EICMA 2019ボッシュが形作るモーターサイクル&パワースポーツの未来
PR TIMES / 2019年11月5日 18時45分
▶ 次世代ディスプレイ: スクリーンの拡張化とフレームの小型化により、視認性が向上
▶ アドバンスト ライダー アシスタンス システム:安全性と走行快適性が向上
▶ パワートレインソリューション:温室効果ガスの排出量削減に貢献する最新のテクノロジー
[画像: https://prtimes.jp/i/5028/262/resize/d5028-262-537295-1.jpg ]
ミラノ – モーターサイクリングは情熱、ダイナミクス、そしてスピードです。それはまた、ライディング特有の喜びと解放感をもたらします。ボッシュは、ライディングの喜びはそのままに、安全でありながらエキサイティング、また可能な限り温室効果ガスを排出しない、未来の二輪車とパワースポーツ車両のあり方を体現する革新的なソリューションを提案します。ボッシュのブースはホール13、ブースG55です。
ネットワーク化: ライディングにおける安全技術の進歩は次のステップへ
ボッシュは、二輪車とパワースポーツ車両が、車両内部と外の世界のどちらともつながることを可能にするテクノロジーを提供します。スマートに接続することが可能なオンボードシステムは、ライダー自身ならびに二輪車の安全性向上をアシストします。ライダーは、ボッシュのネットワーク化ソリューションを使用することで、二輪車やパワースポーツ車両の走行中にデジタル情報やエンターテイメントへアクセスできない状況に耐える必要はもはやありません。
インテグレーテッド コネクティビティ クラスター (6.5インチ フレームレス)
ボッシュは、EICMA 2019に次世代インテグレーテッド コネクティビティ クラスター (6.5インチ フレームレス) を世界初出展します。その最大の特徴は、テルテール(警告灯)をTFT画面に統合し、クラスターのサイズを最適化したことです。これにより、ディスプレイとフレームの比率が改善し、TFT画面がより大きくなります。このシームレスな新設計によりパッケージングの小型化が実現し、搭載性が向上するため、さまざまなタイプの二輪車モデルへ搭載することが可能となります。ボッシュのインテグレーテッド コネクティビティ クラスターは、従来の計器類と幅広いインフォテインメント機能を単一のデバイスにまとめたもので、 ディスプレイにはオプティカルボンディング技術と反射防止コーティングが採用されており、どのような天候下でもクリアで視認性の高い画面となっています。雨天時や直射日光が当たる状況、また暗闇の中でも鮮明な色でくっきりと表示されます。
mySPINにより、容易につながることが可能に:
mySPINを使用することにより、クラスターディスプレイを通じて、スマートフォンのコンテンツをモーターサイクル、スクーター、もしくはパワースポーツ車両からアクセスすることが可能となります。mySPINはオープンプラットフォームを提供するソリューションであり、全ての車両メーカーが幅広い選択肢を持つことができます。このシステムは容易に使用することができ、無線LAN、Bluetooth、またはUSBによってスマートフォンと接続するとすぐに、多くの種類のアプリを車両のディスプレイ上で使用することができます。
セーフティ: Accident-free(交通事故のない)なモーターサイクリングの実現に向けて
二輪車における安全技術の世界的なリーディングサプライヤーとして、ボッシュは既にABSやモーターサイクル用スタビリティコントロール(MSC)といったセーフティシステムにより、二輪車の安全性を大幅に向上させることに貢献しています。現在、ボッシュはアドバンスト ライダー アシスタンス システムにより、accident-free(交通事故のない)なモーターサイクリングの実現に向け、さらなる一歩を踏み出しています。ボッシュの事故調査部門の試算によると、レーダーベースのアシスタンスシステムを装備すれば、二輪車事故の7分の1を防ぐことができるとされています。このような電子制御式アシスタンスシステムは周囲を常にモニターし、緊急時には人間よりも迅速に対応することが可能です。
モーターサイクル用スタビリティ コントロール(MSC):
ボッシュは世界初の二輪車向け「オール イン ワン」型セーフティシステムを開発しました。モーターサイクル用スタビリティコントロール(MSC)は、2013年より二輪車ライダーの安全性を高めてきました。MSCは、危険なローサイドの状況下でライダーをアシストするだけでなく、コーナーでのブレーキング時にも瞬時に対応します。これにより、走行安定性とブレーキ性能の両方が向上します。ボッシュのMSCは、電動二輪車として初めて「Zero SR/F」に採用されました。この事実は、電動二輪車を含むさまざまなタイプの車両でセーフティシステムの需要が増加していること、またボッシュのMSCはすべてのライダーの安全性向上に貢献していることを示しています。
パワースポーツ車両向けセミアクティブ ダンピング コントロール システム:
パワースポーツ車両向けセミアクティブ ダンピング コントロール システムは、ドライビングの安全性、走行快適性、ダイナミクスを向上させます。このセミアクティブ ダンピング コントロール システムを搭載した車両には、路面状況を常時モニターするための複数のセンサーが組み込まれており、ほぼ瞬時に調整が行われます。これらのセンサーの働きにより、特にオフロード走行時の安定性が向上します。ドライバーは、ボタンを押すだけでサスペンションの設定を好みに合わせて選択、調整することができます。セミアクティブ ダンピング コントロール システムは、ダンパーアクチュエーターを調整して振動を低減することで、車両の安定性だけでなく走行快適性も向上させます。
