9割以上がスキルアップの必要性を認識する一方で、企業側からの機会提供は3割以下
PR TIMES / 2021年1月7日 14時15分
【無料ウェビナー】ヘイズ アジア5ヵ国・地域の社会人9000人に調査
外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、マネージング・ディレクター:リチャード・アードリー、以下ヘイズ)はこの度、アジア5ヵ国・地域のビジネスパーソンを対象とした大規模な社会人調査を実施しました。
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この調査は昨年2月と9月に、アジア域内の5ヵ国・地域(中国、香港、日本、マレーシア、シンガポール)で働く9,000人以上の社会人を対象に行われたもので、未来の職場づくりの中核となる4要素(フレキシビリティ、テクノロジー、スキルの向上、目的)について質問しています。新型コロナウィルスによる感染が確認され始めた2月、さらに感染が拡大した9月の2度の調査結果を比較することで、今回のコロナ禍が職場の意識にもたらした変化を明確に把握するとともに、企業の現在と今後の課題を提示することを目的としています。
調査の結果について、1月13日(水)14時より無料ウェビナーを開催します。
参加をご希望の方はこちらのリンクよりお申込みください。
https://attendee.gotowebinar.com/register/1088114501647392525?source=PR
[画像2: https://prtimes.jp/i/8738/267/resize/d8738-267-868137-0.jpg ]
日本の社会人の約半数が現在のハードスキル・ソフトスキルに懐疑的
今回の調査によると、自分のハードスキルが今後3~5年間は通用すると考えている日本の社会人は51%に留まり、アジア全体の平均値(70%)と比較して低い割合でした。また、ソフトスキルについても、改善が必要と回答した社会人の割合は半数以上に上りました(60%)。一方で、現在の職務を果たすために必要なソフトスキルが十分に身についているかわからない、と答えた社会人は12%となり、調査対象となったアジアの国と地域内で最も低い割合となりました。
コロナ禍以降、より重視されるデジタルスキルの習得
今回の調査では、日本の回答者の91%がスキルアップを重要/非常に重要と考えていることが明らかになりましたが、コロナ禍の影響などにより、職場環境が急速な変化に直面していることに鑑みると、とりわけ驚くべき結果とは言えないのかもしれません。特に重視されているのは、デジタルスキルの開発(68%)、リモートオリエンテーション研修(63%)、eラーニング(61%)の3つで、これらはコロナ禍を経て一段と重要性が増したとの回答も見られました。この傾向は調査対象となったアジアの国・地域全体にも当てはまります。全体的に見ると、コロナ禍以降、デジタルスキルの向上や開発のための機会がより重要になったとの回答は79%に達し、ソフトスキルについても、自分にはまだ改善の余地があると回答した割合は70%に上りました。
対応遅れる企業のスキルアップ対策
また、社会人側がスキルアップへの高い意欲を示す一方で、大半の日本企業がこうした機会を十分に提供出来ていないことも浮き彫りになりました。現在の雇用主がスキルアップの機会を十分に提供しているとの回答率は、わずか28%に止まり、アジア全体で最も低い割合となりました。デジタルスキルの開発についても同様に低迷(24%)していますが、eラーニング(45%)やリモートオリエンテーション研修(38%)については、企業が機会の提供を推進し始めている様子が伺えます。
ヘイズ・ジャパンのマネージング・ディレクター、リチャード・アードリーは、今回の調査結果について次のように述べています。「コロナ禍により『新しい働き方の時代』に突入した今、企業は不透明な時代を勝ち抜ける体制にシフトしていかなければなりません。未来の職場では益々デジタル化が進み、テレワークも浸透していることでしょう。企業はこうした変化に素早く対応するとともに、トレーニングの充実化に向けて投資を行い、従業員が新たな環境で学び、リーダーシップを発揮出来るように対処する必要があります。トレーニングは継続的に実施し、デジタルスキルだけではなく、コミュニケーションスキルの向上も図りましょう。従業員が新しい時代に取り残されないようにする対策が、企業には求められているのです。」
本レポートの全文は、こちらをご覧ください。
https://www.hays.co.jp/dna-of-the-future-workplace
ヘイズは、専門性の高いプロフェッショナルを対象に人材紹介サービスを提供しているリクルートメントのグローバル・エキスパートです。
ヘイズについて
ヘイズ(本社:英国)は、グローバルな人材サービスを提供するスペシャリストの人材紹介会社です。2020年6月30日現在、世界33カ国と地域*、266 の拠点(総従業員10,400人)において、20の専門分野に特化したハイスキル人材サービスを提供しています。(*日本、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、中国、チェコ共和国、デンマーク、フランス、ドイツ、香港、ハンガリー、インド、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ポーランド、ポルトガル、ロシア、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカ)
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(ヘイズ・ジャパン)について
ヘイズの日本法人として2001年に東京で設立されたヘイズ・ジャパンは、3つの国内拠点(東京本社、大阪支店、横浜支店)を有する外資系人材紹介会社です。17の専門分野(経理・財務、金融、ファイナンステクノロジー、デジタルテクノロジー、マーケティング・デジタル、人事、IT、保険、法務、ライフサイエンス、オフィスプロフェッショナル、不動産、セールス・マーケティング、サプライチェーン、マニュファクチャリング)に精通した経験豊富なコンサルタントが、「正社員紹介」「契約・派遣社員」「採用アウトソーシング(RPO)」「ITソリューションズ(業務委託)」の4つのサービスを提供し、企業の人材採用と個人のキャリアアップを支援しています。
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