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【プレスリリース】シリア・ホムス郊外 迫撃砲で下校中の少女4名が死亡

PR TIMES / 2014年7月2日 16時8分

ユニセフ・シリア事務所代表 アブデル・ジュリルによる声明



※本信は ユニセフ本部の情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に編集
したものです
※原文は http://childrenofsyria.info/2014/07/01/statement-on-killing-of-school-
girls-in-rural-homs/ でご覧いただけます


【2014年7月1日 ダマスカス発】

6月29日、ホムス県で、迫撃砲の爆発で下校中の少女4名が死亡しました。ユニセフは、
この事態に愕然としています。

犠牲となった13~14歳の少女4名は、ホムス市から北に約20キロの町、ラスタン
(Al Rastan)のサバート(Al Sabaat)学校からの下校途中でした。同校では、
ユニセフが支援している補習授業やレクレーション活動が行われるスクール・クラブが
行われており、少女たちも参加していました。ラスタンでは現在戦闘が起きており、
この爆発では、他に子ども4人も負傷しました。

市民が暮らす地域も絶え間なく無差別攻撃にさらされ、子どもたちの命が失われています。
こうした事態は、到底許されるものではありません。

学校は、子どもたちにとって安全であるべき場所です。絶え間ない攻撃の恐怖に
さらされている子どもたちこそ、一時的にせよ、ほっとできる場所が必要であり、
それが学校なのです。同時に、子どもたちは、安全に登下校できなければなりません。

ユニセフは、シリア国内で紛争に関わるすべての勢力に対し、市民への攻撃を直ちに
停止し、国際人道法ならびに人権法上、子どもたちに認められている特別な保護すべて
を尊重することを、繰り返し求めます。

ユニセフは、スクール・クラブの運営と学用品や教具、文具などの提供を行って
います。これまでに32万8,000人近い子どもたちが、スクール・クラブに参加しています。


■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Kumar Tiku, ユニセフ・シリア事務所, ktiku@unicef.org, Mob: +963 934 202 330
David Youngmeyer, ユニセフ・シリア事務所, dyoungmeyer@unicef.org,
Mob: +963 934 202 326
Juliette Touma, ユニセフ・中東北アフリカ地域事務所, jtouma@unicef.org,
Mob: +962 79 867 4628


■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)

※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金
で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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