【共同プレスリリース】最大の中央アフリカ難民受け入れ国・カメルーン 中央アフリカ難民に広がる危機的栄養不良

PR TIMES / 2014年7月4日 12時48分

5歳未満の難民の子ども20~30%が栄養不良



※本信は ユニセフ本部の情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_73991.html でご覧いただけます


【2014年7月3日 ヤウンデ(カメルーン)/ダカール(セネガル)発】

最近実施された国連の調査により、カメルーンに避難している中央アフリカ難民の子ども
の3人にひとりが栄養不良にあることが判明しました。

ユニセフ・カメルーン事務所代表のフェリシテ・トゥキビンダットは「母国中央アフリカ
での恐怖を生き抜いた子どもたちは、避難先で、栄養不良と合併症で命の危機にさらされ
ています。子どもたちに死が忍び寄ってきているのです。年長の子どもや女性を含めて
一家全員が栄養不良にあることは、極めて憂慮すべき状況です」と述べました。

2013年12月以降、カメルーンへ逃れた中央アフリカ難民は10万人以上、その半数以上は
子どもたちです。数週間、時に数カ月、歩き続け、森に身をひそめながら避難して
きました。避難者のうち、5歳未満の子ども20~30%に栄養不良が見られます。多くの
緊急事態下では、栄養不良の割合が15%を超えると重篤といわれており、そのほぼ倍に
あたる割合で栄養不良が起きている現状は、極めて厳しい状況にあるといえます。


調査では、以下のことも判明しました。
・中央アフリカからカメルーンに到着した妊娠中または授乳中の女性の5人に約ひとりが
栄養不良であり、その影響が赤ちゃんに及ぶ恐れが高まっている
・入院して栄養不良の治療を受けている子どものうち、少なくとも17%は5歳以上の
子どもたち


現場を訪問したユニセフ、UNHCR、WFPらのメンバーは、病院内で、多くの痩せ細った
子どもたち、病気の子どもたちがいたこと、そして一つのベッドに2、3人が寝ていたとの
厳しい状況を報告しました。

現在栄養不良にある子どもたちが、重度栄養不良に陥る危険性は極めて高くなっています。
治療を受けられなければ、重度栄養不良で死亡する恐れもあります。中央アフリカとの
国境近くにあるバトゥリ(Batouri)の病院では、重度栄養不良による死亡率は、5月だけで、
24%以上となっています。

ユニセフ、UNHCR、WFPは、現場で活動するパートナー団体とともに、栄養不良にある
子どもたちとその家族が必要とする栄養支援を拡大すべく、取り組みを進めています。
10歳以下のすべての子どもたちには、補食と治療食が与えられています。

PR TIMES

トピックスRSS

ランキング