諏訪南事業所ユーティリティ設備における省エネ活動が「2024年度 省エネ大賞 資源エネルギー庁長官賞」を受賞
PR TIMES / 2024年12月16日 17時45分
セイコーエプソン株式会社(以下 エプソン)は、このほど一般財団法人省エネルギーセンターが主催する2024年度省エネ大賞(省エネ事例部門)において、諏訪南事業所(長野県諏訪郡富士見町)の省エネ活動が「資源エネルギー庁長官賞(支援・サービス分野)」を受賞したことをお知らせします。なお、本件は中部電力ミライズ株式会社(名古屋市東区、代表取締役社長執行役員 神谷泰範、以下 中部電力ミライズ)との共同受賞となります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42912/255/42912-255-fb86b04bd4d60f3f78d4204a2dd3c944-2806x1984.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
諏訪南事業所
受賞概要は下記の通りです。
■受賞部門
2024年度省エネ大賞(省エネ事例部門)資源エネルギー庁長官賞(支援・サービス分野)
■受賞テーマ
諏訪南事業所 ユーティリティ設備*1における省エネ活動
■内容
エプソンは「環境ビジョン2050」において、「カーボンマイナス」および「地下資源*2消費ゼロ」を目指しています。この中間目標である2030年:1.5℃シナリオ*3に沿った総排出量削減に対し、諏訪南事業所では2025年度での先行達成に向けた省エネ活動を推進しています。
本事例は、2018~2023年にかけて中部電力ミライズ*4と協業し、諏訪南事業所内のユーティリティ設備において省エネ、脱炭素に向けて取り組んだものです。この活動により、同事業所全体の12.3%にあたる4,745t(累計)のCO2削減を達成しました。
【事業所全体の省エネ達成状況】
1. エネルギー削減量(原油換算量):2,846kL(2017年度比12.3%削減)
2. 省エネ施策数:123件実施済み(全273件中。今後予定施策71件、中止施策79件)
3. CO2削減量:4,745t(対目標値158%、目標:3,000t *5)
【主な取り組み】
・ロードマップ策定による目標達成へ向けたプロセスの明確化
・下記3点に重点を置き、省エネ活動を推進
1. 既存設備運用変更による省エネ化
(例)生産用クリーンルーム ファンフィルターユニット間引き
2. 未利用熱利用
(例)町水(上水)の未利用熱活用
3. 設備更新時の電化
(例)製造クリーンルーム空調設備電化更新
【参考】
脱炭素に向けたロードマップ策定フローと達成状況は以下の通り。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42912/255/42912-255-79e2c1b2defa0f59a9443006fd579374-782x464.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42912/255/42912-255-ecfc043a0108d0742fc8d133e81b51ef-485x372.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■人的資本・健康経営本部 副本部長 窪田 美彦 受賞コメント
私たちは、持続可能な社会の実現に向けて、各事業所内のエネルギー効率の向上と環境負荷の低減に取り組んでまいりました。今回の受賞は、その努力が評価された結果であり、大変嬉しく思います。今後も、GX(グリーントランスフォーメーション)を推進し、本受賞を励みに水平展開を図るとともに 各事業所においては一層の努力を重ねてまいりますので、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。
【関連リンク】
省エネ大賞
https://www.eccj.or.jp/bigaward/item.html
※本事例詳細は省エネルギーセンター発行の発表資料集をご参照ください。
なお、2025年1月29日に東京ビッグサイトで開催されるENEX2025「第49回地球環境とエネルギー
の調和展」に併せて、省エネ大賞の表彰式が執り行われます。
*1 工場運営に必要な電力、水、空調(ボイラー、冷凍機等含む)、ガス/薬液供給など工場運営上必要
なインフラ/環境維持に関する設備
*2 原油、金属などの枯渇性資源
*3 SBTイニシアチブ(Science Based Targets initiative)のクライテリアに基づく科学的な知見と整
合した温室効果ガスの削減目標
*4 全社に対する省エネ・脱炭素包括支援に関する業務委託契約を締結
*5 スコープ1・2のGHG排出量を2017年度比34%削減する目標の内、ユーティリティ設備の該当分
本内容につきまして、中部電力ミライズからもプレスリリースを発行しております。
以 上
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