク事業者は、ベンダーソリューション間や既存のラインシステムとトランスポンダー間における相互運用性の欠如、業界プレイヤーの減少、絶え間なく拡大し続ける光ネットワーク容量、設置・運用コストの高騰といった課題に直面しています。Phoenixは、こうしたネットワーク事業者が抱える様々な課題を解決するために、TIPが推進しているプロジェクトです。本プロジェクトは、大手通信事業者6社(ドイツテレコム、MTN、NTTコミュニケーションズ、テレフォニカ、テリア、ボーダフォン)が主導し、2021年には仕様に準拠したソリューションの商用化を目標に掲げています。
IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「Phoenixソリューションの候補に選定されたことを光栄に思います。光ネットワーク事業者がクローズドなシステムから完全なWhite Box型オープン光ネットワークへと移行するなかで、当社White Box型ネットワークOS『OcNOS』は最適なソリューションです。なぜならば『OcNOS』は既に、商用ネットワークの光トランスポートプラットフォームTIPの『Cassini』での導入実績があり、Phoenixはその活動を発展させたものだからです。IP Infusionの『OcNOS』とWhite Box光トランスポートデバイスにより、当社のお客様はソフトウェアにより定義されたサービスへの移行プロセスを効率化し、ネットワークインフラ構築と管理を簡素化しつつ、将来的なビジネスニーズの進化にも柔軟に対応するネットワークを確保することができます」と述べています。
■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダ、データセンター事業者向けに、ソフトウェアとハードウェアを分離(ディスアグリゲーション)して安価に柔軟にネットワークを構築し、新機能やサービスの実装を迅速に実現するWhite Box型ソリューションを提供しています。
IP Infusionは、「DANOS-Vyatta edition」のインテグレーター兼カスタマーサービスプロバイダーであると共に、White Box向けネットワークOS「OcNOS(R)」および「ZebOS(R)」 を約350社の企業に提供しています。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社です。
https://www.ipinfusion.com/
[画像1: https://prtimes.jp/i/11476/251/resize/d11476-251-815423-0.png ]
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証一部:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信・放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび約350社の通信機器メーカへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組込とクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/
[画像2: https://prtimes.jp/i/11476/251/resize/d11476-251-432193-1.png ]
※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
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