【プレスリリース】スーダン  国内を避難し続ける子どもたち 全18州のうち9州で紛争

PR TIMES / 2014年6月30日 14時46分



※本信は ユニセフ本部の情報をもとに、日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に編集
したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_73951.html でご覧いただけます


【2014年6月27日 ジュネーブ、ハルツーム(スーダン)発】

スーダンで、国内避難民と国外からの難民が危機に瀕しています。避難のため移動して
いる70%以上は子どもたちで、まさしく子どもたちの危機です。国内18州のうち、9州で
紛争が起きており、100カ所以上に人道支援を必要としている人たちがいます。
ダルフール地方だけでも、今年に入って新たに避難民となった人は26万7,600人に上ります。
ユニセフ・スーダン事務所代表のギールト・カペラエレは本日ジュネーブで、以下の
ように述べました。

「転々としながら、直ちに人道支援を必要としている子どもたちを、ユニセフは毎日
目にしています。子どもたちは紛争の真っただ中を移動し、粗末なシェルターで身を
寄せ合っています。生活に不可欠なサービスの利用が限られるか、全く利用できません。
こうした状況が組み合わされば、死や病気、体が不自由になる子どもたちも出かねません」

ダルフール地方では2003年から10年以上に及ぶ危機が開始。2005年にスーダン南北包括
和平合意が成され、2011年に南スーダンがスーダンから離脱しました。しかし、スーダン
国内では、平和的で結束力のある社会構築へ向けた前向きな変革は見られません。紛争が
広く行われる限り、犠牲者は常にいるのです。ユニセフは、子どもたちが戦争と避難の
影響を最も受け続けているという状況を憂慮しています。


複数の危機と活動資金の不足

紛争の渦中にあるスーダンでは、避難する人の数は毎日変化しています。ユニセフと
現場のパートナー団体にとっても、新たな開発支援を続けるための人道支援ニーズと
資金ニーズは、日々変化しています。ユニセフは、緊急事態下にある子どもへの支援の
中心的枠割を担う立場にあり、支援者からの貴重な寄付を預かり、活動しています。
しかし、ニーズは寄せられる支援の規模を上回っています。

人道危機に加え、スーダンでは、社会分野への投資が行われなかったことの負の遺産、
音も立てずに忍び寄ってくる栄養不良危機に直面しています。子どもの3人に約ひとりは、
慢性栄養不良から生じる発育阻害(年齢に対して低身長)です。発育阻害は、特に子ども
の精神面の発達に大きな影響を及ぼし、その影響は生涯に及びます。

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