芥川賞作家・村田沙耶香が放つ、文学史上最も危険な短編集『生命式』発売前に「緊急増数」決定!
PR TIMES / 2019年10月16日 8時15分
河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役社長小野寺優)は、芥川賞作家・村田沙耶香の最新刊『生命式』10月17日発売について、全国の書店から多数の応援と展開希望を受け、この度、急きょ初版増数を決定いたしました。
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芥川賞受賞作『コンビニ人間』(文藝春秋)が世界30ヶ国で翻訳され、今や世界中の注目を集める作家、村田沙耶香。
このたび刊行される『生命式』は、村田沙耶香自身がセレクトした12の短編で構成され、まさに“文学史上、最も危険な短編集”ともいうべき衝撃作です。
発売前に全国の書店員に試し読みをお願いしたところ、驚きや絶賛の感想が続々と寄せられ、当初予定していた初版部数を上回る注文がございましたので、この度、急きょ初版を増数いたしました。
また、刊行にあわせて、作家・西加奈子氏、タレント・若林正恭氏(オードリー)、翻訳家・岸本佐知子氏、さらに文芸誌「グランタ」の元編集長で、現在自らの名を冠した「フリーマンズ」の編集長・ジョン・フリーマン氏から、推薦のコメントをいただきました。
村田ワールドのあらゆるエッセンスを一度に楽しめる本書は、村田沙耶香とファーストコンタクトの読者には、かっこうの一冊であり、そして村田ファンには、これまで以上の刺激と驚きを約束する一冊であることは間違いありません。
脳そのものを揺さぶる未知の読書体験を約束する本書に、ぜひご注目下さい。
●推薦のコメント●
自分の体と心を完全に解体することは出来ないけれど、この作品を読むことは、限りなくそれに近い行為だと思う。
−−西加奈子(作家)
常識の外に連れ出されて、本質を突きつけられました。最高です。
−−若林正恭(オードリー)
「正常は発狂の一種」。何度でも口ずさみたくなる、美しい言葉。
−−岸本佐知子(翻訳家)
強烈で、異様で、生命感あふれる彼女の作品は、恐ろしい現実を見せてくれる。
−−ジョン・フリーマン(「フリーマンズ」編集長)
●著者からのメッセージ●
「短編」は私にとって不思議な世界です。短編だから試すことができた作品もあれば、短編ならではの化学変化が起きて、思いがけない形に出来上がった物語もあります。
枚数にかかわらず、物語は無限なのだなあと、いつも思い知らされて怖くなりますが、喜びも感じています。
私にとって思い出深い短編が集まって一冊の本になったことを、とても幸福に思っています。
村田沙耶香
★「cakes」にて、表題作「生命式」試し読み公開中
https://cakes.mu/posts/27379
● 全国書店員の推薦コメント●
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さらにコメント続々!詳細は下記をご参照下さい。
http://web.kawade.co.jp/bungei/2944/
●収録作品●
生命式
素敵な素材
素晴らしい食卓
夏の夜の口付け
二人家族
大きな星の時間
ポチ
魔法のからだ
かぜのこいびと
パズル
街を食べる
孵化
──以上──
[画像3: https://prtimes.jp/i/12754/268/resize/d12754-268-335624-1.jpg ]
●書誌情報●
生命式
村田 沙耶香 著
単行本(四六判)/ 272ページ
ISBN:978-4-309-02830-9 / Cコード:0093
発売日:2019年10月17日
本体価格 1,650円(+税)
[画像4: https://prtimes.jp/i/12754/268/resize/d12754-268-201253-2.png ]
●著者プロフィール●
村田沙耶香(むらた・さやか)
1979 年千葉県生まれ。玉川大学文学部卒業。
2003 年「授乳」で群像新人文学賞(小説部門・優秀作)を受賞しデビュー。 2009年『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、 2013年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島賞、 2016年「コンビニ人間」で芥川賞を受賞。
ミリオンセラーとなった『コンビニ人間』は、30カ国で翻訳出版が決定。アメリカでは「ザ・ニューヨーカー」誌の「The Best Books of 2018」に選出され、またイギリスでは老舗書店フォイルズの「Foyles Books of the Year 2018」のFiction Book of the Yearに輝くなど、世界でも注目を集めている。
他の小説に『殺人出産』『消滅世界』『地球星人』など、 またエッセイに『きれいなシワの作り方』『私が食べた本』などがある。
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