入社目前の女子学生に聞いた、「女性活躍推進法の施行」の認知は3割に留まる。 就活時、約4割が「女性で損した」と思った経験あり
PR TIMES / 2016年3月28日 16時44分
~「女子学生の就職活動に関するアンケート調査」(2016 年 3 月発行)~
株式会社DISCO(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、2016年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)の女子学生を対象に、女子学生の就職活動に関する調査を行いました。(調査時期:2016年3月7日~9日、回答数:349人)
[画像: http://prtimes.jp/i/3965/274/resize/d3965-274-838605-2.jpg ]
1.女性活躍推進について
4月1日から女性活躍推進法が施行されることを「知っている」のは30.1%に留まりました。女性管理職の積極的な登用については賛成が75.0%でした。総合職入社者では、4割以上が管理職を希望すると回答しました。
2.就活中に女性で「よかった」「損した」と思った経験
就職活動中に「女性でよかった」と思う経験があるのは38.7%と企業の採用意欲の高さを感じている学生がいる一方、逆に「損した」と思う経験があるのは38.1%でした。
3.就活開始当初の希望業界と実際に入社する業界
当初希望は「メーカー」が最多で4割を超えていましたが(40.1%)、入社企業では10ポイント以上減り、28.9%に留まりました。代わりに採用意欲の高い「IT」が当初希望より大きく増加しました。
4.就活開始当初の希望企業規模と入社企業の企業規模
「5000人以上」の大手企業への入社が、就活当初希望より6.0ポイント増加し、37.2%でした。
5.就活開始当初の希望コース(職掌)と入社企業でのコース(職掌)
入社企業でのコースは「総合職」(64.8%)が最多で、前年より3.3ポイント増加しました。
6.就活中の企業研究で意識したこと
「残業や休日出勤の実態」が71.3%で最多でした。
7.家庭の在り方について
将来の自身の育児休暇取得希望は97.8%、「夫」の育児休暇取得希望は78.0%。「夫は外で働き、妻は家庭を守る」というスタイルは「考えが古臭い」「前時代的」と否定的で、仕事を長く続けたい意向が明らかとなりました。
【学生コメント】
◆就活中にセクハラではないかと不快に思った経験
◆企業に言いたいこと
≪調査概要≫
調査対象: 就職活動モニター(2016 年 3 月卒業)のうち、卒業までに就職先が決まった女子学生
回答数: 349人(全て女子学生、文系231人/理系118人、学部296人/修士53人)
調査方法: インターネット調査法
調査期間: 2016年3月7日~9日
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