アドバンスト ライダー アシスタンス システム:
アドバンスト ライダー アシスタンス システムは、アダプティブ クルーズ コントロール(ACC)、衝突予知警報、死角検知の3つの機能を備え、二輪車ライダーの安全性と走行快適性を高めます。これらのシステムを支えているのは、レーダーセンサー、ブレーキシステム、エンジン制御システムとHMI(ヒューマンマシンインタフェース)を組み合わせた技術です。レーダーが感覚器官として機能することで、車両の周囲の状況を正確に把握できるようになり、ライディングの楽しさを損なうことなく走行時の安全性と快適性を高めます。ボッシュのアドバンスト ライダー アシスタンス システムは2020年から量産が開始し、二輪車メーカーDucati、KTMのモデルに搭載される予定です。 また、 このシステムはカワサキのモデルにも採用され、2021年から量産を開始することが決定しました。
パワートレイン: 温室効果ガスの排出量削減に貢献する最新のテクノロジー
都市部におけるモビリティが大きな課題に直面していることを受け、ボッシュは温室効果ガスの排出レベル削減に尽力する車両メーカーを支援し、大気環境の改善に貢献するために、非常に効率的なパワートレインソリューションを開発しています。ボッシュのテクノロジーを搭載した小型電動車両はすでに市場に投入されています。 静音性や省資源化に加え、高度なテクノロジー、高い操作性、優れたダイナミクスといった利点も備えており、最高に楽しいライディングを実現します。
小型eモビリティ向けシステムソリューション:
ボッシュはEICMA 2019で、2つの小型電動車両向けの革新的なシステムアプローチを紹介します。リーンなドライブシステムと包括的な統合システムです。ドライブシステムは、エレクトリック ドライブ ユニットとコントロールユニットで構成されます。これらのコンポーネントは、さまざまなエネルギー制御ソリューションを搭載した車両に簡単に統合することが可能であり、ライダーはスムーズかつ効率性に優れたライディング経験を体感できます。一方、統合システムはお客様のニーズに応じて適合させることができる包括的なソリューションです。このシステムは、ドライブユニット、コントロールユニット、バッテリーソリューションで構成され、さらにお客様の要望に応じてさまざまなネットワーク化機能を追加することが可能です。このシステムは、コンポーネントの搭載数を調整することでさまざまな出力クラスの小型電動車両へ柔軟に適用可能であり、また車両メーカーによる開発のための労力の削減に貢献するなど、幅広い車両メーカーのニーズに応えるものとなっています。2つのシステムアプローチにより、ボッシュは、高性能、高信頼性といった価値だけでなく、貨物輸送やラストマイル配送などのユースケースを含む 産業界の需要を満たす独自のライディング経験を提供可能です。この統合システムの搭載車として、EICMA 2019ではNuuk Trackerモデルを展示予定です。
エンジン制御システム:
ボッシュのエンジン制御システムは、OBD l / llを含むEuro 5やBS 6(バラートステージ 6)など、近い将来の適用が予定されている二輪車の排出ガス規制を満たすことを求められる二輪車メーカーをサポートします。センサー技術と組み合わせることで、エンジン制御システムは従来のキャブレターシステムと比較して大幅な高効率化を実現します。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
ハスクバーナ、最新・最大排気量の『スヴァルトピレン801』発売へ 138.9万円
レスポンス / 2024年5月8日 13時0分
-
新型「CBR650R」ホンダE-クラッチが革新的な訳 クラッチ操作不要、世界初のMT機構のメリット
東洋経済オンライン / 2024年5月6日 12時0分
-
みんなでサーキットをツーリング 「HondaGO BIKE MEETING」 2024年はモビリティリゾートもてぎで開催
バイクのニュース / 2024年5月1日 7時10分
-
32年ぶりに改称「グッドライダーミーティング」から「ベーシックライディングレッスン(BRL)」へ
バイクのニュース / 2024年4月25日 12時10分
-
ホンダ新型「CB1000ホーネット」名車復活と変貌 ネイキッドからストリートファイターへ進化
東洋経済オンライン / 2024年4月18日 12時0分
ランキング
-
1朝ドラ登場の食堂モデル、岐阜の五平餅店が閉店へ…「寂しい」全国から名残惜しむファン足運ぶ
読売新聞 / 2024年5月10日 15時8分
-
2コーヒー豆高騰の背景に…中国でブーム“悪魔のフルーツ”、ピザや火鍋にも【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月10日 21時10分
-
3三菱製紙子会社でデータ改ざん=耐熱プレスボード、10年以上前から
時事通信 / 2024年5月10日 17時54分
-
4【閉園騒動から再出発】「ラブライブ!聖地」水族館、新社長が語った苦悩「従業員は大量解雇」「マイナスからのスタートです」
NEWSポストセブン / 2024年5月10日 19時20分
-
5「LINEのセキュリティ」は大問題 TikTokと同じ道をたどるのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月10日 6時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください