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全世界で5000万人を動員したシルビア・クリステル主演の大ヒット映画『エマニエル夫人』から半世紀、20世紀を代表する官能文学が「無削除完全版」で帰ってきた!『新訳 エマニエル夫人』本日発売!

PR TIMES / 2024年12月20日 16時40分

株式会社⼆見書房は『新訳 エマニエル夫人』(著:エマニエル・アルサン/訳:河村真紀子)を2024年12月19日(木)に発売いたしました。



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20世紀を代表する官能文学の「無削除完全版」がついに刊行!
1969年、二見書房は『エマニエル夫人』を翻訳出版したが、内容が猥褻にあたるとの理由で警視庁より発行禁止処分を受けた。しかし、当時の社長堀内俊宏の機転で猥褻表現にあたる箇所を担当官から聞きだし、きわどい表現を修正してふたたび発売、50万部を超える大ベストセラーに。
『新訳 エマニエル夫人』は、当時削除修正しなければならなかった原作を未削除で新たに読みやすい日本語にした完全版!
性の悦びとは、エロティシズムとは?
ミステリやSF小説もそうだが、エロティック小説は一般に、物語の枠組み、理論、特有のきまりごとに縛られている。おまけに書かれる意図も歴然としている。だからこそ売れるわけだが、なかにはジャンルに付随する枠組だの理論だのを打ち破る作品も出てくる。「エマニエル夫人」もそんな作品の一つだと思う。著者のエロティシズム観は、楽天的で、よろこびにあふれ、輝くばかりで、旧来の束縛から解放された人類の栄光を謳いあげる建造物(ルビ:モニュメント)を思わせる。

―アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ
あらすじ


ひとりの人にすべてを捧げてはいけない――

パリから夫の赴任先であるタイのバンコクに向かうエマニエル。飛行機内で見知らぬ男性客と思いもかけず、みだらな行為をすることに……。バンコクに着いたエマニエルはビジネスマンの妻として、幸福ではあるが平穏すぎる日常にどこか退屈さを感じていた。

そんなある日、エマニエルは知人の紹介で「性の儀式」を受け入れていくことになる……。


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著者紹介

エマニエル・アルサン Emmanuelle Arsan
1932年タイのバンコクで生まれる。16歳でフランスの外交官と結婚。映画の脚本家として活動しながら、女優としても1968年ロバート・ワイズ監督の映画『砲艦サンパブロ』にマラヤット・アンドリアンヌ名で出演した。
その後、小説の執筆活動に転じ、『エマニエル夫人』で、一躍有名作家の仲間入りを果たした。同性愛や不均衡・多数の異性と営む反自然的な行為にエロティシズムを見いだす、新しい愛のかたちを描いて多くの女性たちにも支持された。2005年逝去。
作品概要

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83062/264/83062-264-1b3bca820ac4a53495e4704d2ce2d9f6-1604x2500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


タイトル:『新訳 エマニエル夫人』
判型:四六判
ページ数:336ページ
価格:2,300円+税
著者:エマニエル・アルサン
訳者:河村真紀子
ISBN:9784576241265
発売日:2024年12月19日

<WEBサイト>
https://www.futami.co.jp/book/6106



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