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エミレーツ航空、ケンブリッジ大学に拠点を置くアビエーション・インパクト・アクセラレーターと連携し、環境への排出削減をめざす研究開発への資金提供を約束

PR TIMES / 2024年6月6日 22時40分



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52636/258/52636-258-e12f1d9f461b8b9c49110678ca4cffeb-1896x934.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


- このパートナーシップは、航空会社の持続可能な航空事業の実現を目指して設けられた2億米ドルのサステナビリティ基金からの初めての支出となる。
エミレーツはAIA独自のインタラクティブなデータ可視化ツールにアクセスが可能。
ケンブリッジ大学のホイットル研究所およびサステナビリティ・リーダーシップ研究所(CISL)を拠点とするAIAチームとプロジェクトにおいて積極的に連携する。

エミレーツ航空は、ケンブリッジ大学に拠点を置くアビエーション・インパクト・アクセラレーター(AIA)の産業パートナーとなりました。今回の新しいパートナーシップは、民間機における化石燃料の環境負荷低減に焦点を当てた研究開発プロジェクトのためのもので、同プロジェクトに対するエミレーツ航空の2億米ドルのサステナビリティ基金からの初めての投資となります。このパートナーシップは、共同研究を促進し、AIAのクライメイト・インパクト・ツール(気候変動が及ぼす影響を評価するツール)に証拠を提供することでデータモデリングの進歩をサポートし、航空事業によって排出される温室効果ガスを世界的に削減する将来のプロジェクトに積極的に取り組むことを目指しています。AIAイニシアチブは、ケンブリッジ大学のホイットル研究所とサステナビリティ・リーダーシップ研究所(CISL)が共同で指導する多分野の専門家たちによる国際的なグループであり、持続可能な航空への道筋を描き、理解し、加速するために証拠に基づくシステム、モデリング能力、視覚化、および専門ツールを開発することで、政策立案者、航空業界、そして社会全体を支援しています。エミレーツは、ボーイング、ロールス・ロイス、英国王立空軍、国際航空運送協会(IATA)、4Air、Flexjetとともに産業パートナーとして連携しています。AIAのモデリング能力は、ベネット・イノベーション・ラボ(ホイットル研究所の一部として新設されたイノベーションラボ)とCISLの協力によるものであり、航空事業の温室効果ガスの排出量をネットゼロにする目標をより早く達成するための方法を探求しています。エミレーツ航空 社長のティム・クラーク卿によるコメント:「エミレーツは、サステナビリティ基金の最初のプロジェクトとしてアビエーション・インパクト・アクセラレーターを支援できることを誇りに思っています。産業パートナーとして、私たちは知識と洞察を建設的に共有し、AIAの活動範囲を広げています。また、新しい航空技術の開発、そして技術が将来的に実装された際に直面しうる課題へ対処するためのツール開発の支援を行う貴重な機会を得ています。AIAが行っている活動は、民間機による環境への長期的な影響を削減するための変化と解決策の設計図となる可能性があります。」ケンブリッジ大学ホイットル研究所所長でAIAリードのロブ・ミラー教授によるコメント:「エミレーツとのパートナーシップを発表できることをとても光栄に思っています。これにより、私たちの使命である、世界の航空事業でネットゼロを実現するミッションを加速させるためのサポートを得ることができます。航空業界の変革において航空会社は重要な役割を果たしますが、エミレーツがこのリーダーシップを示していることを嬉しく思っています。私たちは、サステナビリティ基金が業界内の取り組みを推進する上で重要な役割を果たすと信じています。」エミレーツは、以下を含む複数のツールの開発において連携します:
- RECCE(Resource to Climate Comparison Evaluator):2035年における様々な燃料や技術の潜在的な可能性を迅速に比較できるよう設計されています。航空事業によるCO2および非CO2排出が及ぼす環境への影響、リソース要件、コストを比較し、システム内の不確定要素の詳細な分析を提供します。また、RECCEは送電網、熱供給など隣接する業界の脱炭素化率が航空業界に与える影響を理解するのにも役立ちます。RECCEはAIAのウェブページ(英語)で無料で利用可能です。
- JIST(Journey Impact Simulator Tool):未来の飛行方法を探求し、航空事業のネットゼロへの道筋を理解できるようにする現在開発中のツールです。将来の燃料や推進技術の可能性、および飛行運用設定を調整して気候への影響を比較できます。
- CRAFT(Climate Response to Aviation Future Scenarios Tool):航空業界の未来予測を分析し、技術、燃料、および運用変更の組み合わせを活用して航空事業のネットゼロを実現する方法を探ることができます。このツールは、政策立案ワークショップの際にリアルタイムでシナリオを探索する際に特に有効で、政府や産業のリーダーたちが航空事業の複雑さを乗り越えるための道筋を示すことができます。このツールは、米国、英国、EUの政府とのさまざまな政策立案ワークショップで活用されています。

AIAとのパートナーシップにより、エミレーツは航空事業のネットゼロに関するあらゆる側面を探求するワークショップに参加し、行動を加速させる機会を得ることができます。エミレーツのサステナビリティ基金は、民間機における化石燃料の環境負荷低減に焦点を当てた研究開発プロジェクトを支援することを目指しています。この資金は、先進的な燃料、エネルギー、推進技術、およびその他の排出削減解決策に取り組む世界的に認められた組織、スタートアップ、および学術機関に3年間にわたり資金が提供されます。航空会社は技術専門家と協力して取り組みを評価し、支出はエミレーツ航空の環境サステナビリティ・エグゼクティブ・ステアリング・グループによって管理されます。産業パートナーと並ぶ、AIAの連携組織:
- イギリス国王チャールズ3世によるサステナブル・マーケット・イニシアチブ
- 世界経済フォーラム(WEF)のターゲット・トゥルー・ゼロ(TTZ)イニシアチブ
- エアロスペース・グローバル・フォーラム
- ケンブリッジ・ゼロ
- 英国・エネルギー安全保障・ネットゼロ省
- 英国・運輸省

アカデミックパートナー:
- マサチューセッツ工科大学
- メルボルン大学
- インペリアル・カレッジ・ロンドン
- ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン
- シドニー工科大学

エミレーツについて
エミレーツはドバイを拠点とし、世界6大陸に高品質な航空輸送サービスを提供することで観光や貿易に貢献しています。エミレーツは、世界最大のワイドボディー機、ボーイング777とエアバスA380を運航しています。広々とした客室ではA380のシャワースパや機内ラウンジなどの象徴的な機内設備を提供しています。さらに、全席で利用できる機内エンターテイメントシステム「ice」も充実しており、16年連続でベスト・イン・ザ・スカイ・アワードを受賞しています。また、エミレーツは、すべての事業や活動における環境への影響を最小限に抑える取り組みに注力しており、排出量の削減、責任ある消費、野生生物と生息地の保護に焦点を当てています。詳細は、https://www.emirates.com/media-centre/connecting-tomorrow/およびwww.emirates.comをご覧ください。ケンブリッジ大学について
ケンブリッジ大学は世界最古の大学の一つであり、学術の中心地でもあります。同大学は、31のカレッジと6つのスクールを擁する学者自治組織で、国際的に最高水準の教育、学習、および研究の追求を通じて社会に貢献することを使命としています。1209年に設立されたケンブリッジ大学は、豊かな歴史と発見に彩られ、人類に恩恵をもたらしてきました。ケンブリッジ大学は、これまで121人のノーベル賞受賞者を輩出し、重力理論や進化論、DNA構造の解読、最初の原子の分裂など、優れた学術的業績で高い評価を得ています。

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