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すららネット「子どもの発達支援室」主催 臨床心理士監修<休校中の親子の関わり方講座>を5月16日にWEB開催

PR TIMES / 2020年5月18日 10時35分

休校中の親の悩みのトップは「規則正しい生活ができない」

株式会社すららネット(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:湯野川孝彦)は、5月16日(土)に「<臨床心理士 監修>休校中の親子の関わり方講座」をWEB会議システムにて開催しました。小中学生のお子様を持つ保護者100名へ、学校休校中における親子の関わり方についてお伝えし、アンケートに基づく疑問に対する回答やその場での質疑応答を行いました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/3287/265/resize/d3287-265-540630-0.jpg ]

すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、アダプティブな対話式 ICT 教材「すらら」を、国内では 約 1,000 校の塾、学校等に提供しています。全国の有名私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む生徒に学習の機会を提供するなど日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け代表的な EdTech スタートアップ企業として2017年に東証マザーズに上場しました。

AI×アダプティブラーニング教材「すらら」は小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会 5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができるアダプティブな eラーニング教材です。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、一人一人の習熟度に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の定着をワンストップで実現できます。初めて学習する分野でも一人で学習を進めることができる特長を生かし、小・中・高校、学習塾をはじめ、放課後等デイサービス等においても活用が広がっています。

すららネット 子どもの発達支援室では、主に家庭学習で「すらら」を活用しているお子さまとその保護者を対象に、日々学習サポートを行っています。子どもの発達支援室宛には毎日、家庭学習における親子の関わりに関する問い合わせが寄せられています。学力を上げる方法は「すらら」で解決できるものの、勉強に気持ちを向かせる方法は心理面から紐解く必要性を感じ、すららネットでは2018年より、社内臨床心理士を中心とし「子どもの気持ち」へ目を向けることに力を入れています。 2019年は親子の関わり方について行動分析学、教育学、認知行動療法を中心とした保護者向けサービスやイベントを開催し約1,000名の保護者が参加しました。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言、また学校休校を受け、親子ともに家庭で過ごす時間が長くなっている状況を鑑み、これまでの実績から得られたノウハウを伝えることが休校中の家庭の親子の関わり方の改善に役立てていただけるのではないか、と考え今回の開催に至りました。

第一部では、子どもの発達支援室長佐々木から、参加申込者に事前に行ったアンケート結果(回答件数144件)を共有しました。子どもの過ごし方の悩みの23%は「規則正しい生活ができない」、22%は「テレビ、ゲーム時間の長さ」、子どもの勉強における悩みの32パーセントは「勉強の仕方に課題がある」、30パーセントは「やる気がない」というものでした。このような課題が目につき「つい怒ってしまう」という保護者の悩みに対し、行動分析学に基づきプロアクティブ、すなわち先を見越して行動するというアプローチ法を紹介しました。子どもの行動をよく観察して分析し、好ましい行動に対する反応と好ましくない行動に対する反応を子どもに示すことで、好ましい行動の増加を期待できるということを「すらら」学習のみならずおもちゃの片付けや着替えなど生活の様々な場面における具体例を交え話しました。また、子どものやる気が出る外発的動機付けの一つとしてトークンエコノミー(ポイントシステム)について取り上げました。さらに、漢字が覚えられないといった具体的な悩みに対する学習方法についても提示しています。

第二部では臨床心理士 道地より、子どもだけでなく保護者自身にも必要なストレス対処法について紹介しました。子どものストレスだけでなく、保護者自身が外界から受けているストレスにきちんと目を向け、保護者自身のストレスを軽減することを意識し心掛けることにより、子どもに対する反応も変わります。まずは自分自身を否定することなく受け止めることの重要性を伝えました。また、これまで当たり前だった、毎日学校に通うという「型」がなくなってしまった今だからこそ、子どもの行動観察に取り組み、子どもの生活や学習の特性を気づき、受け入れてあげることができる時期と捉えるという提案を行いました。

参加した保護者からは、休校中の過ごし方にとどまらず、子どもの生活や学習に関する具体的な質問が数多く寄せられ、チャット機能を使いほぼすべての質問に回答しました。参加者からは「一つ一つの事例に具体的なアドバイスがあり今日から実践できる内容でした。」「勉強面、心理面での取り組み方が参考になった。自分以外のご家庭でも同じような悩みがあるということがわかって、心強かった。」といった感想が寄せられました。緊急事態宣言が解除となり、学校が再開された地域も多くありますが、新型コロナウイルス感染拡大との闘いは長期的なものとなる可能性が高く、これまでの日常とは異なる生活スタイル、学習スタイルを受け入れる必要は今後も出てくると思われます。

すららネットは今後も、新しい学習体験を届ける事業活動と同時に「子どもの気持ち」へ目を向ける活動に引き続き注力し、子どもと保護者双方に向けたサポートを続けていきます。

■イベント概要
テーマ:<臨床心理士 監修>休校中の親子の関わり方講座
日時:5月16日(土曜)10:00~11:30
対象:「すらら」で学習中または「すらら」学習を検討いただいた小中学生のお子さまを持つ保護者
講座内容:
・「やる気がない」はどうすればいい?
・「時間が無い」はどうすればいい?
・「喋れば親子喧嘩」はどうすればいい?
・アンケート回答、質疑応答
講師:
すららネット 子どもの発達支援室 室長 佐々木章太
すららネット 子どもの発達支援室 臨床心理士 道地真喜

■スピーカープロフィール
すららネット 子どもの発達支援室室長 佐々木章太

[画像2: https://prtimes.jp/i/3287/265/resize/d3287-265-849893-1.jpg ]


グロービス経営大学院 経営学修士
「すらら」家庭学習部門 事業責任者
家庭学習の保護者サポーター「すららコーチ」統括マネージャー
すらら総合窓口として毎年500名以上の保護者から相談を受ける。
放課後等デイサービス[1]の学習支援、自身も生徒指導を行う。
ペアレントトレーニング講師。KABC-II検査官。
子どもの発達科学研究所 学びの発達アテンダントアドバンスコース受講終了。
KABC-IIアドバンスト講習会受講修了。

すららネット 子どもの発達支援室 臨床心理士 道地真喜

[画像3: https://prtimes.jp/i/3287/265/resize/d3287-265-721069-2.jpg ]


San Diego State University(アメリカ・カリフォルニア州)教育学修士
Allliant International School(アメリカ・カリフォルニア州)心理学博士
カリフォルニア州臨床心理士免許
カリフォルニア州での臨床経験約10年
ASD2のお子様向けのABAセラピー3、3歳から18歳を対象とした心理検査、認知行動療法、プレイセラピー、大人の鬱、不安症のカウンセリングを主に実施。
アメリカでの臨床経験を活かし、(株)すららネットにて発達障がい児への心理検査、カウンセリング、保護者向けのペアトレーニングなどに従事。

1  障がいのある就学児向けの学童保育サービス。
2 自閉症スペクトラム・アスペルガーといった発達障がいの一種。
3 応用行動分析学(ABA)を用いたセラピー。障がい児療育方法の一種。

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