日本初、ハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX(アイエックス)」が ハイクラス人材の転職実態を調査 約半数がヘッドハンター経由で転職
PR TIMES / 2019年8月1日 0時40分
総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾太郎)は、「キャリアに戦略を。」をキーワードに、ハイクラス人材のキャリアを考え、行動するための日本初のプラットフォーム「iX(アイエックス)」< https://ix-portal.jp/ >を2019年3月5日(火)よりサービス提供開始いたしました。
「iX(アイエックス)」では、ハイクラス人材の転職実態を探るべく、さまざまな調査を実施しています。今回は、ハイクラス人材(年収800万円以上)の転職手段について、調査しました。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/22215/table/269_1.jpg ]
■総評: iX統括編集長 清水 宏昭(しみず ひろあき)
[画像1: https://prtimes.jp/i/22215/269/resize/d22215-269-788836-0.png ]
ハイクラス人材では約4割が転職を経験しており、その中の半数近い方が転職エージェント・ヘッドハンター経由で転職を実現させていることがわかりました。法人企業はハイクラス人材の中途採用において、事業の根幹にかかわることを理由に、求人を非公開にすることが少なくありません。その際には、転職サイトや自社サイトで募集要項を告知せず、転職エージェント・ヘッドハンターがその企業に適した採用候補者を代理で探します。
このような理由から、ハイクラス人材が転職を希望する場合、自身の能力や経験を転職エージェント・ヘッドハンターに予め伝えておき、自分に合った求人が紹介されるまで「待ち」の姿勢でいることが転職実現への近道です。マネジメント経験や高い専門性のある方は、転職エージェント・ヘッドハンターからより声がかかりやすくなります。転職エージェント・ヘッドハンターにはそれぞれ得意とする業界や職種があるので、幅広い求人を紹介してもらうためには、さまざまな会社へ登録することが効果的です。なおパーソルキャリアの調査では、ハイクラス人材は平均して3.3社の人材サービス会社に登録しています。
転職を成功させているハイクラス人材は、自身のキャリアへの理解が深いヘッドハンターと長い付き合いをする傾
向があります。生涯を通して自身の市場価値を高めていくために、自分と並走してくれるヘッドハンターと付き合いを続けることも、転職活動を円滑に進めるための選択肢の1つと言えそうです。
【調査結果詳細】
1. ハイクラス人材の、約5割は転職エージェント、ヘッドハンター経由で転職
転職経験のある方に、その際の転職手段について調査したところ、年収が上がるに伴い転職エージェント・ヘッド
ハンター経由での転職が増えることがわかり、年収800万円以上で45.6%でした。また、知人からの紹介や企業の社員からの引き抜きで転職をした人も13.0%と比較的高い割合となりました。今回の調査では、年収が上がるにつれて「人」を介して転職をする人が増加することが判明しました。
【グラフ1.】ハイクラス人材の過去の転職手段(n=876)
[画像2: https://prtimes.jp/i/22215/269/resize/d22215-269-838513-3.png ]
<調査概要>
・調査期間:2019年4月
・対 象:四大都市圏(東京・名古屋・大阪・福岡)に在住する男女6,503サンプル
・集計方法:ウエイトバック集計のもとデータは総務省労働力調査2019年次データで、性年代別・地域別・
雇用形態別で集計しています。
・調査方法:インターネットによるアンケート回答方式
2. ハイクラス人材の、約4割は転職を経験
ハイクラス人材を対象に転職経験について調査したところ、36.6%が転職経験者でした。転職することでキャリアアップを実現したハイクラス人材が少なくないことがわかりました。
【グラフ2.】ハイクラス人材における過去の転職経験(n=1,466)
[画像3: https://prtimes.jp/i/22215/269/resize/d22215-269-487358-2.png ]
<調査概要>
・調査期間:2019年4月
・対 象:四大都市圏(東京・名古屋・大阪・福岡)に在住する男女3,275サンプル
・集計方法:ウエイトバック集計のもとータは総務省労働力調査2019年次データで、性年代別・地域別・
雇用形態別で集計しています。
・調査方法:インターネットによるアンケート回答方式
■「iX(アイエックス)」とは< https://ix-portal.jp/ >
厚生労働省が2016年8月に発表した「働き方の未来2035」※1では、2035年には、労働市場の変化や技術革新により、企業はミッションや目的が明確なプロジェクトの塊となり、人が事業内容の変化に合わせて、柔軟に企業の内外を移動する働き方が増えることや、個人の多様な働き方が可能となり、自身の専門的な能力を活用して自律的、主体的に活動できる社会に変化することが予想されています。
※1厚生労働省「働き方の未来2035」(2016年8月):https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/0000133449.pdf
しかしながら現在の日本では、総合職としての新卒一括採用が主流となっており、学生、社会人を問わず、自身の
キャリアについて主体的に考える機会が少ないうえに、情報や手段も入手しづらいため、キャリアを戦略的に描くことが難しい状況です。
「iX」は、このような社会課題の解決に向けて、キャリアを戦略的に築くことを目指す人のパートナーとして、さ
まざまな「情報」と「選択肢」を提供するサービスです。一つの企業でキャリアを積むだけでなく、転職や副業(複業)、独立、起業などの選択肢が存在する「正解のないハイクラス5.0時代※2」において、ハイクラス人材やハイクラスを目指す方が高い価値を発揮して通用し続けるための転職サービスをはじめ、4つのサービスを提供してまいります。
