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双日、米国でテイクアウト寿司事業を買収し水産食品のバリューチェーン拡大

PR TIMES / 2024年7月30日 16時15分

~マリンフーズの新拠点とともに、多様化する米国寿司市場に参入~

双日株式会社(以下「双日」)は、100%子会社である双日米国会社を通じて、米国の中西部を中心にスーパーマーケット300店舗以上でテイクアウト寿司事業を展開するSushi(スシ) Avenue(アベニュー) Inc. (以下「Sushi Avenue」)から、全事業を取得しました(以下「本事業」)。これまで主に日本国内で蓄積してきた水産事業における調達力と商品開発力を基盤とし、マリンフーズ株式会社(以下「マリンフーズ」)の新拠点であるMFアメリカとともに、需要が多様化する成長市場の米国で寿司事業に参入し、水産バリューチェーンのさらなる拡大を図ります。



[画像: https://prtimes.jp/i/73843/262/resize/d73843-262-d50a842e3848acb9c4e1-0.jpg ]

【Sushi Avenue店頭の様子】

 米国では、従来、高級レストランが寿司市場のトレンドをけん引していましたが、近年は学校の食堂で提供されるなど、ローカル化し、一般化が進んでいます。その市場規模は日本の約1.6倍まで拡大しています。寿司の定着に伴い、今後は、根強い人気があるカリフォルニアロールに加え、握り寿司の需要が増え、水産物に対する種類と質のニーズが高まるものと見込まれています。

 Sushi Avenueは、20州以上のスーパーの総菜売り場へ出店し、店内で調理することで、新鮮なテイクアウト寿司を販売しています。販売先に合わせたプライベートブランドも開発しており、スーパーと消費者のニーズに合わせた商品開発を強みとしています。

 双日は、かねてより、マグロの養殖事業や加工事業、100%子会社である双日食料を通じた水産物卸売事業などに取り組んでおり、さらなる水産事業ポートフォリオ強化のため、2022年3月に水産食品加工のマリンフーズ、2023年4月に冷凍マグロ加工のトライ産業株式会社をグループ化し、国内外からの調達力、商品開発力を強化しながら海外進出を目指してきました。

 マリンフーズにおいては、水産物卸売業の海外展開の拡大を目指し、新たな海外拠点として、MFアメリカを2024年1月に設立しました。今後はマリンフーズの持つ豊富な寿司ネタの供給力および寿司商品の提案力を生かして、マグロやサーモンといった定番以外の寿司ネタを盛り込んだ商品開発などを予定しています。また、双日はロイヤルホールディングス株式会社と株式会社銚子丸と3社でSUSHI(スシ)-(-)TEN(テン) USA Inc.を立ち上げ、米国西海岸を起点に、消費者の嗜好を捉えた寿司の新業態の創出に取り組んでいます。

 双日は、“お客様起点のビジネス(マーケットイン志向)”にこだわり、フードバリューチェーン構築を戦略的強化領域としています。本事業群を通じて、多様化する消費者ニーズに、グループが有する水産加工品の調達力と提案力を掛け合わせ、寿司を起点とする水産食品のバリューチェーン拡大を目指していきます。

(ご参考)
【Sushi Avenueの概要】
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/73843/table/262_1_b3502851fb739006733a7901e20aa022.jpg ]


【MFアメリカの概要】
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/73843/table/262_2_6d4c047367ebb8659bb8c4b937ef6d85.jpg ]



【関連ニュース】
2022年2月9日 
https://www.sojitz.com/jp/news/article/20220209_02.html
2023年3月10日
https://www.sojitz.com/jp/news/article/20230310.html

2024年5月7日
https://www.sojitz.com/jp/news/article/20240507.html

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