うち劇オンステージ『禁じられた生徒会~ルドベキアの女』・『サイレントヴォイス』大好評で終了…千秋楽公演直後のキャストからのコメントが到着!
PR TIMES / 2021年6月14日 19時45分
6月20日(日)までは、配信チケットでアーカイブ視聴が可能
[画像: https://prtimes.jp/i/5544/267/resize/d5544-267-488041-0.jpg ]
6月12日(土)・13日(日)、東京・新宿、こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにてリアル舞台…同時にライブにて配信された、うち劇オンステージ『禁じられた生徒会~ルドベキアの女』・『サイレントヴォイス』が無事公演を終えた。
うち劇は昨年の緊急事態宣言下で仕事を失った俳優の活躍の場として始まったのがきっかけで、当初は俳優が別々の部屋から配信しクロマキー合成で背景を作るという新しい表現の配信演劇であった。
今回は、1年以上にわたる配信公演の実績をもとに、リアル舞台と経験で培った配信演劇のハイブリッドで行い観客からは大絶賛であった。
このリアルと配信というハイブリット形式に関しては、観客からも、
「劇場で観たのだが、もう一度見たいと思い、アーカイブでも盛られる配信のチケットも購入した」
「仕事で昼の公演を観劇できなかったのだが、配信も用意されていたおかげで、2公演見ることができ、違いを感じながら何度も鑑賞できる贅沢を味わうことができた。」
「以前のうち劇で杉江大志さんの佐久田役を見た際に、ぜひ生の舞台で観たい!と思っていたのでリアルのチケットを購入した」
など、観客の生活環境によってリアルとハイh心を選ぶことができるということへ好評価の意見が多かった。
今回、千秋楽公演を終えた出演者の平野良・杉江大志・モーニング娘。'21の石田亜佑美からコメントが届いたので、ここに紹介する。
<平野良さんのコメント>
昨年、初めて緊急事態宣言が発令された際に始まった第1回目の【うち劇】『マトリョーシカの微笑』にも出演し、一年経っても演劇はまだまだ元通りになっていない状況にまた呼んでいただき、今回は、客席の50%だけお客様も入場可能なリアルな舞台演劇と配信というハイブリッド公演を行ってみて、演劇の強さ・大切さを改めて確認させていただきました。
この作品は、実際にあった事件で、つい先日が事件から20年というフィクションではない…しかも、心が痛む非常に悲惨な事件です。
そういう事件を題材にするというのは、役者としても考えることが多かったです。
そのため役者として表現すると言って良いのか…追体験させるというのかとても難しかったです。
しかし、今、この世の中には、このような痛ましい事件というのはたくさん起きているので、役者という表現者としては、どうにか、優しさとか愛情という言葉を薄っぺらくならないようにと思って、今日臨みました。
皆さんの心の中に何かが残ればと思っています。
<杉江大志さんのコメント>
うち劇『サイレントヴォイス』ご視聴・ご観劇、誠にありがとうございました。
この佐久田という役をやるのは2回目です。
前回はいただいた台本とひたすら向き合って、その場でそのまま生まれた感情を素直に…ストレートに演じたのですが、今回、は2回目ということで、より深く多くのことを感じ取りながら演じました。
昨年の自粛期間に入って何もやることがなくなり、人生を見つめ直していた時に、この『サイレントヴォイス』の仕事をいただきました。
この仕事を始めてこんなに長い間台本と向き合わない時間…という経験がなかったので、台本があることのありがたさをとても感じさせてくれた作品です。
しかも、芝居ができるありがたさをとても感じた作品だったので、その最初の配信のみでの形ではなく、いつか生の舞台でやりたい…と配信公演直後に演出の西森英行さんとも話していたのです。
ハッピーで楽しい話ではないのですが、いろいろな思いが詰まった作品ですので、そんな思いが詰まった世界をお届けできるのも演劇の力なのかなと思っていますので、またお目にかかりたいと思っています。
少しでも早く、いろいろな作品の中から、自分が自由に選んで観に行けるようになる日が戻ってくることを願っています。
そして、やはり、今回こうして芝居をしないと自分ではない!と実感しました。
それもこんな中、ご来場いただいたお客様、配信でご覧になって下さったお客様のおかげです。
その分、役者・杉江大志は、今まで以上に精一杯良いものをお届けできるように頑張ります。
今後とも応援をよろしくお願い致します。
<石田亜佑美(モーニング娘。'21)さんのコメント>
初めて朗読劇に挑戦させていただき、本を読みながらのお芝居という形での感情の入れ方がとても難しかったです。
本を読みながらお芝居するというのは、家でひとりで稽古をしている時のような感覚だったのですが、いざ、本番の日を迎え、相手役の方々とお目にかかり、誰かと一緒にお芝居をするというのもとても久しぶりの感覚で、皆さんからかかってきた熱量に自分もこうやって球を返そう…という状況に、「自分はこういうお芝居の仕事が好きなんだ!」ということを思い出させてもらい非常に貴重な体験をさせていただきました。
しかも、私は12日土曜日の『禁じられた生徒会~ルドベキアの女神たち~』では声優さんたちと、13日日曜日の『サイレントヴォイス』では役者さんたちと共演という贅沢。
声優さんたちは、台本で「…」となっている無言のお芝居がとてもすごくて、言葉にならない声を表現なさるのを初めて感じたことで、新しい表現として学ばせていただきました。
俳優さんたちは、男性の熱量や言葉の強さは本当にすごかったです。
「負けたくない!」という思いを強さに変えて頑張りました。
※参考
<『サイレントヴォイス』とは>
演出の西森英行が、池田小学校事件を取材し続け、過去にも何度か舞台化をし、その彼本人が書き下ろした朗読劇として今回上演された。
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