海外小学生向け算数eラーニング「Surala Ninja!」スリランカのNGO「SOS子供の村」へIDを無償提供
PR TIMES / 2020年6月19日 2時40分
家族と離別して暮らす子ども達に休校中の学習支援
株式会社すららネット(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:湯野川孝彦)は、新型コロナウイルス感染拡大により、長期間にわたり休校となっているスリランカにおいて、6月からインターナショナルNGOである「SOS子供の村(SOS Children’s Village)Sri Lanka(以下、SOS)*」の児童を対象に、eラーニング教材「Surala Ninja!」の無償提供を開始します。すららネットと現地パートナーのNext Learners (Pvt) Ltd.が、SOSスタッフと連携し、休校が続く児童230名への学習支援を実施します。
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すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、アダプティブな対話式 ICT 教材「すらら」を、国内では 約 1,200 校の塾、学校等に提供しています。全国の有名私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む生徒に学習の機会を提供するなど日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け代表的な EdTech スタートアップ企業として2017年に東証マザーズに上場しました。2018年には政府の特待生「J-Startup企業」に認定、日本型教育の海外展開推進事業「EDU-Portニッポン」にも選定され、EdTech業界をリードする企業として活動しています。
「Surala Ninja!」は、「すらら」の海外版として小学生向けに開発された、インタラクティブなアニメーションを通じて加減乗除の四則計算を楽しく学べる eラーニングシステムです。現在、スリランカ向けのシンハラ語版、インドネシア向けのインドネシア語版、また、主にインドやフィリピンで活用されている英語版があります。スリランカにおいては、現地パートナー会社のNext Learners (Pvt) Ltd.と連携し、私立学校や学習塾を中心に展開しています。
新型コロナウイルスの感染拡大による3月2日以降の休校への対応として、すららネットは国内の小中高校や学習塾、放課後等デイサービスなどの生徒15万人に、自宅学習用のIDの無償提供を実施しました。スリランカにおいても、3月13日(金)以降、学校が全国一斉休校となり、その後5月末に外出禁止令が緩和され、学校再開の動きが出てきたものの、受験を控えた中高生相当の生徒の授業再開が優先されており、小学生への対応は不透明なままとなっています。
このような状況の中、すららネットは4月以降「Surala Ninja!」での自宅学習サービスを開始し、5月末までに500名以上の生徒に自宅でのオンライン学習を提供しています。また、過去2ヵ月間で自宅学習運営に係る様々なノウハウを蓄積してきました。今般、これらノウハウを動員し、SOSの児童に対する学習支援を展開していきます。
SOSの児童は様々な理由により家族と離別して生活せざるを得ない境遇に置かれているため、学習機会の制約を理由とする低学力の児童や情緒不安定な児童も多数います。また、一つのハウスで暮らす15名ほどの児童に対して1名の養育者(マザー)のみの環境では、各児童が通う学校の担任教師と連携して家庭学習を進めることは困難です。このような状況の中、すでに昨年一部の児童へのトライアル学習を実施していた経緯があったことから、スリランカ国内に5か所あるヴィレッジ(施設)の学習施設内にそれぞれ用意したPCルームを活用し、eラーニングによる学習サポートを実施することになりました。多くの児童が自立的且つ効果的に学習を実現するため、5月には、Next Learners (Pvt) Ltdと連携し、SOSの教育担当のスタッフ9名を対象にオンライン研修を実施しました。
また、6月下旬に開催を予定している「Surala Ninja!」のコンテンツを活用した「オンライン算数計算コンテスト」にSOSの児童も参加する計画です。本コンテストを通じて、SOSの児童が日頃の学習の成果を実感するとともに、成功体験を通じて自信を高め、高いモチベーションを維持しながら学習を継続させることが狙いです。
スリランカにおけるすららネットの活動は、2014年に国際協力機構(JICA)によるBOPビジネス連携促進の採択を受け始まりました。そのころより、国内最大級のマイクロファイナンス組織である女性銀行とアライアンスを組み、低所得層の家庭の子供たちに向けた算数教室「Surala JUKU」を展開しています。この「Surala JUKU」を通じて、教師のレベルに左右されずに効果性の高い算数教育を低所得者層の子どもに低価格で提供する塾をスリランカ各地に拡大する活動が評価され、2017年には「SDGs ビジネスアワード」において、「スケールアウト賞」を受賞しました。
すららネットは引き続き海外での活動でも経済的な理由で学習困難な状況の児童に学習機会を提供していきます。
*「SOS子どもの村(SOS Children’s Village)」は、1949年にオーストリアで設立された、家族と暮らせない子どもたちとその危機にある家庭を支援する、世界最大規模の独立した非営利組織で、世界各国で活動を展開しています。
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