[画像4: https://prtimes.jp/i/22215/269/resize/d22215-269-618952-7.png ]
※2「正解のないハイクラス5.0時代」:1.一つの企業でキャリアを積む2.転職してキャリアを積む3.グローバルでキャリアを積む4.副業(複業)でキャリアを積む5.独立・起業して活躍するなど、多様化が進むハイクラス人材の働き方を表現した造語です。さまざまな選択肢があるものの正解がなく、個々人のキャリア選択の意志・主体性をより求められる時代を示しています。
■「iX」が提供する4つのサービス
[画像5: https://prtimes.jp/i/22215/269/resize/d22215-269-926020-5.png ]
1. ハイクラス転職サービス< https://ix-tenshoku.jp/ >
ハイクラス人材に「キャリアの選択肢」を提案するヘッドハンターと出会えるサービスを提供します。希少性の高い非公開求人を取り扱うヘッドハンターが、登録者の市場価値向上を考えながら転職活動を長期的にサポートします。
2019年3月5日(火)より、利用登録の受付を開始しました。
※以下は2019年夏頃よりサービス提供を予定しています。
2.プロフェッショナル向けサービス
独立した個人事業主や経営者を支援するサービスです。
3.メディア&コミュニティ
今、そしてこの先も通用するキャリアを考えるための情報を提供するサービスです。
4.コンサルティングサービス
ハイクラス人材のキャリアプランニングを支援するサービスです。
■ iX統括編集長 清水 宏昭(しみず ひろあき)の想い
「iX」は、ハイクラス層やそれを目指す方が更に活躍できるために、ハイクラス転職サービスにとどまらず、「キ
ャリア戦略のパートナー」として、「情報」や「選択肢」の提供を目指しています。転職や副業(複業)、独立、起業など、正解がなくさまざまなキャリアの選択肢がある現代において、前向きに自身のキャリア戦略を考え、主体的に選択することをサポートしたいと考えています。
日本では、ジョブローテーションを前提とした新卒一括採用が主流となっているため、自身のキャリアを戦略的に
考える機会や、そもそもの考え方を学ぶ機会がほとんどありません。今とは別の環境の方が力を発揮できる方、一方で今の環境が一番向いている方、どんな環境にいらっしゃる方も正しい情報を知り、自信を持って働くことが出来るようになれば、社会の発展にも貢献できるのではないかと考えています。
私自身もキャリアに悩み、葛藤した時期がありました。悩みながらも新卒で入った会社で仕事を続け、結局転職し
た時には社会に出てから18年が経過していました。
私の他業界と人材業界での経験、転職の際に困った経験に加え、ハイクラス層のニーズを徹底的に調査した結果、
大多数が同じことに困っていることが判明し、既存サービスでは対応できていないニーズが多いことがわかりまし
た。「iX」はユーザーファーストをポリシーに、必要な機能やサービスを提供してまいります。「キャリアを戦略的に築くことを目指す人のパートナー」として、さまざまな方の働く未来をより一層充実させる一助となれば幸いです。
■ iX統括編集長 清水 宏昭(しみず ひろあき)プロフィール
[画像6: https://prtimes.jp/i/22215/269/resize/d22215-269-748019-6.png ]
1998年3月、立教大学社会学部観光学科卒業。新卒にて1998年4月、株式会社オリエンタルランド入社。東京ディズニーランドのスーパーバイザーを経て、マーケティング部門へ異動。東京ディズニーリゾートの事業戦略およびマーケティング戦略の責任者として、企画立案から実行までを統括。在任中に、東京ディズニーシー限定キャラクター「ダッフィー」のブランドマネージャーとして、関連売り上げを2倍に引き上げる。
2015年6月、株式会社インテリジェンス(現社名:パーソルキャリア株式会社)入社。転職サービス「DODA」(現転職サービス:「doda」)のブランド力向上や戦略課題の解決を目的としたリブランディング計画の立案・実行・推進と同時に、広報部の立ち上げにも従事。広報部長として戦略的PRに取り組む。2018年1月より、新規事業開発責任者に就任。ハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX(アイエックス)」< https://ix-portal.jp/ >を立ち上げる。
■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/ >
パーソルキャリア株式会社は、パーソルグループの「リクルーティングセグメント」中核会社として、転職サービス「doda」やアルバイト求人情報サービス「an」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、労働・雇用の課題の解決を目指します。
■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルは、2016年7月に誕生した新たなブランドです。ブランド名の由来は、「人は仕事を通じて成長し
(PERSON)、社会の課題を解決していく(SOLUTION)」。はたらく人の成長を支援し、輝く未来を目指したいという想いが込められています。
パーソルグループは、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」やアルバイト求人情報サー
ビス「an」をはじめとし、IT アウトソーシング、設計開発にいたるまで、国内外の幅広い企業群で構成されています。グループのビジョンである「人と組織の成長創造インフラへ」を実現するために、労働・雇用の課題の解決に総合的に取り組んでいます。
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