国内株式議決権行使判断基準の改定について
PR TIMES / 2023年12月25日 1時40分
三井住友DSアセットマネジメント株式会社(代表取締役社長兼 CEO:猿田隆、以下「当社」)は、国内株式議決権行使判断基準を2024年1月4日に改定することをお知らせします。新しい判断基準は2024年1月以降に開催の株主総会より適用を開始いたします。
1.改定の背景
当社は、責任ある機関投資家として、お客さま・最終受益者のみなさまの利益のため、投資先企業やREITの投資法人等(以下、「投資先企業等」)の企業価値向上もしくは毀損回避を目的として、議決権を行使しております。
2023年3月に東京証券取引所より公表された「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を受け、PBR(株価純資産倍率)1.0倍未満の上場企業を中心に開示状況の改善が進んでいます。しかし、足元でも対応が十分とはいえない企業も散見され、投資家による積極的な対話の推進が必要であると考えます。
ESG・サステナビリティに関しては、上場企業におけるTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に準拠した情報開示が進んでいます。今後は気候変動に関する定量的な情報開示についても追求していく必要性があるほか、人権尊重の取り組み、そして意思決定機関である取締役会の多様性の強化についても、対話等を通じて推進していくことが望ましいと考えます。
2.改定の概要
今回の国内株式議決権行使判断基準の改定の主なポイントは以下の通りです。
(1) サステナビリティに関する基準として、「1.企業の人権尊重に関する取り組み、2.TCFDに準拠した開示におけるGHG(Greenhouse Gas)※1排出量とScope1・2ないし3※2」について、投資先企業との対話を強化
(2) 低ROE(自己資本比率)および低PBRの状態が継続している投資先企業との対話を強化
(3) プライム上場企業に求める女性取締役の基準を「1名以上」 ⇒ 「取締役総数に対し10%以上」へ厳格化
※1 二酸化炭素やメタンなど温室効果ガス
※2 Scope1:事業者自らによる排出量、Scope2:電気や熱の使用に伴う排出量、Scope3:原材料生産や輸送、製品使用などによる排出量
詳しくは以下リンク先の別紙(議決権行使判断基準 ※2024年1月4日適用開始)をご覧ください。
https://www.smd-am.co.jp/news/news/2023/NewsRelease_20231220.pdf
■ご参考
責任投資について
https://www.smd-am.co.jp/corporate/responsible_investment/
2024年1月の議決権行使判断基準改定の概要について
https://www.smd-am.co.jp/corporate/responsible_investment/voting/guideline/pdf/criteria_for_determining_the_exercise_of_voting_rights_summary_20231220.pdf
重要な注意事項
■当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。
■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
三井住友DSアセットマネジメント株式会社
住所:〒105-6426 東京都港区虎ノ門1-17-1虎ノ門ヒルズビジネスタワー26階
HP:https://www.smd-am.co.jp/
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第399号
加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、
一般社団法人第二種金融商品取引業協会
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
環境NGO株主提案:世界の投資家、日本企業の気候変動対策及び取締役会の監督能力の実効性に重大な懸念を表明
PR TIMES / 2024年7月10日 10時15分
-
ゴールベースアプローチ型ファンドラップサービス[MY GOALS]新NISA対応開始について
PR TIMES / 2024年7月6日 4時40分
-
株式会社佐賀銀行とのゴールベースアプローチ型ファンドラップサービス[MY GOALS]に係る業務提携契約締結について
PR TIMES / 2024年6月24日 15時15分
-
Global ESG Strategy to Disclose its Voting Policy for the AGM of Tokyo Cosmos Electric
PR TIMES / 2024年6月21日 22時40分
-
東京コスモス電機(証券コード:6772)によるGlobal ESG Strategyの株主提案に関する開示についての注意喚起のお知らせ
PR TIMES / 2024年6月21日 22時40分
ランキング
-
1大谷翔平の新居「晒すメディア」なぜ叩かれるのか スターや芸能人の個人情報への向き合い方の変遷
東洋経済オンライン / 2024年7月16日 20時40分
-
2工学系出身者が「先進国最低レベル」日本の"暗雲" エンジニアを育てられない国が抱える大問題
東洋経済オンライン / 2024年7月16日 17時0分
-
3申請を忘れると年金200万円の損…荻原博子「もらえるものはとことんもらう」ための賢者の知恵
プレジデントオンライン / 2024年7月17日 8時15分
-
4「再配達は有料に」 ドライバーの本音は
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月17日 6時40分
-
5旅客機用の燃料不足で緊急対策 輸送船を増強、運転手確保へ
共同通信 / 2024年7月16日 23時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)