【開発秘話公開】クリエイターが没入できる製品を開発し続けるワコムエンジニアの情熱と挑戦
PR TIMES / 2024年11月1日 19時40分
株式会社ワコムは、ワコムの製品開発に日々挑戦し続けるエンジニアの開発秘話を紹介する新コンテンツ『Pride of Wacom - ワコムの矜持』を公開いたしました。このコンテンツでは、プロクリエイターの要求に応えるワコムらしいデバイスを追求し、さまざまな困難に直面しながらも、その解決策を模索したエンジニアたちの想いや開発の裏側に迫ります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16902/251/16902-251-8b65b9596481cbdc10b7826af8eae06a-1200x628.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
最高のペン体験を
「プロクリエイターに最高のペン体験を届けたい」という想いで挑戦したのが、2022年10月に発売したフラグシップモデルの液晶ペンタブレット「Wacom(R) Cintiq(R) Pro 27」で初めて採用された「Wacom Pro Pen 3」です。発売までに4年以上の時間が費やされました。
「ユーザーに多様な選択肢を与えられるペンを届ける」という基本コンセプトから企画が練られた「Wacom Pro Pen 3」は、ペン先を細く、芯を長くすることで実現した「視野の広さ」と、重さや太さのカスタマイズに対応できる「ペン軸の細さ」が特徴です。しかし、製品化には、描きたい線を思い通りに描けるように「筆圧のロス」を最小限に抑え、基盤面積を大幅に減少させるなどの課題に取り組む必要がありました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16902/251/16902-251-95531637edad47f38f7515df9a9a9b36-1200x799.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16902/251/16902-251-4e55921ef4505da8c94e7f42b68e61f9-1200x799.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
プロクリエイターの要求に応えるワコムらしいポータブルデバイス
「クリエイティブな衝動」を逃さないため、場所や姿勢を選ばず、あらゆる創作スタイルに柔軟に対応するデバイスが欲しい。クリエイターの想いに寄り添う形で開発された「Wacom Movink 13」。ワコムが初めて有機ELディスプレイを採用したこのペンディスプレイは、過去最薄・最軽量のペンディスプレイとなりました。より素早い応答速度、鮮やかで高精細、広い色域表示に対応し、正確な色再現を可能にするために、開発段階では多くの技術課題に取り組みました。
持ち運びやすく、いつでも使える製品コンセプトを実現するために採用された有機ELディスプレイですが、新たなディスプレイを採用したことで、ワコム独自のデジタルデバイス技術であるEMR(Electro-magnetic Resonance:電磁誘導方式)との間で予期せぬ不具合が発生しました。また、ペン性能を維持しつつ、極限までディスプレイの枠を狭めたスリムベゼルの実現にも乗り越えなければならない技術的課題がありました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16902/251/16902-251-ff2c1ea0e7838e67e4c84c20b62fca4b-1200x799.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「エンジニアにとって『挑戦とは歓迎すべきもの』。ペンのパフォーマンスを落とすことでディスプレイの不具合を解消することは、どんなベンダーでもできることでしょう。しかしながら、それをしてしまっては、ワコムがワコムでなくなってしまう。ワコムが届けるのは『プロフェッショナルクリエイターにとっての最高のペン体験』であるべきで、それこそがワコムと私自身の存在価値であると考えています」とインタビューでハードウェアエンジニアの小谷は語っています。
ワコムは、プロクリエイターの創造性を引き出し、制作を止めないペン体験を提供するために、より一層技術開発に取り組んでいきます。今後も、ワコムは世界中のクリエイターの創作活動に寄り添うワコムの技術を支え続けるエンジニアたちの物語を紹介していきます。
ワコム製品発売までに乗り越えた技術課題やその解決策について、ワコムのエンジニアたちが語った開発者インタビューは、以下のリンクよりご覧いただけます。
https://bit.ly/4fm0oTz
▼『Pride of Wacom - ワコムの矜持』
- プロクリエイターの創造性を引き出す:Wacom Pro Pen 3に込めるワコムの誇り
- それぞれの理想を求めて:すべてを諦めない「最高のバランス」
- 「閃きの瞬間」を捉えて離さない:ワコム初の本格的ポータブルデバイスの実現
- いかなる時も「創作への没入」を妨げない:自己主張を削ぎ落とした先の、確かな存在感
【ワコムについて】
株式会社ワコム(東証プライム:6727)は、デジタルペンの技術を通して、「デジタルで描(書)く」体験をお客様の様々なニーズに合わせてお届けする、「テクノロジー・リーダーシップ・カンパニー」です。ワコムのペンタブレット製品は、全世界150以上の国と地域で、映画制作や工業デザインのスタジオ、デザイナー、マンガ家などのプロクリエイターから、趣味でイラストや写真加工を楽しまれる方まで幅広くご愛用いただいております。また、「書いて学ぶ」ことが欠かせない学校や塾など教育の現場、医療現場での電子カルテ等の記入、金融機関等での各種申込書、クレジットカードの電子サイン用にも、ワコムの製品は使用されています。さらには、オフィスや家庭で使われているデジタルペンを搭載したパソコン、タブレット、スマートフォン向けにもワコムのペン技術をOEM提供しており、多くのモバイルIT機器に搭載いただいています。 ワコムはこれからも、最先端技術との連携も視野に入れた新しいデジタルペンの体験と価値をお届けしてまいります。
※ワコム、Wacomは株式会社ワコムの商標または登録商標です。
※その他、本書に記載されている会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
※本書に記載されている内容は発表時点のものです。やむをえない事情で当日の内容に変更が生じる場合があります。
<お客様からのお問い合わせ先>
ワコムインフォメーションセンター
電話:0120-056-814 (受付時間: 9:00~12:00 / 13:00~18:00、土日祝日を除く)
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
ワコム、ペンタブレット乗り換えキャンペーンを11/1より開始
PR TIMES / 2024年11月1日 11時15分
-
医療文書のDX化を後押し。ワコムが電子サインソリューションのホワイトペーパーを公開
PR TIMES / 2024年10月29日 13時45分
-
『コネクテッド・インク2024』 開催 人間の創造性、アート、教育、テクノロジーについて、20を超えるプログラムを通して体験・考察を重ねる2日間
PR TIMES / 2024年10月21日 16時15分
-
FIT2024でワコムのDXソリューションをご紹介
PR TIMES / 2024年10月10日 14時40分
-
ワコムが地方自治情報化推進フェア2024に出展
PR TIMES / 2024年10月4日 16時40分
ランキング
-
1突然の破産「船井電機」に起こっていた異変 調査会社が倒産の「Xデー」に目撃した驚きの現場
東洋経済オンライン / 2024年11月1日 14時30分
-
2三井住友信託銀、元社員にインサイダー取引の疑い=社長が陳謝「信頼損なう」
時事通信 / 2024年11月1日 19時51分
-
3「セブンよ見習え」SNS上で相次ぐ賞賛の声…セブンイレブンの“上げ底”弁当疑惑で注目されるデカ弁屋
集英社オンライン / 2024年11月1日 11時0分
-
4セブン「上げ底疑惑」で社長発言がマズすぎた理由 言い方や、他企業との比較も悪手でしかなかった
東洋経済オンライン / 2024年10月31日 18時10分
-
5オリンパス社長「薬物辞任」通報者はクスリの売人だった…竹内康雄会長は警察に相談、売人とやりとりも《オリンパス社長電撃辞任の真相》
文春オンライン / 2024年11月1日 17時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください