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【ザ・シネマメンバーズ 学生参加型プロジェクト】第一弾:日本大学芸術学部映画学科 第一回『海辺のポーリーヌ』映画批評文掲載決定!

PR TIMES / 2024年7月17日 12時0分

<学生参加型プロジェクト>第一回掲載批評文決定のおしらせ



洋画専門チャンネルザ・シネマ(AXN株式会社、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 大園天樹)が手掛ける、ミニシアター系映画に特化した動画配信サービス【ザ・シネマメンバーズ】では、大学の授業や映画を学ぶ学生と連携し、映画について考えていく学生参加型のプロジェクトを始動し、「日本大学芸術学部映画学科」との映画批評で連携を開始しました。
 第一回目の題材、『海辺のポーリーヌ』について映画学科の学生が寄せた批評文の中から、エコダ95(ペンネーム、日本大学芸術学部4年)さんの映画批評文『少女ポーリーヌによる、恋の自由研究』をザ・シネマメンバーズのサイトに掲載することに決定し、選評も合わせて公開いたしました。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/9513/273/9513-273-6043ad8c1c0fff0b0dac2c5a3f491965-1793x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『海辺のポーリーヌ』(C) Les Films du Losange

【掲載批評文】
『少女ポーリーヌによる、恋の自由研究』
https://www.thecinema.jp/post/article_features/VnZ1h
執筆者:エコダ95(ペンネーム)
日本大学芸術学部4年 監督コース

【選評】
 学生参加型の映画批評の取り組み第一弾にエリック・ロメールの「海辺のポーリーヌ」を選んだのは、ゴダールのような、あからさまに他と違う前衛的な表現がないということが一番の理由でした。
 今回興味深かったのは、ほとんどの学生さんが、「海辺のポーリーヌ」の劇中での、アンリの家で男女4人で恋愛談義となるシーンと、アンリがキャンディ売りのルイゼットを部屋に連れ込んでいるのを目撃されるシーンの二つを論考の中で取り挙げていたことです。皆さんこの二つのシーンが本作の物語の肝になっていることを見てとっていました。
 その一方で、例えばそれがロメールによって巧妙に書かれた会話劇であること、ロメールによって仕掛けられた偶然によって、それを誰かが目撃することになり、そのことによって想像したことを誰かに話すことで、新たな展開が生まれることなど、見えていることをどう見るかにまで書かれていた方が少なかったように見受けられました。
 誰の視点からそれが撮られているのか、そして、そうやって見たその光景を誰に話したのかなどに着目して見直すだけでもこの作品の恋愛喜劇としての仕掛けに関して、腑に落ちる発見があることと思います。
 ご応募いただいた映画批評のなかで、今回、エコダ95さんが書かれていた、青、白、赤の考察は面白い着眼点でしたし、“ピエールが最終的に真実をポーリーヌに教えるシーンでは、この映画の中で唯一被写体へのズームが使われる。”という視点も新鮮でした。 手を入れるとしたら、サスペンスの手法が何故、洒落たユーモアへと着地するのかまで考察していただくともっと面白い論考になるのではないかと思いました。 
(ザ・シネマメンバーズ 榎本 豊) 

【学生と連携し、映画について考えていく学生参加型プロジェクト】
 過去の映画で、今ようやく観られるようになった作品や、今見てもなお、あるいは今観るとより、新鮮な発見がある作品は数多くあります。ザ・シネマメンバーズでは、そうした作品に対するハードルをできるだけ下げ、楽しんでもらう裾野を広げていくサービスを続けていくことで、それらの素晴らしい映画が劇場で上映されるための映画配給のエコシステムの一助になるべく、努力しております。
 過去の名作を、今観るということ──。 今の時代や文化においてどんな文脈や視点とともに観るのか。そんなことを今、映画について学んでいる若い世代の力を借りて考えていきたい。そこから派生して様々なことが出来たら、映画はもっと楽しくなる。そんな想いを形にしていくプロジェクトです。

【ザ・シネマメンバーズ×日本大学芸術学部映画学科】
 映画の教育機関としては、モスクワの全ロシア映画大学(1919年設立)に次いで、世界で二番目に古い歴史を持つ、日本大学芸術学部映画学科(1929年設立)※1(以降、日芸) 。
 日芸で映画を学ぶ学生に、年間を通じて、前期2作品、後期2作品、ザ・シネマメンバーズの配信作品の中から合計4作品の映画に関する批評を募集し、優秀な批評文をザ・シネマメンバーズのサイトにて掲載し、映画批評で連携いたします。
※1…1921年3月日本大学法文学部内に美学科(芸術学部の前身)が誕生、1929年4月法文学部文学科芸術学専攻に映画課程設置。
ザ・シネマメンバーズを見るにはこちら:https://cineclub.thecinema.jp/

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ザ・シネマ メンバーズとは  
【ザ・シネマメンバーズ】は、ミニシアター・単館系作品を中心に、大手配信サービスでは見られない作品を“映画が本当に好きな人へお届けします。「観たくても見つけれられなかった映画との出会いを提供する場でありたい。」そんな純粋な思いから生まれたサービスが、【ザ・シネマ メンバーズ】です。毎月お届けする作品は、ごく限られた本数になりますが、愛すべき作品を信念とこだわりをもってしっかりとセレクト。厳選した作品のみを提供。好きな時に好きな場所で観られる、「ミニシアター系のサブスク」です。24年4月より学割を開始。
【公式WEBサイト】 https://cineclub.thecinema.jp/ 
【公式Instagram】 @the.cinema.jp https://www.instagram.com/the.cinema.jp/
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