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双日、米国の大手電気設備工事企業を連結子会社化

PR TIMES / 2024年10月15日 18時15分

~省エネルギーサービス事業との連携で、エネルギーソリューション事業を強化~

双日株式会社(以下「双日」)は、100%子会社である双日米国会社を通じて、ワシントンD.C.を含む米国首都圏において、教育機関、データセンター、病院、公共施設など幅広い分野で電気設備工事と保守点検サービスを手掛ける大手のFreestate(フリーステート) Electric(エレクトリック), LLC(本社:メリーランド州ローレル市、設立:1984年、以下「フリーステート」)に出資を行い、持ち分90%を取得して連結子会社としました。電化と脱炭素化に対する顧客ニーズが多様化する中、双日グループの省エネルギーサービス事業との連携により、電化を含む非化石エネルギーへの転換まで一貫したサービス提供体制を構築し、エネルギーソリューション事業を強化します。

 米国では、老朽化に伴う施設と設備の更新の増加や、さまざまな分野の脱炭素化に向けてその重要性が増していることにより、電気設備工事と保守点検サービスに対する需要が高まっています。特に、フリーステートが地盤とするワシントンD.C.、バージニア州北部、メリーランド州においては、データセンターの新規建設ラッシュにより電気設備工事の需要が急増しています。

 フリーステートは設立以来、教育機関、データセンター、病院から公共施設まで、幅広い分野の施設向けにサービスを提供しており、CO2排出量削減にも寄与しています。2019~2023年の年間売上高は約300百万ドルです。

 双日は、2021年に、省エネルギーサービス(※)を手掛けるMcClure(マクルーア) Company(本社:ペンシルベニア州ハリスバーグ市、設立:1953年)を連結子会社とし、米国でエネルギーソリューション事業に参入しました。病院や学校などの公共施設を中心に、エネルギー効率に優れた空調や照明設備の提案から導入までを請け負い、省エネルギー化を実現しています。加えて豪州でも、2023年にEllis(エリス) Air(エアー) Group Pty Ltd(本社:ビクトリア州メルボルン市、設立:1964年)を連結子会社化し、病院やデータセンターなどの民間セクターの顧客に対し、空調設備設計・施工を通した省エネルギーサービス事業を展開しています。

 フリーステートへの出資参画により、双日は、堅調な市場成長が見込まれる米国の省エネルギー・電化市場において、空調・照明から電気設備工事までの一貫したサービス、さらには分散型電源の導入やファイナンス機能まで、顧客のニーズに沿った総合的なソリューションを提供するとともに、今後は、M&Aによる地域の拡大や機能の拡充、当社が持つ電力・インフラ分野における開発機能との掛け合わせによるバリューアップなどを進め、CO2排出量の削減、ネットゼロ社会の実現に貢献します。

(※) 顧客に建物の省エネルギー設計やサービスを提案・導入する事業。


(ご参考)
【フリーステートの概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/73843/table/273_1_e25a84419c9cd51598ae148e8152af72.jpg ]


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