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Hacobu、共同輸配送支援サービス「MOVO X-Data」を提供開始!

PR TIMES / 2024年9月10日 14時15分

三菱食品と「物流2024年問題対策」実証実験を推進



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18703/251/18703-251-1fa3ad31d892ea25e3d8a6015c6b7a79-2650x1390.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


データの力で物流課題を解決する株式会社Hacobu(ハコブ、代表取締役社長CEO 佐々木 太郎、以下「Hacobu」)は、新たな共同輸配送支援サービス「MOVO X-Data(ムーボ・クロスデータ)」の提供を開始いたしました。この新サービスは、運行データを基に非効率な運行や車両を抽出し、改善案を提示することで物流の効率化を図ります。さらに、拠点間、企業間を跨いだデータ連携を可能にし、効率的かつスピーディな共同輸配送の検討を実現します。これにより、物流コストの大幅な削減やCO2排出量の低減が見込まれます。
第一号プロジェクトとして、三菱食品とHacobuは実証実験を推進しています。本実験では、三菱食品が全国で運用する3000台のトラックを対象に、拠点間での共同輸配送を推進し、車両削減およびCO2排出量削減を実現します。将来的には、企業間における共同輸配送実現を目指します。
開発の背景
日本の物流は現在、複数の深刻な課題に直面しています。2024年4月からのトラックドライバーの時間外労働上限規制、いわゆる「物流の2024年問題」により、輸送力不足が懸念されています。また、非効率的な配送も依然として問題となっています。さらに、2024年5月に公布された改正物流関連2法により、一定規模以上の荷主企業、物流事業者には積載率向上が求められています。
こうした状況下で、「共同輸配送」が有効な解決策として注目を集めています。共同輸配送とは、従来個別に行われていた複数企業の配送を、トラックやコンテナなどを共同利用してまとめて行う手法です。この方法により、配送効率化による生産性向上、慢性的な労働力不足の緩和、CO2排出量の削減といった複数の課題解決が期待されています。
しかしながら、従来の共同輸配送の実現には課題がありました。多くの場合、配車担当者へのヒアリングなどのアナログな方法や、一度の固定的なデータ分析に基づいて実施されるケースが多く、季節変動などに柔軟に対応できないのが実情でした。
MOVO X-Data は、蓄積された実績データを活用し、拠点間・企業間でのスピーディかつ効率的な検証を可能にします。さらに、課題の大きい運行を自動的に抽出し、具体的な改善案を提示します。これにより、変化する物流ニーズに柔軟に対応し、効率的な共同輸配送を実現します。
MOVO X-Data の特徴
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18703/251/18703-251-3c743596bff802f283d7c3155e056079-2190x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


MOVO X-Data は、配送効率化を実現する共同輸配送支援サービスです。拠点や企業の垣根を越えて、データを軸とした配送効率化を実現します。

1.スピーディな導入・運用:
Hacobuの動態管理サービス「MOVO Fleet」に蓄積された実績データを活用し、拠点間・企業間での効率的な検証を可能にします。現状MOVO Fleetを導入している企業は、実績データをそのまま活用でき、スピーディな導入と運用が可能です。

2.課題から解決策までを具体化:
データを基に、長距離の空車運行や長時間労働といった課題の大きい運行を自動的に抽出し、具体的な改善案を提示します。例えば短い稼働の運行同士の組み合わせや、帰り便の活用など、様々なパターンでの改善を提案します。

3.使いやすい:
利用者はパターンを選択し、指示に従って条件を入力するだけで、簡単に改善案を確認することができます。
利用イメージ
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18703/251/18703-251-e9be13e1e844b712daa6cf87d01d4f10-2190x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


三菱食品との実証実験
Hacobuは、三菱食品とパートナーシップを結び、運行データの効果的な活用に向けた取り組みを進めてきました。三菱食品は、全国で物流パートナーのトラックに段階的にMOVO Fleetの導入を開始し、2024年度中には3000台に展開が完了する見込みです。
2024年2月からは、MOVO X-Dataのプロトタイプを使用した実証実験を通じて、ユーザー視点でのニーズ抽出を進めてまいりました。
MOVO X-Dataを活用することで、時間、場所、頻度といった要素を基に、膨大な運行実績データから組み合わせ候補を抽出し、拠点間で配送コースを効率的に再構成することが可能になりました。
今後、具体的な複数拠点間内での共同輸配送により、車両削減およびCO2排出量削減を目指して参ります。また、将来的には、企業間における共同輸配送実現を目指します。
今後の展望
Hacobuは、MOVO X-Dataを通じて企業間連携を促進し、迫り来る物流危機の回避と配送効率化の実現を推進します。今後は、MOVO Fleet以外のMOVOシリーズおよび外部サービスのデータ活用、分析の精度向上や多様なニーズへの対応などを通じて、より多くの企業が利用できるサービスを目指します。
Hacobu代表取締役社長CEO 佐々木 太郎のコメント
MOVO X-Dataの提供開始により、物流の課題解決に向けた新たな一歩を踏み出すことができました。三菱食品様との取り組みを皮切りに、より多くの企業の物流効率化に貢献し、持続可能で効率的な物流インフラの構築を支援してまいります。拠点や企業の垣根を越えたデータ駆動型の配送効率化を推進することで、業界全体の発展と環境負荷の軽減に寄与していくことを目指します。
共同輸配送支援サービス「MOVO X-Data(ムーボ・クロスデータ)」について
Hacobuが提供する「MOVO X-Data」は、データを基に拠点間および企業間での共同輸配送を簡単に検討できる共同輸配送支援サービスです。データから課題の大きな運行を抽出し、改善のための共同輸配送案まで提示することで、検討時間を大幅に短縮し、アナログな検証では発見が難しい改善案の発見も可能となります。
Hacobuについて
商号  :株式会社Hacobu
URL   :https://hacobu.jp/
設立  :2015年6月30日
本社  :〒108-0073 東京都港区三田3丁目14番10号 三田3丁目MTビル9階
代表  :代表取締役社長CEO 佐々木太郎
事業内容:クラウド物流管理ソリューション「MOVO(ムーボ)」シリーズと、物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy(ハコブ・ストラテジー)」を展開。シェアNo.1(※1)のトラック予約受付サービス「MOVO Berth」、動態管理サービス「MOVO Fleet」、配車受発注・管理サービス「MOVO Vista」などのクラウドサービス、ドライバーの働き方を変えるスマホアプリ「MOVO Driver」の提供に加え、物流DXパートナーとして企業間物流の最適化を支援しています。

※1 出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所『スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2023年度版】』https://mic-r.co.jp/mr/02960/ バース管理システム市場の売上高および拠点数におけるシェア

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